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ミステリ
このテーマに投稿された記事：1832件 | このテーマのURL:https://jugem.jp/theme/c216/456/
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本格も変格も、メタもライトも、国内も海外も。
ミステリ本の記事にどうぞ。 
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作者のブログへ：「virginity」さんのブログ
その他のテーマ：「virginity」さんが作成したテーマ一覧(1件)
『兄の殺人者』D・M・ディヴァイン
JUGEMテーマ：ミステリうおー面白い！クリスティが絶賛したという小説らしいです。正統派のフーダニットですね。ワンマン自意識過剰な兄と弁護士事務所を経営している主人公。ある夜兄から呼び出されて出向いたオフィスで、銃で撃たれて死んでいる兄を発見します。自殺という可能性も否定できない状況ではありましたが、兄はどう考えても自殺するタイプの人間ではなく、そもそも銃が利き手と反対側に転がっていました。誰が兄を殺したのか？警察の調査をいまひとつ信用できない主人公は、オフィスで信頼できる人間を巻き込みつつ、調査...
dry yeast | 2010.07.23 Fri 01:35
『猫は糊をなめる』リリアン・J・ブラウン
JUGEMテーマ：ミステリクィラランとシャム猫ココのシリーズ第６弾です。ずいぶん読んだ気がしていましたが、まだ６作目かー。ど田舎のムース郡で隠居しているクィラランは、地元の劇団に参加してみたりと、健気にコミュニティに参加中。その劇団に参加している夫妻が、自宅で殺害されます。夫は良家のおぼっちゃまで、双子の弟と共に劇団に参加していました。最近つまらない犯罪で町を荒らしているチンピラのリーダーが容疑者としてつかまりますが、クィラランのヒゲは、そうではないと告げます。クィラランが出資して立ち上げた地元新...
dry yeast | 2010.07.23 Fri 01:21
和菓子のアン
JUGEMテーマ：ミステリ書評だかなんだかに掲載されたシロモノ。タイトルを見て、なんじゃコリャ。と思ったが、読んだらかなり面白かった。主人公のアン（杏子/きょうこ）は18・9の娘さんだが、イマドキの女子は共感できるのかな？社会人２年目くらいの子が読むといいかもしれない。興味が持てるものがなくて、 大学に進む気にもならず、かといって就職する気にもならず。 とりあえず目標もなく高校を卒業して、 ぼんやりと１ヵ月が過ぎてしまったところから、物語が始まる。 興味のあるのは食べること。 できることは少ないので...
Tea Room field | 2010.07.19 Mon 00:31
『サイズ12はでぶじゃない』メグ・キャボット
JUGEMテーマ：ミステリ元ティーンズ向けのアイドル、ヘザーは、事務所と仲たがいして引退し、いまやサイズ12の28歳。元婚約者の兄の家に居候をしながら、学生寮の副寮母をしています。ちなみにサイズ12とは、日本でいう15号くらいとのこと。や、でぶでしょ。でも「サイズ12は、アメリカの平均女性のサイズなんだから」というのがヘザーの言い訳。じゃあ、アメリカの平均女性がでぶってことじゃないのか、と思っていたら、そういう突っ込みを受けるシーンがありました。やっぱり。事件は、ヘザーの勤める学生寮で起こります。エレベータ...
dry yeast | 2010.07.18 Sun 04:28
『少女探偵の肖像』スーザン・カンデル
JUGEMテーマ：ミステリミステリ作家の伝記ライター、シシーのシリーズ第２弾です。前作「E・S・ガードナーの日記」が楽しめたので、すぐ購入。今回の伝記の対象は、少女探偵ナンシー・ドルーの生みの親、キャロリン・キーンです。映画化もされ、世界中にファンのいるこのシリーズについて、マニアの集いで講演を頼まれてしまうシシーは、準備に大忙し。そんな折、シシーに初版本コレクションを見せてくれたコレクターが、死体となっているのを発見してしまいます。そして、コレクターの同居者であった青年が行方不明に。さらに、この同...
dry yeast | 2010.07.18 Sun 04:12
赤い指（著・東野圭吾）
JUGEMテーマ：ミステリ「平凡な家庭など、この世にひとつもない。外からだと平穏な一家に見えても、みんないろいろと抱えているもんだ」 「見事に詰みだ。親父の勝ちだよ。よかったな」加賀シリーズの中篇（？）です。随分前（発売直後くらい）に『新参者』を図書館予約したのですが、ちぃとも回ってこないので先にコチラを……けれども、発行順的にも時系列的にも先の方がよかったです。レビューなどを読んでいると、加賀さんの内面が深く表面的に掘り下げられているそうなので。冒頭とラストに、加賀さんと加賀さんの『お父さん』...
*半角*アスタリスク | 2010.07.16 Fri 22:58
『警官嫌い』エド・マクベイン
JUGEMテーマ：ミステリついに87分署シリーズに手を出してしまいました。ニューヨーク市警87分署の刑事が、勤務に向かう途中で殺されます。同僚の殺しに憤る市警ですが、その後も次々と刑事が殺されます。犯人は警察に恨みのある誰かに違いない。という線で捜査を進めますが…。ラストは鮮やかでした。うわー面白い。大好き。ただでさえNYPDものに弱いというのに！プロ意識と正義感と、強烈なストレスを受け流すための下品なジョークやちょっと過激な尋問などなど…NY市警小説に求めるものが全部詰まっております。便宜上主役級の登場人物...
dry yeast | 2010.07.16 Fri 04:50
『アソシエイト（上・下）』ジョン・グリシャム
JUGEMテーマ：ミステリグリシャムって『依頼人』しか読んだことないです。他の名作を読んでみたいな。本作は、映画化が決定された最新作とのこと。「アソシエイト」と呼ばれる、法律事務所の見習いたちの話。ロースクールの首席である主人公カイルは、真に人の役に立つため、大手の法律事務所からのスカウトを無視し、自分の能力を奉仕に使いたいと思っています。が、若気の至りで起こした乱痴気パーティのネタを元に脅迫され、スパイとして超大手法律事務所に入るハメに。自分を脅迫しているのが何者なのかもわからないまま、アソシエ...
dry yeast | 2010.07.15 Thu 04:36
『さよならの接吻』ジェフ・アボット
JUGEMテーマ：ミステリ図書館シリーズが尻すぼみになっていたので、あまり期待せずに読んだのですが…面白いよ！ていうか、好きです。アボットお得意の、てれんとしながらもポリシーを持って生きていて、まったく自分を恥じることのない草食系男子が主人公。愛しい…。 田舎町ポートレオで、親のコネで判事の職についている青年モーズリー。意外にも彼はこの職が気に入って、けっこう向いている気すらしています。平和な町でしたが、ある日男の銃殺体が見つかります。自殺のようでもありますが、殺人ぽい。そしてその男は、町の有力...
dry yeast | 2010.07.15 Thu 04:15
『検死審問』パーシヴァル・ワイルド
JUGEMテーマ：ミステリなんだか今さら読みました。老女作家のベネットの誕生日パーティで起こった殺人事件を、検死審問での発言のみを通して読み解いていく話です。検死官スローカム閣下の人をくったような進行と、ラストの粋な采配が素敵！
dry yeast | 2010.07.15 Thu 04:04
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