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JUGEMテーマ:ミステリ田舎町で郵便局長をつとめるおばさん、ハリーの飼い猫であるミセス・マーフィーと、同じくその飼い犬のタッカーが事件を解決するミステリです。うーん、面白くなかったです。猫や犬が完全に擬人化されており、普通の人間と同じく「やあ、タッカー」とか会話をする類の小説です。もちろん動物の会話は人間たちには理解できないのですが、同じカギカッコで、人間の会話に混ざって動物の会話が入るので、わかりにくい。動物達の思考も、いかにもおばさん作者が「猫ちゃんたちはきっとこんなこと喋ってるのね」と妄想...
dry yeast | 2010.05.23 Sun 23:06
JUGEMテーマ:ミステリウィリアム・アイリッシュの別名です。夫の浮気相手が殺害されているのを見つけてしまった妻が、夫の容疑を晴らそうと真犯人を見つける話。明らかに浮気をしている夫のそぶりに気づかないふりをしたり、古きよき時代の愚かな妻そのものなのですが、真相を追究する手腕が妙に賢くて感心。これでもかという展開に、最後がまったく読めません。私としては、釈放された後に実はやっぱり夫が真犯人だったことがわかる、というオチを期待しましたが、違いました。作者らしく、スリリングで面白かったです。
dry yeast | 2010.05.23 Sun 03:37
JUGEMテーマ:ミステリ前回 書いた加賀恭一郎シリーズの第4作目。前作が完全なフーダニットであったのに比べ、この作品はフーダニットからホワイダニットへと展開していきます。ホワイダニットとしても、答えを見つけたと思うとするりとかわされてしまうような感じ。なかなか確信をもたせてくれません。とにかく作者の意図にまんまとはまってしまうような作品でした(笑)。正答に至るまでの展開は緻密かつ巧妙に細工されまくっていて、すっかり騙されてしまいますwそれにしても、人間の哀しさというか、なんというか。心の底に...
My Sweet Glassberry | 2010.05.20 Thu 19:50
JUGEMテーマ:ミステリ ピンクです。こんにちわ2010年5月。14年半ぶりに高速増殖炉もんじゅの運転再開というニュースを見て、まっさきに思い出したのは、東野圭吾の「天空の蜂」です 天空の蜂は、95年11月初刊行。もんじゅのナトリウム漏洩事故発生は、95年12月。 東野圭吾はこの作品を書くために何年にも渡って取材をしている。「今まで書いた作品の中で一番思い入れが強いのがどれかと訊かれれば、これと答えるだろう」とも言っている。 私はこの本を、数ヶ月前に読んだ。14年前に書かれているものとは、全然思わない。かな...
☆えがにめ まったり満喫ブログ☆ | 2010.05.18 Tue 15:29
どーも、ピンクです東野圭吾の最新作、「カッコウの卵は誰のもの」を読みました父と娘、親子2代続けてのトッププレイヤー。娘の所属チームの研究者は、2人の遺伝子パターンを調べさせて欲しいと望む。しかし、父はどうしても了承するわけにはいかない。父には、絶対に知られたくない秘密があるからだ。娘が産まれた19年前からの、秘密が・・・。私が東野圭吾を好きな最大の理由。それは、ミステリでありながら、‘人間を書いている’ということ。トリック、犯人探し、不可解な出来事・・・さまざまな謎の解決の糸口を想像し、犯人を想像しなが...
☆えがにめ まったり満喫ブログ☆ | 2010.05.18 Tue 09:08
JUGEMテーマ:ミステリ あざらしです。『新宿鮫』は好きだけど、今まで読んだ新宿鮫で一番好きかもしれない。(全部読んだわけじゃないけど…)『新宿鮫2 毒猿(ドゥ・ユアン)』アクションと人物描写のバランスが絶妙。快作でした。毒猿という殺し屋の存在感が圧倒的でした。主人公の鮫島を完全に食ってしまっている。(ていうか、あえてそうしたらしいけど)必殺技はネリチャギ(脳天かかと落とし)。こんなのに狙われたら、たまらない。逃げても逃げても、ずんずんと迫ってくる。こっちに近づいてくるにつれて、一人また一人…...
脚本家になりたい!シナリオ研修生の映画・読書日記 | 2010.05.13 Thu 17:57
JUGEMテーマ:ミステリこんにちわ。ピンクです東野圭吾「新参者」を読みました現在、テレビドラマもやってますね〜。毎回、楽しみに見てます東野圭吾の小説で、大人気キャラクターの加賀恭一郎シリーズ第8作目です。理系の湯川(ガリレオね)、文系の加賀、と言われています。日本橋のマンションで、ひとり暮らしの女性が絞殺された。日本橋署に着任したての刑事、加賀恭一郎に立ちはだかるのは、人情という名の謎。事件の謎を解き明かすために、初めての土地を歩き回る・・・。私、加賀恭一郎が大好きで、シリーズ全部読んでます。練馬...
☆えがにめ まったり満喫ブログ☆ | 2010.05.10 Mon 00:30
良い意味でも悪い意味でも裏切られた小説。 あらすじとしては臨床心理士である美帆が初めて患者を受け持つことになる、その患者・司の悩みを解決しようとしている内に様々な陰謀が見え始める。音が色に見えるという司、同級生であり刑事である栗原と共に全容を解明するってな具合のストーリー。 全体としてはページ数も少なく一気に読み進めてしまえるのはポイント。上下合わせて500Pくらい 続きはネタバレが多い
うみとてがみ | 2010.05.09 Sun 23:37
内容紹介、所有者の願い事を3つだけ、かなえてくれる「猿の手」。“妃”と綽名される女と、彼女のまわりに集う男たち。危うく震える不穏な揺り篭に抱かれて、彼らの船はどこへ向かうのだろう。―何を願って眠るのだろう。臨床犯罪学者・火村英生が挑む、倫理と論理が奇妙にねじれた難事件。 中編二編を幕間でつなげ、長編として体裁を整えた一冊です。 推理小説に関わらず、どんな物語でも人物が起こす行動に何の疑問を持たず読んでしまうおめでたい頭脳なので、本書も楽しめました。有栖川さんの作品は変化球が多いような気がしていま...
少年は跳ぶ | 2010.05.09 Sun 22:09
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