サイト「囲碁データベース」に「ウクライナ人マリア、韓国棋院入段」という記事がある。 ウクライナ出身で韓国で女研究生として活動したマリア・チャカルチェンコ(Mariya Zakharchenko)さんが2013年1月1日付で特別入段する。 外国人特別入段が決定して客員棋士として活動することになるマリア初段は満17歳(95年生まれ)で2008年8月から4年余りの韓国に滞留して本院研究生1組5位まで上がったことがある。 (中略) マリアの特別入段はゼニス金初段、アレクサンダーティノ・スタイン三段、スベトゥルラナ? シュィクシナ三段、デ...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2013.01.01 Tue 22:40
記事では「黒石3~4個を置いた有利な状態で」と書かれているが、黒石3個と4個ではかなりハンディの意味合いが異なる。「たかが1個の差」ではない。 囲碁を知らない人向けに書くと、「黒石4個」のハンデマッチ(「置き碁」という)だと、黒石が最初から4隅に各一個置かれた状態から始まる。つまり4隅とも黒のホームゲームの状態である。一方「黒石3個」のハンデマッチだと、白は空いた隅に石を置くことが出来るので、「黒:3隅でホーム、白:1隅でホーム」の状態から始まる。この違いが大きい。私のことを書いて恐縮だが...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2013.01.01 Tue 22:18
部屋の掃除をしていると、この本が見つかったので、これを機に紹介したい。この本は3章からなっている。 第1章は江戸時代の置き碁を2局(道策の4子局と道知の3子局)。 第2章がメインで、「マギレの手」。普通の本ではこういう手に対して下手がどう対処するかが解説されていることが多いのだが、本書では、上手がこれを使うことによって置き碁が楽しく(?)なるでしょう、という視点で扱われている。 第3章は藤沢秀行氏自身の置き碁。9子局は秀行少年時代の置き碁(vs瀬越憲作)。5子局は秀行少年時代の対本因坊...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.12.29 Sat 12:47
「囲碁が打てる」というのはどれくらいのレベルを指すのだろうか? 当然ながら、人によって異なるだろう。私個人としては、「(他人の助言や書物などの参照抜きに)自分で最後まで碁を打ち対局を終えられる」というのが「碁が打てる」ということだと思っている。 勝とうと負けようと問題ではない。何目差だろうと関係ない。自分で最後まで対局を全うできれば、「その人が碁が打てる」と私は認める。もちろんこれは私個人の基準であり、他の人には別の基準があることは言うまでもない。 JUGEMテーマ:囲碁
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.12.24 Mon 03:58
参考記事:囲碁名人戦リーグ 羽根九段と井山本因坊が1勝目(朝日) 羽根直樹(1勝0敗) 黒番中押し勝ち 河野臨(0勝1敗) 井山裕太(1勝0敗) 黒番10目半勝ち 溝上知親(0勝1敗) JUGEMテーマ:囲碁
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.12.21 Fri 10:07
↑今は新版が出ているようだ。私が持っているのは、数十年前に買った旧版である。恐らく、外装が変わっただけで、内容はあんまり変わっていないと思う。 第1章が星のハメ手、第2章が小目・高目・目外しのハメ手である。手頃な大きさ・厚さであり、内容的にもなかなか充実していて読みやすい。一冊持っていても良いのではなかろうか。 JUGEMテーマ:囲碁
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.12.19 Wed 21:24
韓国と中国、個人男女で金 囲碁SAWMG(朝日) 北京で開幕した第2回スポーツアコード・ワールド・マインド・ゲームズ(SAWMG)は12~16日、囲碁の男女各個人戦があり、男子は韓国代表が金、銀メダルを獲得。一方女子は、中国代表が金、銀を占めた。日本はメダルには届かなかった。 2敗者失格の変則トーナメントで、男子は9カ国・地域の16選手、女子は8カ国・地域の12選手が出場した。日本代表(男3、女2)の総成績は6勝10敗。富士田明彦三段が健闘し、銅メダルを獲得した台湾選手を初戦で破っ...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.12.19 Wed 18:37
↑この本を買ってみた。構成は以下の通り。 第1部:村正の妖刀(p.12~p.66) 第2部:大斜で江戸を懐古する(p.68~p.136) 第3部:大ナダレの変遷(p.138~p.191) 個人的には、第1部が一番参考になった。第2部は、なんか、見たことのある形や定石が多い。著者の結城九段がp.68で以下のようにかいているとおりである。(前略)新型が非常に少ないということに気づきました。大斜のさまざまな定石は、江戸時代に完成されていたのです。 第3部は非常に参考になる「はず」である。なぜ「はずである」かというと、内容が濃い...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.12.16 Sun 20:18
囲碁ジャーナリストクラブ賞に「Zen」(朝日) 第30回日本囲碁ジャーナリストクラブ賞に、コンピューター囲碁プログラム「Zen」が選ばれた。同賞が個人(複数の場合もあり)以外に贈られるのは初めて。表彰式には製作者の尾島陽児さんと加藤英樹さんが出席する。 「Zen」は現在、世界最強のプログラムといわれる。昨年12月の第5回UEC杯コンピュータ囲碁大会で、日本の製作者によるプログラムとして初優勝。アマ高段の実力があり、今年3月には武宮正樹九段を四子局で破った。 各紙の囲碁担当記者ら...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.12.14 Fri 08:03
『幽玄の間』で再現して見た。どこで勝負が決まったのか全然わからんかった。当然か。 2勝1敗でイ・セドルが優勝したわけだが、2勝のいずれもが半目勝ち。セドルもすごいが、半目負け2回で優勝を逃した古力には、言葉のかけようもない。 JUGEMテーマ:囲碁
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.12.14 Fri 00:03
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