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『落着かぬ赤毛』E.S.ガードナー 一緒に借りてきた本の中でも、読むのを後回しにしてた作品。 理由:タイトルにそそられなかったので。 ところがページを開いてみれば、出だしから思った以上に面白い。 残り60Pのために睡眠時間削ろうか、深夜にしばし迷ったくらい。 結局、仕事出かける前にすこし読み進めて、帰ってきてから読了。 うわーこれは一気読みしたかった。タイトルで食わず嫌いしたことを後悔。 今日が図書館の休館日でなければ今頃、このシリーズ片っ端から借りてきてたかもしれない。 じっくりゆっくり味わ...
めも | 2008.09.01 Mon 15:09
「にんじん」ルナール 8月12日頃から8月15日頃にかけて。詩人の窪田般弥さんの翻訳がまさに海外の古典という感じで心地よく読めた。宗左近さんの巻末の解説も興味深かった。小説「にんじん」は戯曲とは異なる読みができるしルナールの神髄がある、というような話。 「秘密の花園」バーネット 15日〜20日頃。イギリス田園風景へのあこがれが募る。ムーアの荒野の描写が素晴らしくて、読んでいて色々な色身を持つ青空や草木の風景が浮かんできた。メアリとコリンが生活している屋敷の広さや重厚さも印象に残る。 「翼...
An Useful(and Unclean) World | 2008.08.31 Sun 22:48
一昨日、Amazonから本が届いた。 さっそく包装を解き、 誰もいない居間へ持って入った。 しばらく迷ったが、 ふだん私が座っている席の横の 読みかけの本の一番上に、 さりげなく重ねて置いた。 もちろん タイトルがよく見えるようにして。 妻に読ませたいのではない。 私がこの本を読んでいるということを 妻に知らしめたいのだ。 ある意味、ラブレターなのだ。 ・・・少しは優しくしてくれるかな、妻。
★デイリー・ロク★ | 2008.08.28 Thu 09:58
やっと読み終えることができた(ノω`*) いつから読み始めたんだろうと思ったら、 13日からだから10日間もかかってる(・∀・;) 調子が悪かったから、読めない日があったり 読めても数ページだったり… 大好きなランディさんなので、しっかりと読みたかった。 それでこんなに時間がかかっちゃった。 屋久島といえば縄文杉が有名だけど、 そうではない、知られていない屋久島の神秘的な 素晴しさを全て教えてもらえる内容。 屋久島に行こうと予定されてる人には 行く前に是非読んでもらいたい。 色んな穴場や屋久島の本当の...
Every day of me. | 2008.08.24 Sun 11:17
あまりページ数もなく、今の私でもすんなり読めた。 34丁目の奇跡、実は私 映画になっているってことを知らずに買ったのだ(汗) あとがきを読むと、映画の脚本が先だったみたいで。 映画の製作中に小説化されたと書いてあった。 いつもの様にBOOK・OFFで見つけて買ったのだけど 旦那くんと長女が「それって映画もあるでしょ」って(・∀・;) 私ってばどんだけ疎いの〜 真夏に読んだクリスマスのお話。 感動した(涙) 目に見えないもので家賃は払えないという 現実派のシングルマザー・ドリス。 自分はサンタクロ...
Every day of me. | 2008.08.12 Tue 22:16
長編好きの私が、先月の初め頃、酷い鬱状態になって また読書が出来なくなっていたから、 この12編の短編集は良いリハビリになった。 だけどやっぱり私は短編集があまり好みではないと感じた。 サラッと読めるけど、物語に入り込む前に終わっちゃうから 私はそこを楽しんでいるようなもんなので、 どうも短編集は、余程「面白い!」っていうもの以外は… この小説は、色んな形の「愛」や「別れ」「人生」 などがテーマだったような。 それぞれ違うお話なんだけど、どれも共通点がどこかにある。 色や形は違っていて...
Every day of me. | 2008.08.11 Mon 23:11
森見登美彦 著 『夜は短し歩けよ乙女』 角川書店 『太陽の塔』で衝撃的デビューを果たした森見登美彦がこの作品で大ブレイク。 京都を舞台にして硬派の男子学生が主人公なのはデビュー作や『四畳半神話大系』と同じだが、今回は主人公の視点とその後輩である無邪気な女子大生の視点とで交互に語られる。 主人公の「私」は後輩の黒髪の乙女に恋をして、「ナカメ作戦」で苦闘している。これは「なるべく彼女の目にとまる作戦」を省略したものだ。 主人公の行動や語り口はどう見ても三四郎と同世代の書生風なので、どっぷり浸か...
Fly Me to the Moon! | 2008.08.09 Sat 02:21
ついこの間、娘2人と古本屋さんで買った本の中から やっと1冊を読み終えることが出来た。 忙しかったのもあるし、まだまだ元のペースに戻ってくれない。 というか、きっと5月6月のように週に2〜3冊も読んでいた事が 私の脳をオーバーワークさせていたのかもしれない。 だから今はなるべく小分けで読むように心がけてる。 それで読み終わるのに時間がかかってるのもあるんだけど… 話は元に戻し、このサマータイム。 ブログお友達で仲良くさせて貰っているエリコさんが紹介されていて 一目ぼれし、運良く古本屋さんで見つけ...
Every day of me. | 2008.08.04 Mon 23:26
近藤史恵 著 『サクリファイス』 新潮社 主人公の白石誓(しらいしちかう)は陸上でオリンピックも狙える有望な少年だったが、高校の時に恋人の香乃にフラれたのを契機に、自転車のロードレーサーへと転向。 チームのエースをアシストする仕事に自分の居場所を感じていた。 しかし本人の意向とは裏腹に、偶然良い成績を出してしまったため、チーム内外で注目されるようになる。 彼のチームのエースである石尾豪は、日本のロードレースの第一人者。山道を得意とするクライマーだった。 良い成績を出した白石に対し、チームメ...
Fly Me to the Moon! | 2008.08.02 Sat 23:10
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