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◆臨死体験〈上〉 (文春文庫)◆ 私は、『臨死体験研究読本―脳内幻覚説を徹底検証』を書くにあたって立花隆氏のこの本から、とくにその豊富なデータから多くを学んだ。その意味で、この本 が出版されていなければ、私自身が自分の研究をまとめることができたかどうか疑 わしいと思うほどだ。 立花氏の本を読んで何よりも感銘を受けたのは、「脳内現象」説にも「死後生命」 説にも偏らず、ジャーナリストの目で両者の説をあくまでも公平に、事実に即して 徹底的に追っていく姿勢だった。多くの研究者は、どちらかの説に傾いて、その...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.10.01 Wed 21:10
◆魂の帰郷―あなたはなぜ生まれ、どこへ帰っていくのか◆ 著者は、精神神経免疫学を専攻し、大学でカウンセリングやヒー リングなどの活動をしていたという。子どもの頃から霊的な能力も持っていた人のようで、体外離脱には強い関心をもち、それがきっかけとなって米国モンロー研究所のワークに参加、研究所公認の最初の日本人トレーナーとして日本でワークをスタートした。 彼女自身は、体外離脱へのあこがれからへミシンク・プログラムに参加したようだが、本書は、体外離脱そのものを強調しているわけではない。その点がいいな...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.09.30 Tue 23:59
◆もういちど会えたら―最愛の人 天国からのメッセージ◆ 『天国との会話―生と死をつなぐ心の旅』とともに非常に有能な霊媒であるプラグの感動的なリーディングの記録。彼を通して語る霊たちからの情報が、その霊と深い縁のあった人々にとってあまりに具体的で正確、彼らの間だけでしか知りえないような個人的なものが多く、まずその事実に驚かされる。 深いところでかなり影響を受けた感じがしている。 リーディングのエピソードの寄せ集めなので、これが学問的に何かを証明したなどということは、もちろん何もいえない。 しかしプ...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.09.29 Mon 20:59
◆かいまみた死後の世界◆ 手許にあるのは、1977年(昭和52年)に出版された初版本だ。父の書棚にこれを見つけて 読み、深く動かされて、私は臨死体験の研究にのめり込んでいった。その時の印象をどう表 わしたらいいだろか。久しく忘れていて思い出しもしなかった魂の故郷に出会ったような感 じとでもいおうか。月並みだが、そんな懐かしさのようなものが広がり、喜びをかみしめた。 体験者が語る表現しようのない心の安らぎと静けさ、暗いトンネルを通って光へと向かう プロセス、肉体を離れて上から自分の体や嘆く肉親を見る体...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.09.28 Sun 21:49
◆ブッダの瞑想法―ヴィパッサナー瞑想の理論と実践◆ タイ、スリランカなどでヴィパッサナー瞑想の本格的な修行を積んだ著者は、さらに日本で多くの人びとにその指導を重ねてきた。その貴重な経験が随所に活かされている。日本の修行者の疑問や迷いや躓きを知り尽した著者が、それに応えるべく渾身の力を込めて本書を書いた。入門者にも経験者にも座右におくべき本であろう。 とくに「心を見る瞑想法」についても詳しく語られている。この部分は、心理療法に携わる人びとにぜひ読んで欲しい。ヴィパッサナー瞑想が、潜在意識を浮上...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.09.17 Wed 23:30
◆呼吸による癒し―実践ヴィパッサナー瞑想◆ 著者はハーバード大学などで社会心理学などを教えた博士で、クリシュナムルティ、ヴェーダンタ、禅、そしてヴィパッサナー瞑想を30年修行をしたという。 この本は「出息入息に関する気づきの経」(アーナーパーナサティ・スートラ)に基づいて教えるという形をとっている。 あれこれ迷いなが瞑想している今の私にとっては、とてもとても参考になる本だ。本当にことこまかに親切に手取り足取り瞑想を教えてくれている。しかも、たんなるノウハウの本ではない。瞑想を説くことがその...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.09.16 Tue 08:54
◆さとりへの道―上座仏教の瞑想体験◆ 鈴木氏は、天台宗で得度し僧籍をもつ人だが、上座仏教と出会い、激しい葛藤の中で、これまで学んだ大乗仏教、とくに法華経信仰を捨てて上座仏教に帰依していく。著書には、その過程、またヴィパッサナー瞑想で目覚めていく過程が、具体的にわかりやすく記述されていて、興味つきない。 瞑想には、止(サマタ瞑想)と観(ヴィパッサナー瞑想)があり、心をひとつのものに集中させ統一させるのがサマタ瞑想だ。たとえば呼吸や数を数えることや曼陀羅に集中したり、念仏に集中したりするのはサマ...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.09.16 Tue 01:09
◆微笑みを生きる―「気づき」の瞑想と実践◆ ティク・ナット・ハンは現代ベトナムが生んだ代表的な仏教指導者である。戦火のベトナムで反戦と被災者救済活動にも力を尽くした実践家でもある。欧米にも敬愛するものが多いという。 この本の教えの中心は、意識的な呼吸で、呼吸を意識しつつ、日々の生活のひとつひとつの動作に気づいてゆくこと。「吸う」、「吐く」と言いながら、入息を入息として、出息を出息として気づいてゆく。意識的な呼吸は、瞑想室だけではなく、会社でも、家庭でも、電車の中でも、一日中いつでもできる。...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.09.15 Mon 22:05
◆ミャンマーの瞑想―ウィパッサナー観法◆ ヴィパッサナー瞑想は、ブッダ以来続けられた原始仏教の瞑想システムで、その技法は完成しきったものと言われる。ヴィパッサナーとは、あらゆる現象をありのままに観るという意味である。細かいテクニックや強調点の違いから、いくつかの流派があるが、著者であるミャンマーのマハーシ長老は、ヴィパッサナー瞑想を学ぶのに初心者に最適といわれるマハーシ・システムを世界中に広めた。本書は、このマハーシ・システムへの格好の入門書である。 しかし、入門書であると同時にマハーシ長老...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.09.15 Mon 19:47
◆呼吸による気づきの教え―パーリ原典「アーナーパーナサティ・スッタ」詳解◆ パーリ経典・中部に収められている「呼吸による気づきの教え」の解説書。精神分析や心理学、量子力学などの知識とも比較しながら解説することで、ブッダの教えの可能性を現代に甦らせたいとの意図があるという。随所に、心理療法的な視点も織り交ぜながら解説る。 テーラヴァーダ仏教やヴィパッサナー瞑想への入門書が少ないなか、この本は、テーラヴァーダ仏教の初歩的な解説にもなっていて、参考になる。ただ、随所に精神分析や心理療法の知見を参照...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.09.15 Mon 15:53
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