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JUGEMテーマ:ミステリV・I・ウォーショースキーシリーズ第2弾です。こちらも再読。仲のよかったいとこ、ブーム・ブームが職場で事故死。自殺かとも思われましたが、そんなことをする人じゃない。元ホッケー選手の彼が、波止場で足を滑らせるなんて、そんな不注意するだろうか?何より悔いが残るのは、ブーム・ブームが事故死する直前に、ヴィクに留守電メッセージを残していたこと。あの電話に出ていたら、彼は死ななくて済んだのかもしれない。というわけで、ヴィクはブーム・ブームの死の真相を突き止めるために、本当にあるのかど...
dry yeast | 2010.04.16 Fri 17:22
≪内容紹介≫亡くなった恋人を追悼するため、東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した・・・・・・はずだった。ところが気が付くと見慣れた金沢の街にいる。不可解な思いで自宅へ戻ったぼくを迎えたのは、見知らぬ「姉」。もしやここでは、ぼくは「生まれなかった」人間なのか。「ぼく」の存在は世界にとってプラスだったのかマイナスだったのかあるいはゼロだったのか―。前から思ってましたが、私って知らぬうちに米澤さんファンなんでしょうか…文章も台詞回しはなんか作者っぽいなぁと感じてしまいました。私...
読書メモ | 2010.04.15 Thu 02:36
JUGEMテーマ:ミステリ 寒暖の差の激しい春ですね。皆さんも体調には気をつけて下さい。さて,そんな今週の新刊情報です。単行本で目についたものは『 赤い森 』 (折原一)の1作くらいです。そもそも単行本の発売が少なかったようです。一方,文庫に目を向けると注目の作品が多くあります。まずは,先週フライングで紹介した『 告白 』 (湊かなえ)発売早々アマゾンのランキングのトップに入りました(ミステリの部門)。文庫化したことで今まで以上にこの作品はメジャーになるでしょうが,なんでこんなのがという風に思う人も増える...
Cosmos of Books ミステリの書評ブログ | 2010.04.15 Thu 00:34
JUGEMテーマ:ミステリ私の愛する女探偵キンジー・ミルホーンとよく比較される、V・I・ウォーショースキーシリーズ第1作です。かなり前に読んだのですが、ヒロインのヴィクがあまり好きになれず、ほったらかしにしていました。せっかくなのでシリーズ読破しようと再読。あれっ?面白いじゃん。以前は、ヴィクの「女だからってバカにしないでよ」という粋がりが鬱陶しくて仕方なかったのですが、今回はさほど気にならなかった。私も大人になったのか…。キンジーは「女ですが、何か」といった風情で、女であることを楽しみ、活用しなが...
dry yeast | 2010.04.13 Tue 20:55
『イニシエーション・ラヴ』 乾くるみ 原書房青春小説と見せかけて一級のミステリ、という話だったのですが、え、これですか。この程度ですか。バブル期の、ありがちな男女の出会いとすれ違い。正直まだ(頁が)ある…、とくじけそうになりながら、ラスト二行でひっくり返されるから、と読んだのだけれど。ラスト二行でひっくり返すんだからシンプルに違いないけれど、まるっきり想定範囲内でがっかり。この内容なら中編くらいでも良いのではないかな。
早風呂 | 2010.04.12 Mon 23:50
JUGEMテーマ:ミステリなんだか、このシリーズの楽しみ方がわかってきました。推理ものというより、ホーソーン医師とノースモントの年代記みたいな感じなんですね。今作では、素人探偵の宿命、「いいかげん本業に集中したら」と世間に言われてしまう試練にあうホーソーン医師。確かに、探偵ぶって事件を追いかけている最中、往診の予定を平気で翌日にずらしたりとかしてたもんね。田舎医師ってそんなもんなのかと思っていたら、やはり批判を浴びました。このテーマに真っ向から挑んでいるのは偉いね!まあ、短編一話でさらりと描かれ、...
dry yeast | 2010.04.11 Sun 23:21
JUGEMテーマ:ミステリ 4月に入り,確実に更新頻度が下がってきました。頭ではわかっていても実践するのは難しいところです。さて,今回は『さよならドビュッシー』 (中山七里)を取り上げます。ピアニストを目指す16歳の香月遥。だが,火事に巻き込まれ祖父といとこを失い,自らも大やけどをしてしまう。レッスンの甲斐あって徐々にながら立ち直っていく遥だったが,家の中に不穏な空気が流れ始め,しまいには殺人事件が発生してしまう。第8回このミステリーがすごい大賞受賞作。という感じでしょうか。ミステリとしてみるとかな...
Cosmos of Books ミステリの書評ブログ | 2010.04.11 Sun 23:03
JUGEMテーマ:ミステリ『庭に孔雀・裏には死体』 の続編で、シリーズ第3作にあたります。はやくも舞台を孤島に変えた前作に比べ、いつものフィールドでいつもの面子で展開された今作のほうが好きだな!作品のドタバタパワーも戻ってきた感じ。今回は「植民地時代を再現する」という大規模イベントをマイクルの母が企画し、それに工芸品店を出すため四苦八苦するメグの様子から始まります。もちろん建物から服装からすべて当時を再現します。数日間続くイベントのため、参加者は野外に張ったテントに泊まりこみ。うわー、悲惨。「...
dry yeast | 2010.04.11 Sun 01:03
JUGEMテーマ:ミステリある町のレストランのメニューにウサギ料理が載ると、若い女性が殺される。という事件を紐解くブラックユーモアミステリです。いやもう、風が吹けば桶屋が儲かる的に、ささやかな事象が重なって重なって重なって、事実冒頭のからくりを形成しているのです。一部カラクリに、循環を止める穴があるにはあるのですが、ちゃんとストーリー内で封じられていたので満足。訳者があとがきで「私がその昔こんな作品を訳してたなんて、驚きでしょ」的なことを書いていたので気づいたのですが、この人「転々」の作者ですね!...
dry yeast | 2010.04.11 Sun 00:30
JUGEMテーマ:ミステリ噂の海洋小説です。映画のような映像的な面白さでぐいぐい読めます。が、2/3のボリュームで同じこと描けたんじゃないかなー…。無駄に長かったです。削れなかったんだね。どのエピソードが特別に無駄、というわけでなく、すべてにおいて少しずつ冗長な感じです。面白いので、一度ハマればざーっと読めてしまうと思いますが。アメリカ風刺がものすごいと思ったら、ドイツの作品なんですね。アメリカ作品にしては妙だと思った。海洋生物の神秘を、一生懸命聖書と矛盾しないよう組み立てるあたり、理解不能すぎて感心...
dry yeast | 2010.04.11 Sun 00:13
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