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エッセイのなだれ読みによって、人間・椎名誠に魅せられてしまった僕は、シーナセーネンのセーシュン、というものにいたく興味を惹かれたワケでありました。 内容はと言えば、20代前半のシーナセーネンのサラリーマンとしての生活、ことに愉快な仲間たちとのアレコレなどを、あの軽妙な語り口でおもしろおかしく描いてあります。鋭い人間観察眼と、その描写の巧みさに引込まれ、ほうほう…と唸りつつ先へ先へ読み進んでしまう感じですね。 これは面白い!ってな名作ではないけども、じわりじわりと面白さがしみ込んでくる...
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2016.02.13 Sat 19:30
星籠の海 島田荘司 ◎ あらすじ 瀬戸内海に浮かぶ小島、興居島。 この小さな島に身元が不明の死体が、続々と流れ着く。 この怪事件の相談を受け、調査に向かう御手洗と石岡。 科学的な操作で、死体の出どころを突き止めるが、そこでは宗教団体を隠れ蓑にした恐ろしい陰謀が進行中だった。 ◎ 感想 この作者の作品は、初めてだったので、登場人物なども前知識が全くなかったのだが、シャーロックホームズの和製現代版ですね。 推理で、何事も解釈していくスタイル。 ただ、あまりにも、推理や人間観察が性急で...
奄美・沖縄の店 ガジュマルとうさんのなんくるないさあ | 2016.02.13 Sat 16:41
アニメでじっくり観て、その面白さに目覚めまして、友人より全巻セットで拝借。無垢な少女だったアンも、巻が進むにつれ6人の子のお母さんになり、中年になり(笑)。ちなみにアニメ版でもアンはじわじわ成長しましたが、その分は一巻で完結してます。 僕は外国の作家の作品をほとんど読んできておりません。なぜなら、文化的背景も気候風土も違う国のお話に共感することは到底できないだろうし、やはりその国の作品はその国の言語で読まなければホントの面白さは分からないに違いない、、という屁理屈的理由によるものなのですが(...
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2016.02.08 Mon 13:42
再読了。彼にとっての原風景と言える場所を訪れ、写真におさめ、そこに文章を添える自伝的写真論。白黒の荒くれた写真のイメージからはかけ離れた繊細な文章にまずびっくり。しかしその中にはやはり強烈な意志が存在する。写真にはまったく門外漢である僕から見ても、とてもカッコいい人です。 JUGEMテーマ:書評 犬の記憶 (河出文庫) 中古価格 ¥55から
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2016.02.03 Wed 17:41
JUGEMテーマ:書評 ※ご注意下さい。 以下は、講談社ノベルス 早坂吝著 タイトル『RPGスクール』 のネタバレ感想となります。 もし、あなたが『マニア』ほどではない、『本格ミステリィファン』で、 内容のネタバレは読みたくないが、 Q1 フェアに推理できる作品かどうか知りたい。 Q2 読まないとファンの風上におけないような画期的な作品か知りたい。 という方は、お手数ですが、右のスクロールバーを一気に最下部へ引いてください。 (このページの最下部に書いてあります) ここからネタバ...
おっさんとは(暫定) | 2016.01.30 Sat 17:02
声を大にして言わせていただきたい。 これは、ヤバい!! 全ての日本国民に読んでいただきたい、そのくらいの名作だと思った(ちなみにこれ以前、全国民に、と思ったのは手塚治虫作「火の鳥」シリーズ。これもぜひ!)。なので、あんまり内容については言及したくない、というのが正直なところ。 ただ、薦めるからには、ってことで、その根拠みたいなことだけは言わせて下さい。これは、ひとつの家族の物語。それぞれの環境によるそれぞれの形、差異はあるにせよ、人間である以上誰もが持って生まれた、家族というもの。当た...
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2016.01.27 Wed 17:08
そして帝国は消えた 落合信彦 JUGEMテーマ:書評 ◎ あらすじ ゴルバチョフ体制のソビエト連邦は、ロシアなど各共和国などの離反も相次ぎ、表向きこそ国家の体をなしてるもの、内情はバラバラの状態になっていた。 商社から独立し、投資会社の代表である城島は、ルーブルの価値を破綻させることで、ソ連を崩壊に導く、という計画を企てる。 一方、ソ連の宿敵でもあるアメリカでも、ザ・セイクレッド・ウォリアーズというアメリカ実質的に動かしていると自負するエリート集団が、同じような計画を企ていた。 そんな、城島...
奄美・沖縄の店 ガジュマルとうさんのなんくるないさあ | 2016.01.24 Sun 12:11
炎の商社マン(上) 小林 真一 JUGEMテーマ:書評 ◎ あらすじ 不遇の時期を耐えた中原が、会社を食い物にして腐らせていく輩を、その実力で排除していく。 ◎ 感想 う〜ん、相性ですかね。 読んでいて、苦痛になるような作品でした。 素人っぽい文章や延々と続く中身のない話。 もっと世界を舞台に活躍するビジネスものかと思っていたのでガッカリ感がたっぷり。 当然下巻もあるのですが、時間の無駄と思って断念。 ◎ オススメ度 ☆ (5点満点)
奄美・沖縄の店 ガジュマルとうさんのなんくるないさあ | 2016.01.24 Sun 12:07
再読了。一時期がっつりハマった森さんの、小説家についてのエッセイ。いわゆるhow toモノっぽい書き方ではありますが、さすがの独自視点でズバズバきます(笑)。出版業界について学びつつ彼の持論を知る、という意味でとても楽しめる一冊。 JUGEMテーマ:書評 小説家という職業 (集英社新書) 中古価格 ¥55から kindleもどぞー。 小説家という職業 (集英社新書)
ヒゲとメガネの、よみました。 | 2016.01.18 Mon 14:37
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