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第二章 1-23 一言もなく−2

JUGEMテーマ:恋愛小説 長友は、陽のその一言で、弁解をやめて一気に静かになり、そして黙ってぐっと頭を下げた。 数ある会社のなかから、陽がなぜ今の会社への就職を決めたのか。それは、留学していたとき、ボストンで行われた、企業と学生が面談し内定をもらえる貴重な機会であるキャリアフォーラムに行った際、この長友鉄平と出会い、その仕事に対する熱意とビジョンに共感したからなのだ。そして、第一候補であった会社を蹴って、自分のこの選択にかけた。 しかし、入社してしばらく経っても、社内で一向に長友に会う機会が...

小説 カラスト 〜Color stories〜 | 2009.05.29 Fri 06:52

第二章 1-22 一言もなく−1

JUGEMテーマ:恋愛小説 「蒼衣〜、こんにゃく、湯がいて」「もがく!?」「ゆ・が・く!ああ〜、そうよね、それも知らなかったわよね。そっちの鍋の湯にこんにゃくいれて、さっとかき混ぜたらザルにあげて」「こう!?」ザルを大きく頭の上にあげる。「あ〜お〜い〜。わざとやってるの・・・?」強張ったすみれの怖い声が、蒼衣に突き刺さる。「わざとじゃない!だって、上げてって言うから・・・」「・・・そうよね、ママが教えなかったのが悪いのよね〜え」すみれは観念したように、ザルの上に鍋の中身をあけて、水気を切ってみせた。「...

小説 カラスト 〜Color stories〜 | 2009.05.28 Thu 08:38

第二章 1-21 報告

JUGEMテーマ:恋愛小説 長いこと、穏やかな表情の奥底でくすぶる不満をかかえていた一色森の笑顔も、最近は心なしか軽やかだ。 というのも、大切な妹・蒼衣から、陽との関係に関して何の報告もないことをずっと不満に思っていたのが、親友である陽からそれらしき告白をされたからだった。「蒼衣ちゃんに、ウチの合鍵渡したから。」ジョギングついでに陽の家に寄った朝、どうやら照れくさいのか、ぶすっとした顔で陽が言った。「おまえには言っておこうと思って」「あ、ああ」不意打ちだった。シャワーを借りようと、上半身裸で靴下を...

小説 カラスト 〜Color stories〜 | 2009.05.27 Wed 08:41

愛の糸 #22 嵯峨誉次郎(さが もとじろう)の後悔

JUGEMテーマ:恋愛小説 最初から読まれる方はここから 「おばあちゃん、俺行くよ。今日行くって約束したし。」 「でも・・。」 取りすがる桐代を無視して玲王は外に出た。 誉次郎も黙って玲王の後に続く。桐代のすすり泣く声が聞こえた。 佳苗が家に来てから、桐代の精神状態はますます不安定になった。 佳苗の言う事、する事、何もかも気に入らず、 重箱の隅をつつくように、毎日毎日、いわゆる嫁いびりをした。 誉次郎が見ても、やりすぎだと思う事が多々あった。 しかし、誉次郎はそれを見て見ぬ振りをした。...

シリウスの泉  「愛の糸」 | 2009.05.26 Tue 22:29

第二章 1-20 おねだり

JUGEMテーマ:恋愛小説「蒼衣、もうここまででいいって」誕生日パーティーのあと、てっきり玄関先で見送られると思っていた陽は、当然のように陽の家への帰り道を歩き出した私に、そう声をかけた。「もうちょっと、行く。」振り返って陽を見上げると、玄関の明かりが陽の金髪をまるで後光のように照らしていて、もうすっかり外は暗いのにそこだけなんだか眩しい。「じゃ、そこの角までね」陽は、夜中に私が一人で出歩くのを極端に嫌がる。それは、この数週間で感じたことだ。『大丈夫だよ〜』と言っても、『危ないでしょ』と言うのが陽...

小説 カラスト 〜Color stories〜 | 2009.05.26 Tue 08:35

第二章 1-19 誕生日−2

JUGEMテーマ:恋愛小説 朱里は正直、自分と蒼衣のプレゼントが“同じ位のランク” のものだということが意外だった。(もし恋人同士なら、森兄がくれたみたいなアクセサリーとか、そういうものを贈るんじゃないの?)ということは。二人は、まだ付き合っていないのかもしれない。 妹に先を越されずに嬉しいような、そう感じるのが申し訳ないような。なんともモヤモヤとした気持ちのままパーティーが過ぎ、その日はお開きの時間になった。 しかし、晴れないモヤモヤは、他にもある。「“あおい”、もう帰るよ」陽は、今までちゃん付けだ...

小説 カラスト 〜Color stories〜 | 2009.05.25 Mon 08:32

第二章 1-18 誕生日−1

JUGEMテーマ:恋愛小説 誕生日パーティーは、例年と同じように行われ、そして終わった・・・ように見えた。なのに、今年の誕生日パーティーは、明らかに去年までとは何かが違った、と朱里は思う。テキスト、カメラ、機材、着替え。 いろんなものをごろごろと詰め込んだ重いカバンを手に抱え、電車に揺られながら朱里は先日の誕生日を思い返していた。カバンのなかには、そのパーティーの際に陽からプレゼントされたブロードウェイのDVDも入っている。日本で未発売のこのDVDを学校のみんなにも見せてあげようと思い、持って来たのだ。 ...

小説 カラスト 〜Color stories〜 | 2009.05.23 Sat 23:34

第二章 1-17 神田にて

JUGEMテーマ:恋愛小説陽が、蒼衣のリクエストを訊くのに苦戦したその翌日。 朱里は、同じ学部の杉浦・・・ちょっといいなと思っている、カメラマン志望の同級生と、神田の古本屋街を歩き回り、くったくたになっていた。「あんま、種類無かったね・・・。」グループの自由研究でスクリプト(台本)係になった二人は、一人芝居用のいい台本を探して専門書店も多いこの神田の本屋街を、それこそ足が棒になるま歩き回ったのだが、あまりピンとくるシナリオに出会えなかったのだ。「うーん。どうすっかなあ。先輩に頼もうか」杉浦は、煙草を唇に...

小説 カラスト 〜Color stories〜 | 2009.05.22 Fri 22:00

第二章 1-16 欲しいもの

JUGEMテーマ:恋愛小説「じゃあ、かんぱーい」カチン、とワイングラスのかわりにDURALEXのグラス・・・シンプルで安くて可愛くて頑丈な、陽のお気に入り・・・を合わせる。本当におなかが空いているらしい蒼衣は、真っ白なお皿に盛られたパスタをフォークでぐるぐるっと巻いて一気に一口でパクついた。「美味しい!」パスタソースは、振りかけたチーズとベーコンのようなものの塩味が絶妙で、シンプルなのにものすごく美味だ。「このベーコンすごい美味しい!」「パンチェッタね。正しくは」「・・・ジローラモ?」「それはパンツェッタ」「・・・・...

小説 カラスト 〜Color stories〜 | 2009.05.21 Thu 08:37

「8月のカモメたち」 喜多嶋隆

JUGEMテーマ:恋愛小説ひと夏の恋っていうのかな?ストーリーがうまく進みすぎな感じはしました。人生、そんなにうまく進めばいいよな〜と思いました。浩一の未来も分かりましたよね。読みやすくはありましたが…しかし、切ない感じはよく伝わってきました。女性としては、いくつになってもそういう気持ちは変わらないですよね。   

kuuの読書感想 | 2009.05.21 Thu 00:48

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