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読恋書♪(どっこいしょ♪)
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読恋書♪(どっこいしょ♪)

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読恋書♪(どっこいしょ♪)
このテーマについて
本をこよなく愛する人へ♪
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中野のお父さん(北村薫)

定年間際の高校国語教師の父のところに不可解なできごとを持ち込んでくる文芸編集者の娘。ふたりが挑む日常の中の謎とは?8編を収録。 編集部に勤めている美希のまわりで起こるちょっとした謎。その謎が解けないとき、美希は父に助けを求める。娘から頼りにされる美希の父のうれしそうな顔が目に浮かぶ。 8編どれもがなかなか面白い。その中で印象的だったのは、「茶の痕跡」だ。本を愛するがゆえの悲劇を巧みに描いている。「夢の風車」では新人賞の最終選考に残った作品をめぐるミステリーを描いているが、親子の情愛も感じ...

のほ本♪ | 2016.02.18 Thu 20:22

闘う君の唄を(中山七里)

新任幼稚園教諭として埼玉県神室町の神室幼稚園に赴任した喜多嶋凛は、園児の親たちの異常ともいえるほどの幼稚園運営への干渉を目の当たりにする。凛は巧みに親たちの要求を退け、自分の信念のもと幼稚園教育に情熱を注ぐ。だが、思わぬできごとが彼女を待っていた・・・。 園が一度決定したことを保護者会が覆す。そんな状態になったのは、15年前のある事件がきっかけだった。園長が親たちに毅然とした態度を取れないのも、それに起因していた。厳しい状況の中、幼稚園教育に情熱を傾ける凛。彼女は、どんな困難にも負けない...

のほ本♪ | 2016.02.09 Tue 20:41

羊と鋼の森(宮下奈都)

きっかけはほんのささいなことだった。だが、少年はピアノの調律という仕事に魅了された。やがて高校を卒業した彼は、専門学校を出て本格的に調律師の道を歩み始めるのだが・・・。 ひとりの青年がピアノの調律師を目指す。才能があるとかないとかそんなことは関係なく、自分の魅了された世界で生きて行く決心をする。繊細な世界だと思う。それと同時に過酷な世界でもあると思う。ピアノの弾き手を生かすも殺すも調律師しだいなのだと知った。調律はピアノの調整というより、調律師とピアノとの戦いのようだ。食うか食われるか!...

のほ本♪ | 2016.01.28 Thu 21:01

蠅の帝国(帚木蓬生)

第二次世界大戦中、東京、広島、満州、樺太、東南アジア・・・各地の戦場に派遣された医師たちがいた。悲惨で過酷な状況の中で、彼らが体験したこととは・・・?帚木蓬生のライフワークともいえる作品。 武器も食料も医薬品もない。そして時には戦闘意欲さえない。そんな過酷で凄惨な状況の中、医師たちはできる限りのことをしようと奔走した。戦争は悲惨だ。そのことは充分わかっているつもりだった。だが、この作品を読んで、自分の認識がいかに甘かったかを思い知らされた。 「これが戦争なのか!」 この一言だけで、後は言...

のほ本♪ | 2016.01.22 Fri 20:22

ホテルジューシー(坂木司)

大家族の長女として育ったしっかり者の柿生浩美ことヒロちゃん。彼女がバイト先に選んだのは沖縄・石垣島のプチホテルだった。居心地がよく張り切っていた彼女に、オーナー夫人の頼みごとが。それは人手不足の那覇のホテルへ助っ人として行くことだった。そこで待っていたできごととは? まじめで仕事もテキパキとこなすヒロちゃん。まっすぐな性格は時として思わぬトラブルを起こすこともある。 「物事何でも物差し通りにはいかない。」 さまざまな人たちとのふれあいの中で、彼女は多くのことを学んでいく。沖縄の魅力あふれ...

のほ本♪ | 2016.01.20 Wed 19:53

我が家のヒミツ(奥田英朗)

どこにでもありそうな家庭。そして家族。平凡に見えても、その家の中には秘密が隠されているのだ・・・。六つの家族の、心温まる物語。 読んでいて、「こういう家庭は現実にもあるかもしれない。」と思った。そう思うとそれぞれの話がとても身近に感じられ、話の中にどんどん引き込まれていった。ほのぼのとした話。読むのがつらい話。ホロリとする話。家庭の事情は千差万別だ。 六つの話の中で一番印象に残ったのは、「手紙に乗せて」だ。突然妻を病気で喪い悲嘆にくれる夫・・・。子供たちは必死で励ますが、うまくいかない。...

のほ本♪ | 2015.12.25 Fri 21:40

殺人犯はそこにいる(清水潔)

栃木県足利市、群馬県太田市。この隣接するふたつの市で、5人の少女が行方不明になった・・・。 著者は、この五つの事件が連続殺人事件だと考えた。足利事件の冤罪について、そして犯人と思われる「ルパン」について、さまざまな検証をもとに描いた作品。ノンフィクション。 警察が追い求めるのは事件の真実や犯人ではないのか?自分たちに都合の悪いことを隠そうとする体質が、事件の真相を見えづらくしてしまったように思う。この作品を読んでいると、警察は本当に市民の味方なのか疑問を感じる。 警察は、やってもいない罪...

のほ本♪ | 2015.12.24 Thu 19:03

メビウスの守護者(川瀬七緒)

東京西多摩で、腐乱した男性の死体の一部が発見された。岩楯はさっそく現地に飛び、山岳救助隊員の牛久とコンビを組み捜査に当たる。法医昆虫学者の赤堀も呼ばれたが、なぜか赤堀と司法解剖医がそれぞれ出した死亡推定月日が合わない。そこにはいったいどんな謎が隠されているのか・・・?法医昆虫捜査官シリーズ4。 男の腐乱死体の一部が発見される。それ以外の部分も近くにあるだろうと、警察は付近をくまなく捜索する。だが、赤堀は独自の視点で死体の残りの部分を追う。虫の生態だけではなく野生動物の生態をも考慮に入れて...

のほ本♪ | 2015.12.21 Mon 20:24

人魚の眠る家(東野圭吾)

播磨和昌・薫子夫妻は、娘・瑞穂の小学校受験後に離婚することになっていた。しかし、突然の悲劇が一家を襲う。瑞穂が事故に遭った!残酷な事実が播磨夫妻に告げられた。ふたりは苦渋の選択を迫られるが・・・。 「何をもって人の生、人の死とするのか?」 このことをあらためて考えさせられた。この作品のテーマは目新しいものではない。しかし、多くの問題や人々のさまざまな感情を含んでいるだけに、とても難しいものだと思う。 子供の運命を知ったときに、親は冷静な判断ができるのか?播磨夫妻の取った行動は、人から見れ...

のほ本♪ | 2015.12.09 Wed 19:27

王とサーカス(米澤穂信)

太刀洗万智は、新聞社を辞め知人の雑誌編集者から頼まれた仕事の事前準備のためネパールに向かう。だが、彼女を待っていたのは、王族殺害事件という衝撃的な事件だった。さっそく取材を始めた万智だが、思わぬできごとが待っていた・・・。 ネパールの街の喧騒が実によく描かれていた。人々の息づかいも聞こえてきそうだ。読んでいると、まるで自分もその街の中にいるような気分になった。 最初は王族殺害事件の真相を探ろうとした万智だったが、思わぬできごとのために事態は意外な方向へと進んでいく。てっきり、王族殺害事件...

のほ本♪ | 2015.11.28 Sat 21:28

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