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余、投了!井山、王座防衛!! それにしても毎度のことながら生きるか死ぬかの碁にするなあ。それも必ず自分がシノぐ方。余が相手だからシノげたが、国際戦ではそうはいかないのだが…まあそれはそれとして、プロは結果が全て。防衛は素晴らしいこと。余を相手に3-0は井山にとってノルマだったがそれを果たした。これでまあ今年の締めとしては良かった。来年は始まりが久し振りに暇だからな。魔王の休息か。それにしても余、勝つ道もあったと思うが、それを選べないのが実力というものだ。ここまで強くてタイトルを獲れない。...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.11.18 Fri 17:53
本日打たれた天元戦第3局、黒番関・白番伊田。 この碁はねえ…駄碁ですよ。午前中に伊田が評価値80%まで行って、午後も多少のブレはありつつも押し切った。関に全く良い所なし。白中押し勝ち。 関は昨年の確変から1年間「位が人を作る」と期待したが、全く成長していない…前局を勝勢から負けた瞬間、関の確変は終わった。だいたいタイトルは7個しかないわけで、今年のタイトル戦を見ても、他の6個は全て「井山+令和三羽烏+第五の男余」で争われているわけだ。伊田は第六の男なので資格はある。しかし関は何だ...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.11.14 Mon 17:10
本日打たれた王座戦第2局、黒番井山・白番余。 この碁も井山のアマ的なゴリゴリ。右辺の白の大石を攻めていた頃は大優勢だったのに、取りに行ってコウ、そして右上の出が失着で右上の白一団があっさり左上の白に繋がってしまった。白に中央をカケ継がれた時点で負け碁。左下隅に手を付けていった頃は「気持ちの整理かな…」という感じだったのに、中央のお馴染みの手筋のアテに対して白が継ぐという信じ難い、ヘボアマみたいな応手。考え過ぎだろ、余さんよお…。手筋の見本みたいに綺麗にオイオトシが決まった。これ...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.11.11 Fri 20:54
以前も書いた「幻庵」。まるでかつてのDQ3のような中毒性がある。もちろんFC版のことだ。DQ3はDQシリーズの国民的RPGの地位を確立したゲームだが、エンディングを迎えたらすぐにもう一度最初からプレイしてしまうものだった。DQ3世代のゲーマーで、DQ3を1回しかプレイしたことがない者は珍しいのではないか。幻庵もまた然り。最後まで読み終わったらすぐにもう一度最初から読み始めてしまう。また、途中のどこから読み直しても、どこも最高に面白い。誰か(アラブの石油王?)が金を出して、12クールくらいの大長編アニメ化してくれな...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.11.06 Sun 19:11
井山投了…芝野名人奪還。 うーんこの、絶対優勢の碁を勝ちきれない井山、これは本格的に衰えた。疲れるヨセ勝負を嫌がって生きるか死ぬかのシノギ勝負にもっていったのが敗因。ヨセ勝負を避けたい気持ちが生じる時点で加齢による衰え、脳の体力の減退としか言いようがない。芝野は敗勢でもじっと耐えて逆転の機会を待ち続ける精神力は日本一である。勝機が来なければ何もせず負けることを平然と受け入れられるその精神力の強さよ。やはり令和三羽烏はタイトルを持っていないといけないのだ。芝野はこれでもう一段強くなった...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.11.03 Thu 21:50
以前も書いたが、つくづくイカと囲碁は似ている。ガチのルールに適しているブキやギアを使っても勝てず、一方で全然向いていない弱ブキで無双しているプレイヤーがいる。適しているとか向いていないとかいうのはS+99カンスト勢の話なのである。囲碁でもトッププロが使う最新AI定石やAI布石をヘボアマが使っても勝てない。一方でAIにより否定された廃定石とか定石外れとか有り得ない布石(初手天元等)とかでもアマ界では強ければ勝てる。トップ層以外では、勝つか負けるかは地力によるのである。
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.10.29 Sat 17:40
昨日から本日にかけて打たれた名人戦第6局、黒番井山・白番芝野。 この碁はねえ…57まで右上の白の捨石作戦が大胆だった。人間的には黒地が大きいように思えるが、これで優勢を築くのがAIである。84と下辺黒地を破って黒一団を白模様の中で孤立させては白が勝つ碁だ。井山危うし…ところが大石を攻められている最中に93と左下隅に仕掛けるとは大胆不敵。これで一気にシノギ勝負になった。井山、まさにこの名人戦の第2局でシノギ失敗して負けたのに、カド番でシノギ勝負を仕掛ける精神力の強さよ。黒が苦しいように見...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.10.25 Tue 20:52
いよいよ始まった王座戦、井山裕太王座に挑戦するのは余正麒。握って、黒番余・白番井山。 この碁は概ね余が地合い先行したと思うが、井山は慌てず騒がず手厚く打って、そこここで得をしつつ追い上げていったということだろう。ヨセで小技を使いつつ追い抜いた。白1目半勝ち。 井山、いいね。いつかはタイトルを明け渡さなければならないが、その相手は次代の覇者の令和三羽烏でなければならない。第5の男の余ではダメなのだ。それがよくわかっている。先代の第5の男のリンリンは天元三連覇をしたのに対し、余はまだ無冠。こ...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.10.21 Fri 21:08
本日打たれた天元戦第2局、黒番伊田・白番関。 なんという摩訶不思議な碁なのだ…5でいきなり趣向、しかしこんな中途半端な手が良いわけがない。2手目天元と比べたら無理矢理感がある。右上隅の星に三々AI定石、明らかに関の研究範囲内。45と2眼生きを強いられた黒は悲惨。このあたりから評価値は白80%超えでずーーーっと固定。51は早くもヤケクソ気味。しかし73と再度カケは迫力だけはある。黒の攻めが強烈かと思ったら白が先手で生きて102のシマリ。これで完全に勝負あった、と思いきや左辺は白が固く打って143にオサエら...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.10.18 Tue 19:02
昨日から本日にかけて打たれた名人戦第5局、黒番芝野・白番井山。 アイヤー!この碁は初日の午後に終わってたヨ!井山の右辺3本立ちで評価値激減、右上の白一団がタダ取られ、井山投了5秒前ー名人交代ー井山もうだめぽ…と思っていたら、二日目の午前〜午後にかけて芝野が緩んだ模様。フルエたか芝野。そこから井山のキレッキレな打ち回し、ヘボアマから見たら危なくて仕方ないが井山からすれば読み切りか、右上白が逆に黒を取ってしまったヨ!!白中押勝ち。 うーん、井山は心が折れて当然の状況だったんだよね。1-3で...
貧乏庶民の法的思考3 | 2022.10.13 Thu 20:58
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