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コンピューターにプロ全勝 九路盤、巧みにミス誘う(朝日) 【伊藤衆生】通常の4分の1以下の碁盤「九路盤」でコンピューターとプロ棋士が対決するイベントが25日、東京都調布市の電気通信大で開かれ、プロ側が6戦全勝した。コンピューター囲碁は実力が急向上。九路盤ではすでにプロに肉薄しているが、難解な局面に持ち込むプロの作戦が図に当たり、コンピューターのミスを誘い出して完封した。 出場プログラムは世界最強といわれる「Zen」。蘇耀国八段、大橋拓文五段、一力遼二段が、それぞれ黒番、白番で1局ずつ戦っ...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.28 Wed 06:35
かつて日本棋院に、藤沢朋斎(ほうさい)という人物がいた。一九九二年没となっているので、もう20年以上前になる。日本棋院の大手合いによる昇段制度が始まってから最初の九段であることで知られている。真似碁でも知られているけど。 さてこの朋斎九段、昭和26年から27年にかけて呉清源と第二次10番碁を打った(ちなみにその時点では藤沢庫之助(くらのすけ。これが本名)九段であった。「朋斎」は後年に名乗ったものである)。 10番碁の結果は藤沢の2勝7敗1ジゴ。負け越したのも痛いが、それ以上に痛いのは「四つ...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.23 Fri 08:11
『幽玄の間』で王座戦第3局を再現した。「取れる石は遠慮無く取って、自分の石は全部しのいだ」という碁だった。1日打ち切りの対局だとまぎれもなく日本一だろう。まあ、5冠取っているのだから、今は井山時代と言って良いだろう・・・日本国内限定で。 あと、張栩が1冠に後退するのは平成15年以来と言うから、9年ぶりか。これもひそかに凄いことだ。 JUGEMテーマ:囲碁
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.23 Fri 02:19
囲碁・吉田美香八段、女性棋士最多タイの588勝(朝日) 囲碁棋士の吉田美香八段(41)が14日、大阪市内の関西棋院であった本因坊戦予選で公式戦通算588勝目をあげ、杉内寿子八段(85)の持つ女性棋士の通算最多勝記録に並んだ。勝局以外の戦績は436敗1持碁。 吉田八段は大阪市出身。故水野弘士九段門下で1986年、15歳で関西棋院の棋士になった。93年から女流本因坊戦を4連覇。2003年には関西の女性棋士として初めて八段になった。現在、NHKテレビの囲碁講座の講師も務めている。レベルがやや落...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.19 Mon 16:03
上の記事に書かれているように、天元戦第2局は白番井山が174手までで中押し勝ちした。これで2連勝、天元防衛まであと1勝となった。 「174手まで白番井山の中押し勝ち」と書けばわずか16文字であるが、この碁は最終図がすごいので、見て戴きたい。 ↓(実戦92手目まで進行) 白が下辺(△)と押さえたところである。状況はどうなっているかと言うと・・・ ↑(実戦92手までの状況) 右上隅、右下隅は黒地。 左上隅、左下隅は白地。 左辺は黒地。 右上の白の一団は、厚みのようでもあるが、油断していると寄りつか...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.17 Sat 02:20
皆様ご承知の通り、囲碁第37期名人戦第7局は白番山下が中押し勝ちをおさめ、名人位を防衛した。負けた羽根ではあるが、この第7局は序盤・中盤はかなり有望だったのではないかと思った。今回は羽根のさばきを紹介したい。 (問題図:白76手目)↑白番山下が76手目(△)を打ったところ。左上の黒2個をどうするかという局面である。 ↑黒1といきなり動くのは少々正直すぎるような気がする。まあ、こういう打ち方もあるんかもしれんけど。 ↑上辺白の1間トビの隙を突いて割り込むのは有るかも知れない。ただ、上辺...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.15 Thu 04:50
名人戦は山下が最終局で羽根を中押し勝ちで振り切り、通算4勝3敗で名人を防衛した。私は「幽玄の間」とニコニコ生放送で2日目の午後から見ていた。仕事の関係で、火曜日は時間の融通が利く。囲碁だろうと将棋だろうと、火曜日にニコ生が有れば大変ラッキーである。もっとも、ニコ生に時間を取られて他のことがおろそかになる可能性があるから、「たまに火曜日ニコ生」くらいが丁度良いのかも知れないが。 ↓『幽玄の間』によると、ここが勝敗の分かれ目だったらしい。 ↑白が98手目を打ったところ(△マークのところ)。形勢は...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.13 Tue 20:24
囲碁・名人戦リーグ入りした3人は結城・坂井・村川の3人である。いずれも関西棋院所属である。今後の活躍に期待したい。 さて。関西棋院サイトで棋戦結果を見ると、次のようになっていた。(△は黒番を意味するのだろう) △結城 聡九段 2目半勝ち 中野 泰宏 九段 対局場:関西棋院 △村川 大介七段 中押し勝ち 小松 英樹 九段 対局場:日本棋院(東京) 坂井 秀至八段 中押し勝ち △金 秀俊 八段 対局場:日本棋院(東京) 結城vs中野戦は、二人とも関西棋院所属なので、関西棋院での対局が当然。 ...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.09 Fri 22:30
結城・坂井・村川がリーグ入り 囲碁名人戦最終予選(朝日) 第38期囲碁名人戦(朝日新聞社主催)の最終予選決勝は8日、全3局が一斉に打たれ、結城聡九段(40)、坂井秀至八段(39)、村川大介七段(21)が挑戦者決定リーグ戦出場を決めた。 前期リーグ落ちの結城九段は即復帰(4期連続5回目)、坂井八段は2期ぶり8回目、村川七段は初のリーグ入りとなる。3枠を関西棋院の棋士が独占した。 リーグは計9人が参加して12月に開幕する。他の6人は、大詰めを迎えている山下敬吾名人(34)と挑戦者・羽根...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.09 Fri 03:12
囲碁・棋聖戦、井山本因坊が2回目の挑戦権獲得(読売) 囲碁の第37期棋聖戦(読売新聞社主催)挑戦者決定戦が8日、大阪市の日本棋院関西総本部で行われ、Bリーグ優勝の井山裕太本因坊(23)が、Aリーグ優勝の高尾紳路九段(36)に318手までで白番半目勝ちし、2年ぶり2回目の挑戦権を獲得した。 張栩棋聖(32)との七番勝負は来年1月17日、沖縄県那覇市で開幕する。 3年連続で同じカードの決定戦となった。高尾九段が地合いで先行し、井山本因坊が中央を大きくまとめる作戦で対抗する展開となった。高...
囲碁・将棋についてつぶやくブログ | 2012.11.09 Fri 03:05
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