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昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。飢えた狼のごとく強引に違法捜査を繰り返す大上に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて金融会社社員失踪事件を皮切りに、暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが…。正義とは何か。血湧き肉躍る、男たちの闘いがはじまる。 (「BOOK」データベースより) 役所広司、松坂桃李等出演で映画もされた日本推理...
敬称略にてお願いします | 2019.03.05 Tue 22:46
囲碁殺人事件(著:竹本健治)の講談社文庫版。まず、囲碁ファンとしては囲碁を題材に小説が書かれること自体が大変嬉しい。ましてやそれが人気シリーズともなれば…。本書は初出が1980年(著者25〜26歳の頃の作品)のようで、その後シリーズ化する主人公の初登場作だ(なんと12歳の生意気なガキ)。管理人はその5年後くらいから囲碁を始めたので厳密には執筆時の囲碁界の状況は知らない。が、「アマ五段がプロの四、五級くらい」と言われたら顔を顰めざるを得ない。そもそも囲碁のプロに級は無いのだから…。主人公は碁を...
貧乏庶民の法的思考3 | 2019.02.17 Sun 20:12
「警官を殺す」と息巻く大男の消息を鮫島が追うと、ある犯罪集団の存在が浮かび上がる。中国残留孤児二世らで組織される「金石」は、日本人と中国人、二つの顔を使い分け、その正体を明かすことなく社会に紛れ込んでいた。謎に覆われた「金石」に迫る鮫島に危機が!二十年以上の服役から帰還した大男が、新宿に「因縁」を呼び寄せ、血と硝煙の波紋を引き起こす! (「BOOK」データベースより) 新宿鮫シリーズの10作目。6作目の「氷舞」、8作目の「風化水脈」など番外編的な話を交えつつ巻を重ねてきたシリーズだが、本...
敬称略にてお願いします | 2019.02.12 Tue 22:56
信州の山荘で、鍵の掛かった密室状態の部屋から会社社長の遺体が発見された。自殺か、他殺か?捜査に乗り出した警察の前に、突如あらわれた男がいた。その名も「貴族探偵」。警察上部への強力なコネと、執事やメイドら使用人を駆使して、数々の難事件を解決してゆく。斬新かつ精緻なトリックと強烈なキャラクターが融合した、かつてないディテクティブ・ミステリ、ここに誕生!傑作5編を収録。(「BOOK」データベースより) 嵐の相葉君主演でドラマ化もされた貴族探偵シリーズの第一短編集。ドラマ放映からしばらく経っ...
敬称略にてお願いします | 2019.01.22 Tue 16:59
スティーブン・キングの小説には よく「絵」がテーマになるんだけど 彼自身も絵を描くのかなあ? 短編集 左 「夕暮れをすぎて」の中の 「エアロバイク」には ダイエットを決意した男性の体の臓器が ガテン系の労働者として描かれた絵が出て来る。 彼らは 今まで長時間の重労働をさせられていたのに 「ダイエットなんか始めやがって!俺らの仕事を奪う気か!」と怒っている(^▽^) (でも笑いごとじゃない) 右 「幸運の25セント硬貨」の中の 「道路ウィルスは北にむかう」では ガ...
10年(以上)前のPCを復活させてみた。 | 2018.12.24 Mon 13:44
タイトルに惹かれて読んでみた。 スティーブン・キングにまんまとはまるきっかけになった本です。 映画化はされていないけど、映画に例えると ロバート・デ・ニーロ(75歳だけど70ってことにして)と メリル・ストリープ(69歳)が 不思議な力を得て不思議な冒険に巻き込まれる話。 (二人とも若返ったりして……) 最後のスペクタクルが、9.11のヒントになったのではないか と言われ(確かに似ている) キング氏は怒ってたみたい。 養老孟司先生が 「この本は、1回読んだ...
10年(以上)前のPCを復活させてみた。 | 2018.12.20 Thu 20:38
夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった……ただ一人町をさまよっていた男は、奇妙な帽子をかぶった女に出会った。彼は気晴らしにその女を誘ってレストランで食事をし、カジノ座へ行き、酒を飲んで別れた。そして帰ってみると、けんか別れをして家に残してきた妻が、彼のネクタイで絞殺されていた! 刻々と迫る死刑執行の日。唯一の証人「幻の女」はどこに? サスペンスの詩人の、不滅の名作。(Amazon.comより) 各種オールタイムベストでも上位常連の名サスペンス...
敬称略にてお願いします | 2018.12.18 Tue 21:41
ホラー小説を愛する内気なラリーと、野球好きで大人びたサイラス。1970年代末の米南部でふたりの少年が育んだ友情は、あるきっかけで無残に崩れる。それから25年後。自動車整備士となったラリーは、少女失踪事件に関与したのではないかと周囲に疑われながら、孤独に暮らす。そして、大学野球で活躍したサイラスは治安官となった。だが、町で起きた新たな失踪事件が、すべてを変えた。過去から目を背けて生きてきたふたりの運命は、いやおうなく絡まりあう―。アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作家の感動ミステリ。 (「BOOK」データベ...
敬称略にてお願いします | 2018.12.01 Sat 17:34
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 小さな島の版画館で警備員として働く風見国彦は、毎日決まった時間に訪れるセーラー服の美少女に気づく。 彼女の目的は、アントニスゾーンの版画『バベルの塔の崩壊』。閉館までその作品の前に立ちつくしている少女に、風見は興味を抱く。 同じ頃、島では連続殺人事件が発生。殺人現場には必ず「バベルの塔」の絵が残されていた。 殺人事件の犯人は誰か、バベルに秘められたメッセージは何か、そして美少女と事件の関係は? 自作の絵画と小説を融合させるという全く新しい...
のーみそコネコネ | 2018.11.30 Fri 19:04
JUGEMテーマ:ミステリ 長野の大学生、布部正男(ぼく)は、毎年夏の恒例になっている療養生活をしていたが、ある日、隣りのベッドに全身包帯の木乃伊男が眠っていて驚いた。 木乃伊男自身から事情を聞いて安心する正男だったが、布部家には木乃伊男もまつわる恐ろしい言い伝えがあった・・・ 「絵で犯人がわかる全く新しいタイプの推理小説」と銘打たれているが、確かにその通りである。 蘇部氏は「動かぬ証拠」でもかなり実験的試みに挑戦していたが、その作品の出来はあまり良くないという印象がある。 しか...
物語の宝石箱 | 2018.11.12 Mon 23:38
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