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浅田次郎 著 『地下鉄(メトロ)に乗って』 講談社文庫 これまたタイム・リープのお話です。 日本版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ですが、勘のいい方はラストの予測がつきそうな展開。 昭和初期のアールヌーボーや戦後の闇市、銀座線の旧式車両等の克明な描写が、知っている人にはたまらないでしょう。 ラストはちょっと疑問あり。読んだ方は是非感想をお聞かせください。 JUGEMテーマ:読書の楽しみ
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 01:48
一昨日買って来た4冊の本のうち、1冊に製本上の不備がありました(。・_・。) 何枚かまとめて折れと破れがあり、これは我慢できる範囲ではないと思ったので、めんどくさいけど昨日取り替えに行って来ましたよ〜(´_ゝ`) 同じ本は棚にあと4冊残ってました。聞けばまだ在庫もあったのかもしれないですが、まあとりあえず棚の4冊の中から一番キレイそうなヤツを選んで、コレに取り替えてくれと言ったワケですね。 で、家に帰ってからよく見たら、替えてもらった本にも若干不備があったというww 最初の数ページが折り曲げたまま...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 01:44
頭痛の中で昨日読んだ本。 上橋菜穂子著『闇の守り人』新潮文庫 先日読んだ『精霊の守り人』の続編。 守り人シリーズは全10巻だそうですが、文庫化されているのは今のところ最初の2巻だけみたいです。 1作目の舞台は新ヨゴ皇国でしたが、今回は隣りのカンバル王国のお話。 北の痩せた土地に暮らす短槍使い9氏族。それぞれの氏族から一人ずつ選ばれる、王を守る9人の「王の槍」。 その昔バルサを逃亡生活に追いやった陰謀は、実は想像以上に根が深いものだった… 構成がグッと複雑になって、オトナ向けの仕上...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 01:40
ご存じ月9のドラマ『ガリレオ』の原作でございますよ[:ウィンク:] 東野圭吾著『探偵ガリレオ』文春文庫 第1章〜第5章までありますが、それぞれ一話完結型です。 そのうち2つはまだ放映されていないお話でした。 ドラマではガリレオ役を福山雅治が演じてますが、東野圭吾は佐野史郎をイメージして書いたんだそうです。 ガリレオと絡む刑事もドラマでは女性ですが、原作では男性でした。 小説がドラマ化されると概ねガッカリする事が多いのですが、今回ガリレオ先生が見せる実験がかなりちゃんとしているので、小説で...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 01:36
はい、京極堂の話でございますよ[:本:] 積読一掃月間開催中だったんですが、カフカの『変身』をはじめとして訳のわからなかったモノや、ぶっちゃけつまらなかったモノなんかを次々と消化していたら、流石に嫌になってきたんですわ(。・_・。) 読んでいてうへーとなったら素直にやめるがよろし。 ここらでちょいと面白そうなモノを♪ というわけで、もうすぐ映画が公開されるという『魍魎の匣』を、電車の吊り広告に圧倒されつつ買いに行ったのですが… 噂に違わぬ鈍器ぶりでした。 講談社文庫版で1060ページ。 文庫?( ̄...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.07 Mon 19:46
中巻に入ってようやく探偵登場。 その榎木津礼次郎という人物があまりにも面白くて、それまでのおどろおどろしさもどこへやら、思い切り爆笑してしまったので、つい日記を書いてしまった次第ww 元華族の父親は、幾つもの系列会社の会長や取締役といった名誉職を兼ねる悠悠自適の身分らしいが、財産は自分で稼げ、成人は養わぬと二人の息子を放逐してしまった。榎木津は兄共共関連企業に就職さえさせて貰えない。 榎木津には善く解らないものが見える超能力があるらしい。たまさかその性質は他人の秘密を解明してしまうこ...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.07 Mon 19:43
『魍魎の匣(下)』読み終わりました〜♪o(^-^)o めっさ濃かったです[:満室:] あまりのおどろおどろしさに、怖くてトイレに行けませんでした[:トイレ:](嘘) 江戸川乱歩っぽい印象でしたが、構成はもちろん今風[:虫眼鏡:] 複数の登場人物の行動により、事件の情報が時系列を乱して断片的に判明していくので、それをパズルのように組み立てていくのが楽しい。「アレはそういう事だったのか!」という驚きが終始満載です(^-^)v 分冊版では、張られていた伏線を新事実と照合しようとして読み返す度に上巻や中巻に持ち替えね...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.07 Mon 19:41
「ウブメの夏」と読みます。 京極夏彦氏のでびう作です。 誘惑に負けて『魍魎の匣』を先に読んでしまったのですが、やはりこっちを先に読むべきだった!ヽ(`Д´)ノ この小説で京極堂をはじめとするレギュラー陣の人となりがかなり詳しく紹介されているので、魍魎の匣で感じた各キャラの印象を大幅に修正する事と相成りました。 先にこっちを読んでいたなら、映画の阿部寛だって直ちに榎木津役だと思ったでありましょう。 『魍魎の匣』は木場刑事からスタートするので、繊細な感受性に似合わぬ頑丈なガタイというところに引...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.07 Mon 19:36
失ってしまったかけがえのないものを見せてくれる夢。 そんな夢の世界へと迷い込み、辛い現実になんかもう帰りたくないと思う人々。 帰らなければ、現実の世界に置いてきた体は目覚めぬまま朽ち果ててしまう。 夢の世界に囚われている魂たちを開放することはできるのか? というようなお話でした。端折りすぎですがww 上橋菜穂子の守り人シリーズ第3弾『夢の守り人』です。 年末年始の休み用に買っておいたのを今日読みました。 夢と現実について触れている小説は多いですが、私がこれまでに読んだ小説では概ね次...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.07 Mon 19:34
やられた! 東野圭吾おそるべし(-"-;) さすが直木賞受賞作 私が東野圭吾さんの作品に魅かれるのは、ミステリーとしてのトリックの素晴らしさだけでなく、純文学的な深さを感じるからなのですが、今回の犯人もやってくれました。 この作品は例の探偵ガリレオシリーズの最新作で、シリーズ初の長編です。 それにしても書いている東野さんにはガリレオ先生の頭脳があるということですよね。 こういう湯川秀樹と芥川龍之介を合わせたような人もいるんだなあと興奮しつつ今夜は寝ます[:月:] JUGEMテーマ:読書の楽しみ
Fly Me to the Moon! | 2008.07.07 Mon 19:32
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