[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
先日一気読みしてしまった本。やっぱり気になったのでちょっと書いておく。 唯川恵著『永遠の途中』光文社文庫 広告代理店に就職して5年目の乃里子と薫は、会社の同じ男性に心惹かれる。結局、積極的に動いた薫が彼と婚約して寿退社を果たし、乃里子は昇進して仕事一筋に。 結婚した薫は姑や子供の問題に悩み、華やかに仕事に生きて若々しい乃里子を羨ましいと思う。 管理職になった乃里子は部下との関係に悩み、ひとりぼっちの将来を不安に思う。 違う道を選んだ二人の27歳から60歳までの人生が交互に描かれ、女同士の...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 02:17
朝起きて会社行って仕事して帰ってきました。 尾張。 【追記】 本多孝好著『真夜中の五分前』side-A side-B 新潮文庫 読みました。 つまんなかった。 【追記の追記】 大学生の頃に恋人・水穂を交通事故で失った僕は、6年後に一卵性双生児の片割れ「かすみ」と出会う。かすみは、双子であるが故の悩みと失恋の痛手を抱えてていることを僕に打ち明け、やがて僕と付き合うようになる。 僕の恋人は「かすみ」でなくてはならないのか、同じ遺伝子を持った「ゆかり」でも構わないのか? …どうでも...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 02:16
もし「これまでの人生で巡り会った最も重要な本を三冊あげろ」と言われたら? 村上春樹が迷うことなくあげたのは、スコット・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』、レイモンド・チャンドラー『ロング・グッドバイ』でした。 そして、どうしても一冊だけにしろと言われたら、やはり迷うことなく『グレート・ギャツビー』を選ぶそうです。 春樹が30代の時に「60歳になったら自分で訳す」と決めて神棚に上げておいたこの本を、待ちきれずに前倒しで訳してしまったという『グレート...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 02:12
ようやっと上巻読み終わりました(-.-;) 金原ひとみさんの推薦文「上巻読むのに4ヵ月。一気に3日で中下巻!」にビビッていたのですが、10日で読めたのでまあよしとしようww 人間の行動がどういう精神状態からなされるかという分析が凄い。しかもそれを会話で登場人物に喋らせている。 退役二等大尉がアリョーシャに息子の心情を語るところなんか、どこの精神分析医が喋っているのかと思えるほど克明に解説している。父親にこんなに理解されている息子は幸せだろう。 上巻の最後の方で、イワンがキリスト教に関しての所見...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 02:10
おめでたさそうな私ですがこれでも結構いろいろありまして、あれから全然読めてなかったわけですが、ようやっとまた読書再開しました[:本:] カラマーゾフ凄い。 心理ドラマあり[:ラブ:]哲学あり[:天秤座:]ミステリーあり[:虫眼鏡:] めっさ濃いです。 核心に触れない程度の(笑)立ち読み、どぞ! * * * * * 愛するからには、どこまでも愛するわ! 今日からあなたの奴隷になるわね、一生ずっと奴隷に! あなたの奴隷なんて楽しいわ!……キスして! あたしをぶって。いじめてちょうだい、あたしを好きなよう...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 02:05
昨日ついに読み終わりました[:本:] 実際読んでいた期間はそんなに長くなかったのですが、色々あって読書できない日が多かったので…(-.-;) 予想通り、下巻は怒濤の展開でした。 これから読む方もいらっしゃると思いますので、内容はヒ・ミ・ツ v(゚∇^*)⌒☆ それにしても、人の心の動きをこんなにも克明に描いた作品を読んだのは初めてであります。 相手や状況によってくるくると変わる人の心。確かに自分も刻々と心理状況が変化していくのを自覚したことはあります。でもそれを言葉にするということがどれほど難しいか。 ...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 02:01
すみません本のタイトルです(^ ^*) 祥伝社文庫の恋愛アンソロジー『I LOVE YOU』で、伊坂幸太郎、石田衣良、市川拓司、中田永一、中村航、本多孝好の6人がそれぞれ恋愛に関する短編を書いています。 『カラマーゾフの兄弟』を読み終わったので、ちょっと軽いモノが読みたくなりましてww 6編とも作家の個性がガンガン出ていてよかったです[:本:] 特に印象に残ったのは中村航の「突き抜けろ」という作品。 恋愛小説というよりは、男の友情物語の比率が高いです。 なんとなく芥川賞っぽい文体だなと思ったら、2003...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 01:58
秋元 康 著『象の背中』産経新聞社 末期ガンで余命半年と宣告された中年男が、妻に、子供に、そして愛人に何を遺すか? 現在映画も公開中の話題作を、社内で回し読みしました;^_^A 「身勝手すぎ」VS「男の理想」と賛否両論の小説とのことでしたが、うーん… やっぱり女性の立場から見ると、周りの人間が都合よく動き過ぎるような気がする。 こんな出来た妻や愛人がいるとは到底思えない。著者の理想なんだろうなぁ。 10ページくらい読んだところで、うわー上手い!と思った。 中年男性の本音がこれでもかこれでもか...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 01:55
佐藤多佳子著『黄色い目の魚』新潮文庫 最近映画化された『しゃべれどもしゃべれども』の原作者が書いた青春小説。 目次に りんごの顔 7 黄色い目の魚 65 からっぽのバスタブ 103 サブ・キーパー 153 彼のモチーフ 213 ファザー・コンプレックス 277 オセロ・ゲーム 351 七里ヶ浜 421 とあって、何も考えずに初めから読んでいったら、最初の「りんごの顔」と次の「黄色い目の魚」が全く違うお話だった。 あ、これは短編集だったのか、と思いました。 それにしては1話目は寂しい終わり方だ...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 01:53
上橋菜穂子著『精霊の守り人』新潮文庫 全然知らなかったのですがアニメにもなっているそうで、噂ではBSで再放送をやっているとか。 見たいけどリビングのテレビではBSが見られない不思議な家なので諦めました(´∀`) 久々にファンタジー読みましたが、面白かったです(^-^)v ブレイブストーリーに比べるとエピソードが少なく、一本道でお話が進んでいくため少々寂しい感もありましたが、解りやすいし展開が速いので飽きずに読み切れてよかったです。 解りやすいのに大変しっかりした世界観が構築されていて、アイテ...
Fly Me to the Moon! | 2008.07.08 Tue 01:51
全610件中 521 - 530 件表示 (53/61 ページ)