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ドキュメント風のカメラワーク、モノトーンイメージの映像美は良かったが、60〜70年代のブリティッシュロックは少々わざとらしい演出に感じ、世界の破滅的様相を伝えるニュースや内戦状態のように見える英国の殺伐とした雰囲気にも、少々作りすぎの未来観が嘘っぽくて鼻についた。一見リアルに見える演出なんだけれども、常にどこか不自然に思えた。リアリティーを求め過ぎて、逆に不自然な部分が際立ってしまっていたのかも知れない。 ロードムービーのような見せ方は成功していると思うが、とにかくネガティブすぎる世相に共感...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.26 Tue 11:11
一見するとホラー映画のパロディー風に進行する「〜絶叫計画」のような内容だが、シナリオ自体はオリジナル。 まったく恐さなどなく、エロおバカなストーリーと連続殺人が淡々と進行していくだけにも関わらず、不思議と途中で観るのをやめる気にならないところが、レビュー通りこの映画の変な魅力だろう。大爆笑!の連続ではなく、わけも分からず「ぐふ、ぐふ…」と湿った笑いが止まらなくなる妙な没入感が「バス男」(原題:ナポレオン・ダイナマイト)に似ている。 ブロークン・リザードというコメディー映画製作をする集団の2...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.23 Sat 20:12
金儲けより女よりも友情が大切っていう話。いわゆるちょっと“エッチ”な青春おバカコメディー映画なんだけれども、これがハリウッド製なら間違っても観る気にならなかったが、同じドイツ映画の青春コメディー「グッバイ、レーニン!」に感動した記憶があったことと、レビューが好印象だったので観てみた。 amazonでは“エロス”のジャンルに入っているにも関わらず、まったくエロ要素はないので期待しないこと。ただ単に主役の植物が皮被りのチ◎コそっくりの形の上、強烈な射精をするところだけが大人向けで、全体的には普通の青春コ...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.22 Fri 23:27
amazonのレビュー通り、とてもチープなB級とは思えない良くできたモンスター映画で驚いた。モンスターや地下で変異した生物の演出もうまかったが、寄生生物によって疑心暗鬼に陥ってゆく人物たちの描写も良かった。ただし、ホラーと言えるほどの恐さは全く感じられず、それによって一般的な評価は低く見られているようだが、映画全体のまとまりは決して悪くない。 惜しかったのは、仲間がモンスター化したらしい証拠(タトゥーのアップ、「ジャック」と呼ぶ声)などを見せながら何のエピソードにも発展しなかったこと。ありがちな...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.21 Thu 22:01
スカイライン−征服− ドラゴン・タトゥーの女(デヴィッド・フィンチャー監督によるリメイク) JUGEMテーマ:エイガノカンソウ
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.21 Thu 09:25
原題は「WIND CHILL」。凍える風、とでも訳せばよいだろうか? どうにもB級なタイトルとジャケット画像で、予算的にもTV映画かと思うような内容だったが、キワモノホラーの低価格シリーズの作品としては高評価であり、プロデューサーにジョージ・クルーニーとスティーブン・ソダーバーグが名を連ねていたのでカスではなかろうと予想して観た。 以前買ったDVDにたぶん欧州産のよく似たシチュエーションのホラー映画があった。オチはまったく違うが、演出も非常によく似ており、一応ゴースト系には違いないが、全体としては人間...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.20 Wed 17:40
米国に核爆弾が落ち、第三次世界大戦が起きたアナザーワールドに始まる世界の終末の物語。 良い意味で久しぶりにワケの分からない映画を観た。決して面白くはなかったが、145分飽きずに観られたというのは単なる駄作ではなかったということだろう。監督・脚本は「ドニー・ダーコ」をヒットさせたリチャード・ケリー。これはまったく異なるシナリオだが、不思議な世界観に「ドニー・ダーコ」と共通するオリジナリティーは感じられた。 その監督の知名度にも関わらず売れなかった理由は明白で、とにかく最初から最後まで何を描き...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.18 Mon 20:44
マーティン・スコセッシ監督の映画は、マイナーなブラックコメディ「アフター・アワーズ」しか観ていない。一番有名な「タクシードライバー」を子供のころTVで観た記憶はあるが意識的に観たわけではなく、最近までとくに食指の動くタイトルのなかった監督だが、この「シャッターアイランド」の予告編は、同じディカプリオが主演したダニー・ボイルの「ザ・ビーチ」の緊迫感を思い出させて観てみたいと思った。 面白かったが、オチはある意味でありきたりだったと思う。シチュエーションや展開が違っていても、似たアイデアを軸に...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.17 Sun 02:25
なにしろこの映画で最も衝撃的だったことは、エンディングテーマ曲が小室哲哉のTMネットワークだったこと(笑。まったくもって時代性を感じずにはいられない。 富野監督のあとがきによれば、ノベライズは映画のシナリオに則したものと、監督が最初に思い描いたオリジナルストーリーの2種類があり、先日読んだ「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」は後者。そしてそれが非常に面白いと感じた時点で、セールスを重視した映画版の方はつまらないだろうと予想していたことが見事に的中してしまった気がする。 良くも悪くもや...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.15 Fri 12:22
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