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JUGEMテーマ:恋愛小説昨日のレッスン内で春休み中に読んだ本で一番印象に残ったものを皆の前でプレゼンする課題がありました!あたしが選んだのは。。。辻仁成さんのサヨナライツカ主人公の豊はタイのバンコクで謎の美女沓子と出会います。日本には婚約者の女性が待っているにもかかわらず、二人は惹かれあい激しく愛し合うのですが豊には刻一刻と結婚しなければならない時が迫ります。日本で家庭を持ち、出世した豊とバンコクに残った沓子。やがて二人は25年後に再会を果たすのですが・・・これを読んだときラストはもう号泣しまく...
ROUGH DAY?? | 2009.04.08 Wed 17:36
JUGEMテーマ:恋愛小説 最初から読まれる方はここから 奈々緒が幼稚園に入園する少し前に、その義母が亡くなった。 世に言う嫁姑の争いもなく、 それどころか何もかも甘えてきた義母の死は、 茉莉にとって実の母を失うのと同じくらいの喪失感があった。 さらに、当初は義母の手助けでやっと主婦業を行ってきたが、 その頃は茉莉も出産前とほぼ同様の体力を回復していた。 すぐ目の前に奈々緒の入園が迫っていた。 義母も奈々緒もいない時間を思い描くと、 ガランとした部屋に一人でポツンとしている自分がいた。 ...
シリウスの泉 「愛の糸」 | 2009.04.07 Tue 23:39
JUGEMテーマ:恋愛小説 最初から読まれる方はここから 茉莉は辺りを見回した。 叔且(としかつ)の姿は見えない。 おそらく玲王(れお)が柏倉(かしわぐら)と話す前に、 叔且だけ相談室に入っているのだろう。 相談の形は様々だ。 親子の時、子供だけの時、親だけの時。 一緒に聞いてもらった方が良い場合もあるが、 親も子も、お互い聞かれたくない話もある。 叔且と再会してから二ヶ月を過ぎるが、 最初に玲王が飛び出してきて以来、玲王を見かけた事はなく、 たまに叔且だけが来ていた。 それが今日は玲王...
シリウスの泉 「愛の糸」 | 2009.04.02 Thu 11:00
作家が選ぶだけあって、面白いです。 古典のメロドラマですが、部屋でじっくり読んでいると 寝る時間を忘れそうですので、ご注意。 モンテ・クリスト伯〈1〉 (岩波文庫) JUGEMテーマ:恋愛小説 モンテクリスト伯 巌窟王
話題のニュースのツボ | 2009.03.30 Mon 12:39
JUGEMテーマ:恋愛小説 最初から読まれる方はここから 「ええ、ええ。そうなの。今日は相談日でね。 ごめんなさい、行けないわ。 ・・・相談日だから、予定を入れてなかったんだけど、 ずいぶん急ね。申し訳ないけれど、教頭先生にはうまく言っておいて。 ・・・わかったわ。携帯の電源は切らないでおくから。 すみません。お願いします。」 三角茉莉は、少しため息をつきながら、携帯電話を切った。 昨年春に引き受けたPTA会長。 それも後三ヶ月、四月の総会には終わる。 相談日は役員会等入れないようにした...
シリウスの泉 「愛の糸」 | 2009.03.26 Thu 18:27
『量子的な彼氏』三島陽は、高校生。彼にはなぜか、3のつく年に不幸が襲い掛かる。夢を諦め空しく毎日を過ごしていた中、親友の妹・蒼衣から思わぬ渇を入れられた!それを機に、陽の彼女に対する想いと夢への憧れが、急に加速していく・・・恋愛と友情と家族愛・自己愛を通して、自分を信頼することを作品のテーマにしています。【お礼】長いお話にお付き合いいただき、誠にありがとうございました!!今後はホームページにて、陽と蒼衣のDaily Episodeと企画物を掲載予定です。→ 早速STARTしました♪ (下記ホームページにて)URLは...
小説 カラスト -Color stories- | 2009.03.26 Thu 10:29
JUGEMテーマ:恋愛小説 最初から読まれる方はここから そう、あの時と同じ、今も桐代は呆然として居間に座り込んでいる。 ようやく佳苗と別れさせて、取り戻した血の繋がった家族だけの生活。 佳苗と一緒に暮らした半年は悪夢と思って忘れて、 叔且の子供、かわいい孫の玲王を、叔且を育てた時のように大切に、 そして時には厳しく育ててきた。 あの女に育てられるより、 玲王は祖父母と父に育てられた方が絶対幸せと信じてきた。 いったい何がいけなかったのか? 玲王は、どうして暴れたり、家に帰らなくなってしま...
シリウスの泉 「愛の糸」 | 2009.03.19 Thu 20:14
JUGEMテーマ:恋愛小説 最初から読まれる方はここから あんな子じゃなかったのに。 叔且(としかつ)は、本当に良い子だったのに。 叔且は小さい頃から利発な子で、 誉次郎(もとじろう)と桐代はいつも目を細めて、叔且のやる事なす事喜んだ。 誉次郎は教師という職業柄もあり、息子には厳しさをもって臨んだが、 叔且はそれによく答え、父の期待を裏切らなかった。 本来あるべき反抗期も、よそ様ほど激しく感じる事もなく、 叔且は父の母校の大学に進学した。 ただ、母方の桐代の家系に似たのか、父とは同じ道を歩...
シリウスの泉 「愛の糸」 | 2009.03.13 Fri 00:25
JUGEMテーマ:恋愛小説最近、よく本読みますとも!中学生になってから、あんまり読まなくなったけどアニメでハマッて、ラノベから始まったんだけど図書館ってラノベの予約多いじゃん、で、待ってるのって苦手だからね(´・ω・`)現代小説を読むようになりました。でも、本との出会いって貴重だと思う。小出舞るいさんの作品とか著書名すら知らなかったのに図書館に行くようになって、本と出合って。自分の中で素晴らしいって思える作品に出会えて。wwまだオチしらん(^o^)あと1章分くらい・・・これから読んだらまた書く!んじゃ、かな
つんみみ@がちゃ | 2009.03.12 Thu 23:15
JUGEMテーマ:恋愛小説 最初から読まれる方はここから 叔且は誉次郎・桐代夫婦の一人息子だった。 二人とも戦中に誕生しているが、末の娘と末の息子だったおかげで、 父親が戦争にかり出される年齢ではなかった。 誉次郎が年の離れた兄を戦地で亡くした以外は、 家族は戦後も生き抜き、 空襲の時も危うく戦火を逃れ、家も無事だった。 また、当時としては裕福な家庭環境だったのだろう。 桐代も誉次郎も名のある大学を出ていた。 桐代は大学四年の時、親の勧めに従って、 当時中学の教員をしていた誉次郎と見合いし、...
シリウスの泉 「愛の糸」 | 2009.03.07 Sat 23:53
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