[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
前に途中を少しTVで観ていたことを思い出したが結末は記憶になく、なかなか良くできたシナリオと映像で面白かった。 ちょっとネタバレになるが、いわゆるタイムパラドックスの矛盾を上手くぼかしてオチに繋げている。どこかで聞いた話によれば、今の科学では「過去」に行くことは理論上は可能であるということが物語のクライマックスで表現されている。その瞬間、人間は心停止してしまうというアイデアが効いている。 映画的には一見ハッピーエンド風にしてあるが、結果的には一つの平行世界と自分自身の存在を犠牲にして新た...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.13 Wed 20:30
ところどころの場面で被験者にとってどんどん理不尽な方へ向う少々強引すぎるきっかけがリアルに感じられなかった。ようするに泣かせる名作ものやTVドラマなどの主人公にありがちな不運は、逆に言うと好きな人にとっては大好物のパターンだろう。しかし個人的には、ラストシーンを演出するため強引にねじ曲げられていく不運の連続が少々鼻について楽しめなかった。 一番強引だと思ったのは弟を撃たれた兄の存在。たしかにそういう性格設定はあるのかも知れないが、だからと言って、一瞬顔が似ていると思っただけで、刑事か探偵の...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.12 Tue 09:19
黒沢清監督のジャパニーズホラー「回路」のハリウッドリメイク。顔を見慣れた日本人俳優がゾロゾロ出てくる邦画ではリアリティーが薄れるが、こういうマイナー俳優ばかりのハリウッドB級ならば楽しめるだろうと思って観た。 好きなB級ホラー映画「インプラント」や「リング」を彷彿させる恐怖シーンだったが、クライマックスから結末へと至るストーリーはまったくの別物。これは一種の終末映画と言えるだろう。知っている人だけには理解してもらえるかも知れないが、アニメ「電脳コイル」のアイデアをホラーに仕立てたような内容...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.09 Sat 23:57
観たのはかなり前だが、ブルースギター親父がおススメしてくれた映画で、漫画「俺と悪魔のブルーズ」の元ネタとなったクロスロード伝説をいかにもなハリウッドの青春映画に仕立てた作品。まさしくこれのクライマックスがゲーム「ギターヒーロー」のギターバトルのイメージなんである。「ギターヒーロー」好きで観ていない人は是非観てみると良い。青臭いが結構うまくできた秀作映画である。 JUGEMテーマ:エイガノカンソウ
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.07 Thu 21:03
あらすじを読んで予想していたように、やっぱりホラーではなかった。“白衣に潜む狂気”というサブタイトルは全く意味が分からないし、“新感覚ホラー”というカテゴライズも?だが、“日常の恐怖を描く衝撃作”というコメントは普通に正しい。 いかにも血みどろで邪悪なイメージのパッケージングはよくありがちな宣伝手法だが、こういう内容の映画を好む人間は確実にいるはずなのに、まるで別のターゲットに対して売るようなやり方は本当に愚かしい限りだ。カバーのイメージやタイトルのデザインに騙されてはいけない。全然恐くないと...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.05 Tue 21:29
あらすじを読んで予想していたように、やっぱりホラーではなかった。“白衣に潜む狂気”というサブタイトルは全く意味が分からないし、“新感覚ホラー”というカテゴライズも?だが、“日常の恐怖を描く衝撃作”というコメントは普通に正しい。 いかにも血みどろで邪悪なイメージのパッケージングはよくありがちな宣伝手法だが、こういう内容の映画を好む人間は確実にいるはずなのに、まるで別のターゲットに対して売るようなやり方は本当に愚かしい限りだ。カバーのイメージやタイトルのデザインに騙されてはいけない。全然恐くないと...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.05 Tue 20:58
「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ製作、監督J.A.バヨナによるスペイン映画の新たな名作ホラー。ホラーと言っても怖がらせることが目的の映画ではなく、焦点は悲劇的な運命をたどった子供たちの秘密にたどり着こうと奮闘する母親の心情を描いた作品。レビュー評価が高くDVDの廉価版が出ている。 海にほど近くかつて孤児院だった古風で大きな家に小さな男の子を連れた夫婦が越してきた。今は閉じられてしまったその孤児院を医師の夫とともに再開しようと計画していた妻は昔その孤児院で育った。もともと空想癖のある一人...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.07.02 Sat 16:36
10年前に購入した押井アニメ。むしろ映画「攻殻機動隊」よりも後の「攻殻機動隊 S.A.C.」および「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」のアングラなイメージに近いのは、やはり神山健治が演出していたからか。序盤はかつての安保を思わせる時代背景を架空の戦後日本の中で描き、なんだか非常に地味な安っぽいラブストーリーかと思わせておいて最後にリアルな「赤ずきん」として収束させる。あまり好きじゃない押井監督だが、このシナリオは意外と一番の秀作なんじゃなかろうか。ここで言う「人狼」とは何かは最後まで観ないと分かりにくい。 J...
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.06.28 Tue 02:04
監督としては96年「フロム・ダスク・ティル・ドーン」以来のB級ホラー(コメディー)? モンスター描写は意図的に安っぽくしながら、片足切断後のCGはCGに見えないほどリアルであったり、他にもそういうワザとらしいB級テイスト感と高度なCG処理が全編に渡って施されていて見応えがある。しかし意図的に破綻気味に見せているシナリオや演出のブラックジョーク的なノリは今一つ楽しめなかった。企画自体がお遊びなので当然の仕上がりなんだが、やっぱりマジな恐さと緊張感の方が面白い。 JUGEMテーマ:エイガノカンソウ
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.06.28 Tue 02:03
モンスターズ 地球外生命体 SUPER 8 JUGEMテーマ:エイガノカンソウ
ヤル子とナス子とダメな僕 | 2011.06.23 Thu 09:05
全120件中 81 - 90 件表示 (9/12 ページ)