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グッド・バイ、レイ・ブラッドベリ - TechCrunch Japan SFの巨星,ブラッドベリ翁が旅立たれた由。 御年91歳。 当方があまり驚きを感じていないのは,お歳よりも,昨年の終わりに“Fahrenheit 451”の電子化を許諾されたというのが頭にあったからかもしれません。 思うところがおありだったのかなと。 たくさん読ませていただきました。 私の人生を豊かにしてくださったことに心より感謝いたします。 どうぞこれからも,あちらから私たちを見守っていてくださいませ。 Ray Bradbury 参考 レイ・ブラッドベリ - Wikiped...
Kyan's BLOG V | 2012.06.07 Thu 09:55
正月休みの合間に積んだままだったこいつを片づけました。1977年の作品ですが、いまだにSF好きなら必読とされる作品です。
バトスピ! - バトルスピリッツ デッキ攻略 | 2012.01.04 Wed 12:34
初野晴『ノーマジーン』(ポプラ社,2011/10) 終末が近いと囁かれる近未来。体が不自由なためひきこもって暮らすシズカのもとに人語を喋る赤毛の小猿ノーマジーンがやってくる。知能はおそらく七、八歳程度。背筋を伸ばした二足歩行で歩く。シズカの介護をすると言い張るが、あまり役にたたない。天才鞄職人の後継者であるシズカの仕事ぶりが丁寧に描かれていて、職人小説の趣も少々。鮎藤革包堂に取材した由、なるほど。いささかの不安な空気を滲ませながら、静かな筆致で描かれる一人と一匹の日常。そして、闖入者があったこと...
更・ぅれしぃがらし日記 | 2011.12.24 Sat 18:11
大森望責任編集『NOVA 6』(河出書房新社・文庫,2011/11) 収録作品 大森望「序」 斉藤直子「白い恋人たち」 七佳弁京「十五年の孤独」 蘇部健一「硝子の向こうの恋人」 松崎有理「超現実な彼女 代書屋ミクラの初仕事」 高山羽根子「母のいる島」 船戸一人「リビング・オブ・ザ・デッド」 樺山三英「庭、庭師、徒弟」 北野勇作「とんがりとその周辺」 牧野修「僕がもう死んでいるってことは内緒だよ」 宮部みゆき「保安官の明日」 大森望「編集後記」 なぜか読む機会を逃していたオリジナル・アンソロジー。「本書...
更・ぅれしぃがらし日記 | 2011.12.24 Sat 14:25
高野和明『ジェノサイド』(角川書店,2011/03) 20世紀後半に米政府に報告された極秘レポート「人類の絶滅要因の研究と政策への提言」には、5つの要因が挙げられていた。第1.宇宙規模の災厄(小惑星の地球への衝突)、第2.地球規模の環境変動(地磁気の南北逆転現象)、第3.核戦争、第4.疫病:ウイルスの脅威及び生物兵器、そして第5の脅威として挙げられたアレが内乱の続くコンゴ東部に出現したとの情報に接した攻撃的かつ独裁的な米国大統領は、その排除を命じる。かくしてアフリカの密林に進行するイエーガーらワケあり傭兵4人衆。そ...
更・ぅれしぃがらし日記 | 2011.09.22 Thu 00:07
万城目学『偉大なるしゅららぼん』(集英社,2011/04) 『鴨川ホルモー』では京都、『鹿男あをによし』では奈良、『プリンセス・トヨトミ』では大阪、と知られざる伝奇を著してきた万城目学の関西三部作第4作の舞台は滋賀である。でも滋賀っていまいち地味とゆーか、琵琶湖があるだけでしょてなこと考える関東人は浅墓というかもうしゅららぼんでありました。 偉大なる琵琶湖を力の源泉とする日出家と棗家の間で繰り広げられる超能力対決。力を利用して壮麗すぎて爆笑してしまう生活を営む者がいれば、力をほどよく使いこなす者や持...
更・ぅれしぃがらし日記 | 2011.07.31 Sun 14:36
2011年7月26日、肺炎のため逝去。80歳。 京都大学文学部イタリア文学科在学中から作家の高橋和巳らと交流し、文学活動に参加。卒業後は業界紙記者、土木工事の現場監督、漫才の台本作家などさまざまな職業を経験した。昭和36年に『地には平和を』で「SFマガジン」の第1回コンテストで努力賞。SF作家としてデビューした。 空襲で焼け野原となった大阪城周辺の廃虚を舞台に、鉄を食料にする一族を描いた「日本アパッチ族」(昭和39年)のほか、「復活の日」(同)「果しなき流れの果に」(41年)など、人類と現代文明の未来を探る構想豊...
更・ぅれしぃがらし日記 | 2011.07.29 Fri 08:20
小松左京さんが亡くなられました。ご冥福をお祈りします。『日本沈没』が有名ですが、私はこれがイチオシです。【送料無料】果しなき流れの果にJUGEMテーマ:SF小説
7days日記 | 2011.07.28 Thu 21:23
三島浩司『ダイナミックフィギュア』上・下(早川書房,2011/02) 伊上勝だったら気にしないと思うのだけれど、なぜ巨大人型兵器で戦わなくてはいけないのかという設定がじつに複雑精緻でそこがまず読ませる。その核となる「様々な概念を吸収し、その獲得した情報や形質を次代に遺伝させてきた」エイリアンのアイデアにはたまげた。それらの設定から紡がれる兵器の開発、軍略の進化、地政学のダイナミズム、さらには少年と少女の成長に大人の駆け引きも盛り込んで、あれもこれもの大部な展開を破綻することなく独特の硬い文体で一気...
更・ぅれしぃがらし日記 | 2011.05.13 Fri 07:01
眉村卓『沈みゆく人』(出版芸術社,2010/12) 収録作品 沈みゆく人 板返し じきに、こけるよ 住んでいた号室 あとがき/名づけて「私ファンタジー」 眉村卓本人を思わせる老境の男たちを主人公とした作品、内容に同調した読者を取り込むという本をめぐる長めの表題作と小品3篇を収録。今おかれている状況をことさら悲観するでもなく、恐れを抱かないわけではないけれど、粛々と受容する姿がしっくりとくる。団地の子としては、かつて住んでいた団地が解体される「住んでいた号室」が印象に残る。
更・ぅれしぃがらし日記 | 2011.04.10 Sun 20:38
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