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夢の守り人

守り人シリーズ第3段『夢の守り人(上橋 菜穂子 絵:二木 真希子)』 このシリーズを読み始めた人の中にはこの辺りで「どこまで読んだかわからなくなって、そのうち読むのを忘れてしまった」なんて人もいるかも・・。初版は1年以上間があいてからしか出ませんでしたから。 私も今回読み直していて思うのは「最初に読んだ時は細かい部分を忘れていたけれど、今回は続けて読むので覚えている事が多く、より物語の世界に入っていける」という事です。 バルサとタンダの微妙な距離など、続けて読んで「ゆっくり横たわる時間」がはじめ...

本の中から出ておいで | 2007.11.19 Mon 10:40

アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉

アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城 アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉 ダイアナ・ウィン ジョーンズ, Diana Wynne Jones, 西村 醇子 始めからテンポよく物語が転がりはじめ、ひきこまれて読むうち中盤で「ソフィーやハウルはまだでてこないのかしら?」と少し中だるみに気分になるけれど、またまた後半一気に物語は進み、読み終えた後「もう一回はじめから読まなくちゃ」とう本です。 ●○●○●○●○●○●○●○●○ バザールの若き絨毯商人アブダラはある日空飛ぶ絨毯を手に入れます。その絨毯に乗ってとある姫君と出会いま...

本の中から出ておいで | 2007.11.19 Mon 10:35

闇の守り人

一から読み直そう第2弾『守り人シリーズ2・闇の守人(上橋 菜穂子 絵:二木 真希子) 』 あらすじ ●○●○●○●○●○●○●○ 生まれ故郷のカンバル王国に久しぶりに戻った女用心棒バルサは、自分の命を守り育ててくれた父の親友ジグロが、とんでもない汚名をきせられている事を知る。そしてその汚名の裏にはずるがしこい策略と、カンバル王国を滅ぼしかねない恐ろしい計画があった、バルサはジグロの甥カッサと共にジグロの汚名を晴らすため、カンバル王国を守るため「闇の守り人」の儀式場へ向かう。 ●○●○●○●○●○●○●○ 一応『精霊の守...

本の中から出ておいで | 2007.11.19 Mon 10:35

精霊の守り人

精霊の守り人(上橋 菜穂子 絵:二木 真希子)守り人シリーズの完結編が出たというので改めて一から読み直す事にしました。はじめに読んだのは11年前(初版が1996年)でした。主人公のバルサは30歳。当時、私より年上だった彼女が今回読むと年下になっていた!!うーん、時の流れを感じます(?)あらすじ○●○●○●○●○●○●○●○●○●「短槍づかい」の女用心棒バルサは、とあるきっかけで、身体の中に何かが宿った、チャグム皇子を助けることに。皇子の身体に宿ったものとはあちらの世界「ナユグ」の水を守る精霊の卵。あちらの世界とこちらの世...

ふしぎの本棚 絵本とファンタジー児童書 | 2007.11.19 Mon 10:34

ネシャン・サーガ

ネシャン・サーガ。 ネシャン・サーガ (1) ラルフ・イーザウ, 酒寄 進一, 佐竹 美保 1冊1冊がかなり分厚く、かつ3部作なのでファンタジー好きなら必ず本屋さんでみかけてその存在は知っている『ネシャン・サーガ』。その長さゆえ「ちょっと読んでみようかしら」とは中々思い切れず「またひまになった時に・・・」と先延ばししている人も多いのでは?でも大丈夫!十分毎日持ち歩き「通勤電車で読もう」という気になるくらい面白いですから・・・。 あらすじ ************************ 両親と死に別れ寄宿学校に入っているジョ...

ふしぎの本棚 おすすめ絵本とファンタジー児童文学 | 2007.11.19 Mon 10:33

パーラ 上:沈黙の町 下:古城の秘密

パーラ〈上〉沈黙の町 ラルフ イーザウ, Ralf Isau, 酒寄 進一, 佐竹 美保 パーラ〈上〉沈黙の町 上下2巻ですが、一つの町とお城だけが舞台なのでこじんまりというかシンプルというかそれほど長く感じずさらさら読めます。 ○○○○○○○○○○○○ 詩人の町シレンチアはおしゃべり好きの人が暮らすのどかな町。しかし語り部のガスパーレが言葉を失う謎の病気におかされてから町は変わり始める。謎の病気は少しずつ広がり人々は言葉を失い、町の企業家ジットの影響力は日増しに大きくなり・・。パーラはガスパーレを救うため、唯一の...

ふしぎの本棚 おすすめ絵本とファンタジー児童文学 | 2007.11.19 Mon 10:26

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉ダイアナ・ウィン ジョーンズ, Diana Wynne Jones, 西村 醇子 「魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城1」 映画を見てから読みました。映画も良かったけれど、本の方が話も長くて(あたりまえかな)それぞれの登場人物の背景もふくらんでいてとても面白かったです。本が比較的薄いので並居る超大作ファンタジーと比べると見劣りするのかしら・・と思いきや、ストーリーもしっかりしていて一読の価値は多いにあります。 ○●○●○●○●○● 三人姉妹の長女ソフィーは「長女はなにを...

本の中から出ておいで | 2007.11.19 Mon 10:25

盗まれた記憶の博物館

盗まれた記憶の博物館 (上)ラルフ・イーザウ, 酒寄 進一盗まれた記憶の博物館 (ラルフ・イーザウ, 酒寄 進一)本を読んですぐの感想「面白かった!こんなに面白いと思わなかった!」上下2巻なんですけど内容があっという間に読んでしまいました。博物館系といえば「ダ・ヴィンチ・コード」ですが、こっちの方がスケールが大きい!(なんせ別の世界に行ってしまうし)、古代文書に関する謎解きは負けるとも劣らず、大人でも十分楽しめます。○●○●○●○●○●○●○●双子の姉弟ジェシカとオリバーはある日「お父さん」の事を忘れてしまいます。「...

ふしぎの本棚 おすすめ絵本とファンタジー児童文学 | 2007.11.19 Mon 10:21

ライオンボーイ全3巻

JUGEMテーマ:ファンタジー ライオンボーイ全3巻-ジズー・コーダー 。近未来のヨーロッパが舞台。猫の言葉を話せる主人公チャーリーが両親を何者かに誘拐された両親を探し出そうと旅を始める。猫の助けを借りたりライオンと行動をともにしたり「猫好きにはたまりませんなぁ〜」。猫語を話せるようになる過程やらいきなり王様登場!やら「ありえない」が禁句のファンタジーとはいえ「ありえないだろう」と私は少々とっつきにくい(その世界に入り込みにくい)気がしたのですが、何せわたくし、大の猫好きなものでとにかく「チャーリ...

ふしぎの本棚 おすすめ絵本とファンタジー児童書 | 2007.11.19 Mon 10:11

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