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JUGEMテーマ:教会キリスト教 『みことばの光』が言うように、1節からして、二人は新婚初夜を迎えたと思われます。しかし、2節からは再び夢の中の出来事にも思えます。いずれにしても、結婚当初から二人はすれ違ってしまったようです。 以前のように女は、出迎えの間に合わなかった男を捜し回ります。しかし男はもはや夫です。今回は遠慮が見られません。この前はやり過ごせた夜回りには遊女と間違われて打ち叩かれ、城壁を守る者たちからはかぶり物をはぎ取られて辱めを受けますが、それでも捜し回ることを止め...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.24 Fri 08:27
JUGEMテーマ:教会キリスト教 言葉を尽くして花嫁をほめる花婿。 8節を『みことばの光』は花嫁の決断を促すものと説き明かし、筆者ご自身が経験されたある結婚式の事例から「結婚する女性がどれだけ大きな決断をしているのかに気付かされた」と言います。 自分自身の結婚の記憶を辿っても思い当たることがたくさんあります。そして、妻の「弱さ」はそれだけ大変な決意を示すものでもあったのか、と今更ながら気づかされました。よくぞ今まで、と感謝の気持ちが湧いて来ました。 花嫁の思い切った決断...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.22 Wed 21:08
JUGEMテーマ:教会キリスト教 私たちはどんな言葉で、特に信仰の兄弟姉妹を励ますでしょうか。 「弟子たちの心を強め、信仰にしっかりととどまるように勧めて、『私たちは、神の国に入るために、多くの苦しみを経なければならない』と語った。」(22) これがパウロの励ましの言葉でした。「今だけ、ここだけ、自分だけ」の世俗主義者には理解してもらえない励ましです。でも、主イエスの福音のうちに神の国の希望を見いだした人には何よりの励ましの言葉です。 信仰生活はお花畑では...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.22 Wed 08:01
JUGEMテーマ:教会キリスト教 1−4節は、夢の中の出来事かもしれません。 女は愛する人を求めて夜、町を行き巡り、通りや広場を捜し回るが見つかりません。皮肉なことに、逆に、不審者を取り締まるため町を行き巡っている夜回りに見つかってしまいます。その夜回りにまで、彼らが知るはずのない「私のたましいの恋い慕う方」を見かけなかったか、と尋ねるところに、盲目的で行き過ぎた恋慕の情を垣間見ます。そして夜回りを突破し、遂に愛する人を見つけ、母の家の奥の間に連れて入ります。そこが「母の...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.21 Tue 21:46
JUGEMテーマ:教会キリスト教 私は牧師家庭に生まれましたが、信仰をほとんど失い、教会を離れました。その時期、鎌倉のおんぼろアパートで独り暮らしをしていたのですが、ふすまの一番目立つところに一枚のポスターを貼っていました。そのポスターは、朝日に照らされた海の上を海鳥が太陽に向かって飛んでいる、とても美しい風景写真でした。そこにこの139篇の9節、10節が英語で記されていました。「私が暁の翼を駆って/海の果てに住んでも/そこでも あなたの御手が私を導き/あなたの右の手が私を捕らえます。」なぜ貼っ...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.21 Tue 08:10
JUGEMテーマ:教会キリスト教 男女の愛の交歓が語られます。 「シャロンのばら」「谷間のゆり」と野生の花に自分を喩え、相変わらず自信のない女に対し、男は彼女を「茨の中のゆりの花のようだ」とほめます(1−2)。どの女よりも美しいというのです。それに対し、女も答えます。「私の愛する方が/若者たちの間におられるのは、/林の木々の中のりんごの木のようです。」(3)どの男よりも愛おしい存在だ、と。女は病むほどに男を恋い慕い、抱かれることを願いながら、自制の思いとの間で揺れ動きます(5−7)。 ...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.21 Tue 06:52
JUGEMテーマ:教会キリスト教 「友はどんなときにも愛するもの。/兄弟は苦難を分け合うために生まれる。」(17) 本当の愛と本当に麗しい人間関係(友、兄弟、夫婦、家族)は、苦難の時に試されます。喜びや豊かさだけでなく苦難も自分のものとして分かち合うことができるかどうか。どんなときにも愛することができるか。 増え続ける離婚。そもそも結婚さえ望まれなくなってきました。家庭内不和、暴力、虐待、差別。侵略、紛争、戦争、テロ。この愛の冷え切った自己中心の人の世に、そして私の心に、キリス...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.20 Mon 09:02
JUGEMテーマ:教会キリスト教 夫婦の愛の、あるべきかたち、あるべき姿を教えられます。ことばを尽くして相手をほめたたえること。私も含め、日本人男性には一番苦手なことかもしれません。 5節に目が留まります。この女性は言います。「私は黒いけれども美しい。」彼女は日焼けした自分の容姿に自信がありません。それゆえ、他の人の目も気になります(6)。しかし、そういう人の評価や自分自身の評価さえも超えて、自分を「黒いけれども美しい」と言えるのは、自分の愛する人が「女の中で最も美しいひとよ」と...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.19 Sun 22:44
JUGEMテーマ:教会キリスト教 教会に対する国家権力からの迫害。ヤコブは殉教の死を遂げ、ペテロは助け出されます。そして最後に、迫害者が死にます。 ヤコブとヘロデの「死」の間にペテロの「いのち」が挟まれているのは興味深いことです。ヘロデはヤコブを殺しましたが、神はヘロデを殺しました。ヘロデの死は神の裁きですが、ヤコブの死は御子の死であり、いのちです。死んだヤコブにも生き延びたペテロにも、キリストのいのちと神の国が満ち溢れています。 問われているのは、その人のいのちの在処です...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.18 Sat 10:33
JUGEMテーマ:教会キリスト教 私たちは弱く、目を覚まして祈っていないとすぐに誘惑に陥ってしまいます。 ネヘミヤが留守の間にまたしても、民たちの間に霊的な綻びが生じてしまいました。人々は誓いを忘れ異邦人の妻を娶り、本来献げ物の保管場所であった部屋は、よりによって祭司であるエルヤシブが帰還民たちに敵対するトビヤに宛てがっていました。礼拝の奉仕者であるレビ人への支給は滞り、彼らはエルサレムから逃げ去ってしまいました。安息日も汚されていました。 ネヘミヤは再び改革を断行...
田舎牧師のモノローグ | 2022.06.18 Sat 09:18
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