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本編に出てくる、マサという犬が表紙のシリーズです。 起きる事件は残忍なものが多いけど、 探偵をやっている主人公たちの発する雰囲気が心地よく、 彼らの日常をずっと眺めていたい気持ちになります。 「心とろかすような」は短編集になっています。 ラ・シーナのマスターが特に好きだ〜
ななこごとひとことにっき | 2016.09.22 Thu 19:24
表紙がすごく綺麗!このシーンも、本編にちゃんと出てきます。 夏が来れば思い出す〜♪的な、センチメンタルでエモい「故郷」も、 湊さんにかかればこんな…おぞましい、近寄りがたい、帰省したくない、 でも見えない力で引きずり込まれる…そんな空間になるんですね… どれも同じ島にまつわる短編を集めた一冊なのですが、 長編よりひとつひとつが短いのに毒が薄れていない…! よくこんなに人間のゲスいところ市が開催できるものだと思います(褒め言葉です)。 元気な時に読むべし。
ななこごとひとことにっき | 2016.09.22 Thu 17:32
ファンタジーというか、超常現象感の強いミステリ短編集です。 静かにぞわぞわくる、ジャパニーズホラーな怖さがあります… 最後の「たった一人」が一番印象に残っています。 若い俳優陣でドラマ化できそうな感じでした。映像的。
ななこごとひとことにっき | 2016.09.22 Thu 17:26
JUGEMテーマ:ミステリ オーストリアの作家、 アンドレアス・グルーパーの作品。 事故死が殺人ではないかと疑う オーストリアの弁護士エヴェリーンと、 入院患者の少女の自殺に疑問を持つ ドイツの刑事ヴァルター。 2人の調査が、大きな事件を 明るみに出していく中、 2人にも危険が迫る… エヴェリーンの過去が 少しずつ振り返られていき、 ヴァルターの事情も分かっていく… 陰惨な事件ですが、 2人の主人公の強い...
大河の一滴 | 2016.09.16 Fri 08:19
叔父の古書店でアルバイトをしている菅生芳光は女性客から彼女の父が生前に書いた五つのリドルストーリーを探して欲しいと依頼される。報酬に惹かれて叔父には知らせず依頼を受けた芳光はやがて、リドルストーリーと「アントワープの銃声」事件に密接な繋がりがあることに気付く……。 文句を言いつつ読み続けている米澤穂信。本作は「さよなら妖精」以来、久々の当たり作品だった。 これまで読んで、あまり気に入らなかった青春ミステリー系作品(感想は書いてないが「ボトルネック」も含む)は...
敬称略にてお願いします | 2016.09.15 Thu 16:33
JUGEMテーマ:ミステリ グレッグ・ルッカの アティカス・シリーズの番外編。 私立探偵ブリジットの物語。 ヘロイン中毒の過去を持つ彼女が、 更生施設時代の友人に助けを求められ、 麻薬組織に潜入し、孤独な闘いが始まる。 アティカスもエリカも、 彼女が何をしているか、知らされず、 物語は、どんどんと緊迫していく… アティカスの出番は少ないですが、 エリカやナタリー、デイル・マツイ、 弁護士ミランダ・グレイザー、 FBI捜査官...
大河の一滴 | 2016.09.11 Sun 15:41
捕虜収容所でユダヤ人のあんたに親切とは言えなかったナチスの将校が生きてるかもしれない。臨終の床にある戦友からそう告白された、元殺人課刑事バック・シャッツ87歳。何もするつもりはなかったシャッツだが、その将校が金の延べ棒を大量に持っていたことが知られると周囲が騒がしくなっていき……。 「A型の女」、「フロスト気質」と連続しておっさんキャラ小説を読んだが、今度は87歳が主役の爺さんキャラ小説。しかし、この爺さんもサムスンやフロストに負けず劣らず魅力的なものだった。 &nbs...
敬称略にてお願いします | 2016.09.07 Wed 16:57
JUGEMテーマ:ミステリ 冒頭のあらすじ 東京都東久留米市全域の地域医療を担う総合病院である天医会総合病院。 そこに設立された特別部門である統括診断部では各科で診断が困難であると判断された患者が紹介されてやってくる。 公園の池で河童を目撃したという少年。 病院の病棟で人魂を見たという看護師。 性交渉がないにもかかわらず妊娠したと言い張る女子高生、など奇怪な事件がきっかけで病に臥した患者が相談にやってくる。 ...
ライトノベル・ミステリー書評 | 2016.09.05 Mon 01:12
JUGEMテーマ:ミステリ ○内容 表紙に惹かれて手にした『ななつのこ』にぞっこん惚れ込んだ駒子は、ファンレターを書こうと思い立つ。 わが町のトピック「スイカジュース事件」をそこはかとなく綴ったところ、意外にも作家本人から返事が。 しかも、例の事件に客観的な光を当て、ものの見事に実像を浮かび上がらせる内容だった―。 こうして始 まった手紙の往復が、駒子の賑わしい毎日に新たな彩りを添えていく。第3回鮎川哲也賞受賞作。 ○感想 なんとなく“日常の謎&rdquo...
のーみそコネコネ | 2016.09.04 Sun 15:20
ハロウィンの夜、ゴミの山から見つかったのは指が切断された少年の死体。人手不足のため休暇中にも関わらず陣頭指揮を命じられたフロスト警部だが、いつものように次々と難事件が。少女誘拐、連続幼児刺傷事件、行方不明の男児、腐乱死体……。果たしてフロストは全てを解決に導けるのか。 フロストシリーズ四作目。全六作しかない上に刊行間隔が長いため読むのがもったいない気になるシリーズで、前作「夜のフロスト」は発売日に買って三年積ん読状態に。本作は更に長くなって発売から八年後に読むこ...
敬称略にてお願いします | 2016.08.30 Tue 17:20
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