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「やっぱ・・・亮の事が忘れられへん?」 私の部屋で、侯久が呟いた。 いつものように携帯電話と車の鍵をテーブルの上に置きながら、 目の前のソファーに座る。 革のソファーがギシッと鈍い音を立てる。 この部屋に来る度、侯久がいつも座っていたソファーだ。 背にもたれ、深い溜息を漏らしてから、侯久が続けて言った。 「亮より、おもろいで?」 「え?」 「絶対、亮より俺の方が、おまえん事、いつまでも 笑わせる自信あんねんけどな」 そう言って穏やかに笑う侯久に何も言えなくなる。 つい返事のきっかけ...
君に綴るもの・・・ | 2008.08.19 Tue 00:35
恋空・・・300万人をも泣かせた映画「恋空」がTBS系列でドラマ化されて益々話題になってますねぇ〜えっ!?DragonWoman?見たことありませ〜ん。の時点で終わってますが(汗)因みの何万人泣かせたか?は知らない「世界の中心で、愛をさけぶ」も丁度、DragonWomanの世代的背景で話題になって、おばさん、おじさん世代でも公衆電話で電話をかけて相手が出て来るまでの切なさを描写したところなんかに共感があったりで、知り合いの勿論おじさんなんかはかなりハマって見てたようですが・・・恋空、世界の中心で愛を叫ぶともに見てない、...
DragonWoman 気になるアレ! | 2008.08.17 Sun 20:04
潤一に振り回されたい人にオススメ。笑 井上さん、ちょっと影を持ったプレイボーイ書くの好きだなあ。 潤一は、『しかたのない水』に登場したプレーボーイ(名前忘れちった;;)と似てる気がするなあ。 女とっかえひっかえのクセに、どことなく寂しい感じとか檄似。 でもなあ、この潤一のような男につい魅力を感じてしまうのは分かるなあ。笑 潤一はダメ男だろうね。 でもそんなダメ男に興味持っちゃった方、ぜひコレどうぞ(・∀・)笑 あと、コレ、短編としても読めるのでいいかも! あとね、潤一はニシノユキヒコにも似てる...
снoсolατё g!яl ? | 2008.08.13 Wed 15:54
阪急電車 有川 浩 JUGEMテーマ:恋愛小説 ●阪急電車/有川浩 ●幻冬舎 ●1470円 ●評価 ☆☆☆☆ 恋の始まり、別れの兆し、そして途中下車・・・[:でんしゃ:] 関西のローカル線を舞台に繰り広げられる、 片道わずか15分の胸キュン物語[:ラブ:] (感想) 関西では大きな私鉄グループである阪急。 えんじ色の車体にレトロな内装が個性的な車両が人気の この阪急電車に乗り合わせた人々を綴る連作短編集です。 著者自身が舞台となる今津沿線に住んでいるそうです[:ラッキー:] ほんの15分ほど同じ車両に乗り合わせただ...
隣り近所のココロ・読書編 | 2008.08.11 Mon 10:13
風花 川上 弘美 ●風花/川上弘美 ●集英社 ●1470円 ●評価 ☆☆☆ のゆりは33歳。夫の卓哉と結婚して7年。 子供はいないけど平穏だった日々が、ある一本の電話[:電話:]で破られる・・・。 日常が色あせてゆく過程を静かに描く恋愛小説。 (感想) 夫の浮気が発覚し、離婚まで切り出されて普通なら修羅場なのに、 なぜかゆらゆらとのんびり生きている主人公の「のゆり」。 「絶対別れたくない[:!:]」なんて言ってるわりに、 彼女が夫をそれほど深く愛しているようには感じない。 年の近い叔父と仲が良く、二人だけ...
隣り近所のココロ・読書編 | 2008.08.05 Tue 12:30
イッキ読みしました(・∀・) フィットネスクラブを中心に会員・コーチ・受付嬢などが繰出すストーリーは、人間関係の複雑さをこっそり垣間見る感じで面白い。 全員の気持ちが、全員の立場が、あらゆる視点からよく分かる。 井上さん、もう、あたしファンだな〜。 リアルで、なのに不思議で。 性的な描写もあるっちゃあるけど、まあ、人間だもの。 こゅ部分なしには恋愛は成り立たないもんね。 (するしないでなく、そゅ気持ちがね) ん〜・・・ でも、あたしはこの中の登場人物全ての人になりたくないな。 この物語のように...
снoсolατё g!яl ? | 2008.08.02 Sat 12:15
学校の図書館で借りました! もちろん、コレ、単行本も出ていますが。 なぜか図書館って単行本少ないよね? ハードカバーが多いです。 えっと、この”anego”ですが・・・ ドラマで前にやってたかしら?と借りてみたけど・・・ 気のせいかな(・・)??笑 こんな恋愛ホラーだったっけ?? とりあえず、モヤモヤ。 そして煮え切らない。 ってゆ-か・・・不幸・・・? どうして奈央子はこんな自分を追い詰めてっちゃうの?? でも、自分がいつそうなってもおかしくない。 精一杯悩んで、よりよい方向へ考えていたはずが、実は不...
снoсolατё g!яl ? | 2008.08.01 Fri 10:23
なんだかね、歳のせいなんだろうか。 涙もろくなってるのに加えてさ、いっかい大泣きすると目蓋が脹れて、なんだか別人になっちゃうんだよね。 この前も、実家で母ちゃんと「言った」or「言わない」の、しょーもない喧嘩で目蓋がボンバイエに腫れ上がってさ、 翌日になっても取れなくて、 母ちゃんに、 「目蓋の腫れって、こんなに長引くもんなんかな?」 …って聞いたら、 「そんなもんよ」 って話でしたけど、 少なくとも数年前までのアタシって、泣いても目蓋なんて腫れなかったんだけどね。 んで...
Translizer | 2008.07.20 Sun 17:30
JUGEMテーマ:恋愛小説 どきどきしながら 読み終えました。 もう すっかり大人になっているのに なんだか読んでいて顔が紅くなっちゃいました。。 女性が描く「官能」、 初めて読みました・・ 恥ずかしかったり、でも オンナの気持ちが上手に描かれていて、一気に読み上げることができました。 一途なオンナの気持ち・・ 強いよね、心が。 ずっと 一人の人を想うことが 女性を強くさせるのかしら・・ 毎日をただ会社と家の往復で慌しく過ごしている自分だけど、この本を読んでいる間だけ・・ オンナ心を...
きれいになりたい♪ | 2008.07.14 Mon 21:49
初めて金城一紀を読みました。「対話篇」。 この作品を読んで感じたのは「はかなさ」と「切なさ」と「静けさ」でしょうか。 3編とも恋愛を扱っているものの、どの作品にも死の影がつきまとうストーリーでした。 「恋愛小説」では、自分が親しくなる人間がかならず死んでしまう運命を持った男性の恋人との思い出が静かに語られる。 「永遠の円環」では、末期がんにおかされた主人公が 自殺した恋人のために殺人を企てる。 共犯者をさがす主人公の前に、ある日Kという人物が現れる。 「花」では脳に動脈瘤を持ち、常...
日々の書付 | 2008.07.10 Thu 01:11
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