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読恋書♪(どっこいしょ♪)
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読恋書♪(どっこいしょ♪)

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読恋書♪(どっこいしょ♪)
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本をこよなく愛する人へ♪
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切り裂きジャックの告白(中山七里)

公園で、女性の惨殺死体が発見された。被害者の女性は、内臓がすべてくり抜かれていた。その後も、同じ手口での殺人事件が相次いで起こる。そして、犯人からの犯行声明文が・・・。犯人・切り裂きジャックの正体は? 残忍な犯行。だが、内臓を抜き取る鮮やかなやり方はその道のプロの仕業だと思われた。犯人はいったいどんな動機で殺人を続けるのか・・・? 臓器移植を絡め、ちょっとした問題提起もなされている。だが、犯人の動機もそのやり方も、読み手を充分に納得させるまでには至っていないのではないだろうか。犯人の気持...

のほ本♪ | 2016.06.13 Mon 20:36

ノボさん(伊集院静)

野球に夢中で、そして俳句・短歌・小説・随筆等にも夢中だった。子規の未来は輝いていた。やがて彼はひとりの青年と出会う。夏目漱石だった。子規と漱石、ふたりは固い友情で結ばれていく。正岡子規の人生を鮮やかに描いた作品。司馬遼太郎賞受賞作。 子規と漱石を中心に、明治期に活躍した多くの著名人が登場する。子規はこんなにもいろいろな人と交流があったのかと驚いた。彼には人を引きつける魅力がある。彼のもとには大勢の人が集まって来る。子規は、たくさんの人に影響を与えた。だが、彼は病魔に襲われる。自分は長生き...

のほ本♪ | 2016.06.12 Sun 21:57

世界から猫が消えたなら(川村元気)

まだ30歳なのに、脳腫瘍で余命があとわずかだと宣告される。絶望的な気持ちになっているところに悪魔が現れた。 「この世界からひとつ何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得ることができる」 自分が生き続けるためには、世界から物を消していかなければならない。かわいがっていた猫さえも・・・。 世界から物がひとつ消えるたびに、一日寿命が延びる。彼は、一日にひとつくらい物が無くなってもどうってことないと思っていた。だが、しだいに事の重大さに気づき始める。 自分にとって生きるとは何か?生きがいと...

のほ本♪ | 2016.06.06 Mon 20:35

恩讐の鎮魂曲(中山七里)

多数の犠牲者が出た韓国船沈没事故。女性から救命胴衣を奪った日本人男性が助かった。女性は死亡したが、「緊急避難」が適用され彼が罪に問われることはなかった。 一方、御子柴の医療少年院時代の恩師・稲見が殺人の罪で逮捕された。御子柴は、なかば強引に稲見の弁護を引き受ける。はたして彼は稲見を救うことができるのか・・・?御子柴礼司シリーズ3。 老人ホームで起こった殺人事件。犯人として逮捕されたのは、御子柴の恩師の稲見だった。御子柴は稲見を助ける自信があった。だが、当の稲見は一貫してそれ相応の処罰を望...

のほ本♪ | 2016.05.27 Fri 20:23

海の見える理髪店(荻原浩)

海辺の小さな町にある理髪店に、ひとりの若い男性がやって来た。理髪店の店主は、なぜかその男性にポツリポツリとおのれの人生を語り始める。彼はなぜ自分の人生を語り始めたのか?そして、彼の語る人生とは?表題作「海の見える理髪店」を含む6編を収録。 ひと口に人生といっても、その人生には人それぞれ実にさまざまなドラマがある。過去のあやまちを後悔し続けたり、戻らない日々を切なく思い出したり、厳しかった母の老いた姿に悲哀を感じたり・・・。人はいろいろな思いを抱えながら生きている。 6編の中で特に印象深か...

のほ本♪ | 2016.05.26 Thu 19:49

アンと青春(坂木司)

あるできごとのお詫びとしてアンが「乙女」なイケメン立花からもらったのは、ふたつの上生菓子だった。「秋の道行き」「はじまりのかがやき」と名づけられたこのふたつには、立花のある想いが秘められていた・・・。 「秋の道行き」を含む5編を収録。「和菓子のアン」の続編。 以前「和菓子のアン」の感想にも書いたのだが、私は甘いものが苦手だ。和菓子の甘さは特に苦手だ。そんな私でさえ、この本には夢中になってしまう。 今回も和菓子をめぐる謎解きが面白かった。和菓子というのは奥が深いものだということも改めて感じ...

のほ本♪ | 2016.05.13 Fri 19:57

母さんごめん、もう無理だ(朝日新聞社会部)

「100歳まで頑張る。」母はそう言っていた。だが、98歳の母は74歳の息子に殺された。老々介護の果ての悲劇だった・・・。 表題作を含め、新聞記者が見た法廷で繰り広げられる人間ドラマ29編を収録。 この本の中で記者が訴えかける言葉・・・「殺人に”やむをえない事情があっていいのか?”」これが強く印象に残った。殺人は絶対に許されるべきものではない。それは当たり前のことだけれど、この本を読むとその気持ちが揺れ動く。「いったいどうしてそんなことになってしまったのか?」ずっとそのことが頭から離れない事...

のほ本♪ | 2016.05.10 Tue 22:47

江ノ島西浦写真館(三上延)

祖母が亡くなり、江ノ島西浦写真館は閉館することになった。遺品整理ためにやって来た孫の繭は、未渡しの写真が入った缶を見つける。繭は、写真の謎を解きながら注文した人へ写真を返そうとするが・・・。 祖母の遺した未渡し写真の数々。写真のプリントを依頼した人たちにもそれぞれの人生がある。写真は、人生のひとコマなのだ。繭は、それらを依頼した人たちに返そうと決心する。たまたま写真を受け取りに来た大学生の真鳥も手伝ってくれることになった。 繭には、つらい過去があった。けれど、彼女は写真を返すことで少しず...

のほ本♪ | 2016.04.20 Wed 20:11

サブマリン(伊坂幸太郎)

前作「チルドレン」から12年、あの陣内が再び登場!家裁調査官・陣内と罪を犯した少年たちのちょっと切ない関係とは? 「チルドレン」の面白さは忘れられない。型破りだが憎めない陣内の人柄。突飛な行動の陰に隠された陣内の思い。それらが再びこの「サブマリン」でよみがえる。 無免許で人を轢き死なせてしまった少年。けれど、そこには複雑な事情があった。陣内と、彼とコンビを組む武藤の、真実探しが始まる。陣内に振り回されているようで、実は陣内にコントロールされている?武藤。武藤のキャラも個性的で面白い。さま...

のほ本♪ | 2016.04.19 Tue 13:06

依頼人は死んだ(若竹七海)

婚約者の突然の自殺の謎は?健診も受けていないのにガンの通知が!?職場の上司を刺した女性の動機は?女探偵・葉村晶のもとには、さまざまな奇妙な依頼が持ち込まれる。ちょっと変わった9編のミステリーを収録。葉村晶シリーズ2。 9編どれもが読んでいて「奇妙だ。」と感じる話だった。ひと味、いやふた味も三味も違う、今までに読んだことのない味わいの作品だ。ミステリーの謎解き話というより、人間の心の中に潜む悪意をとらえ、たくみに描いた作品だと思う。作者の独特の描写は、時には読み手をぞくっとさせる不思議な魔...

のほ本♪ | 2016.04.18 Mon 20:42

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