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仏教要語の基礎知識 (1972年) 原始仏教の姿をほぼ性格に伝える本として、ある人に薦められて読んだ。原始仏教、部派仏教を中心とし、その「教理要目」を体系的にまとめている。煩雑なところもあるが、基本を学ぶには便利だ。また、ところどころに大乗仏教との相違点もまとめられているので、その点でも役に立った。 現在私が関心があるのは、ブッダその人は瞑想をどのように説いたのかということだ。原始経典のなかにも多くの実践修道の教えがあるようだが、そのもっとも代表的な実践論は、部派仏教で三十七菩提分法としてまとめ...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.05.04 Sun 10:40
ラブロック博士のガイア仮説をさらに発展させ、生命の進化を「惑星心場」の概念から説明する。ガイア仮説は、地球全体がひとつの恒常性を保つ生命体であると考えるが、ウィーラー博士はそれと一歩すすめて、ガイアは惑星心場といわれる一種の心的な場をもっており、地球の生物にはっきりとした物理的影響、とくに進化への影響を与え、進化の原動力となる。 地球の営みや進化が、近代科学的な機械論的な因果関係で説明することがいかに難しいかを説明する具体例がたくさん出てくる 。 JUGEMテーマ:精神世界の本
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.05.03 Sat 22:32
本書の中心は、ゲリー・シュワルツの「シュワルツの仮説」。興味深い具体例を散りばめながら面白くこの仮説を紹介する科学読み物だ。「シュワルツの仮説」とは「私たちの住むこの世界は様々なシステムにより構成されており、それらすべてのシステムは、なんらかの情報を発したり受け取ったりしている。その情報のやり取りのなかで、システムに記憶が宿る」というもの。 この本の面白さは、「シュワルツの仮説」を傍証する興味深く分かりやすい事例を次々にとりあげて展開されていく点。とくにホメオパシーの事例と、心臓移植患者に...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.05.03 Sat 21:19
本書の中心は、ゲリー・シュワルツの「シュワルツの仮説」。興味深い具体例を散りばめながら面白くこの仮説を紹介する科学読み物だ。「シュワルツの仮説」とは「私たちの住むこの世界は様々なシステムにより構成されており、それらすべてのシステムは、なんらかの情報を発したり受け取ったりしている。その情報のやり取りのなかで、システムに記憶が宿る」というもの。 この本の面白さは、「シュワルツの仮説」を傍証する興味深く分かりやすい事例を次々にとりあげて展開されていく点。とくにホメオパシーの事例と、心臓移植患者に...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.05.03 Sat 21:09
あなたはまだ自分探しの旅を続けますか? という帯の言葉に魅かれ思わず購入してしまった本。 今日読んだ本は『ダイヤモンド・セルフ』である。 本書のタイトルである「ダイヤモンド・セルフ」とは、簡単にいえば本当の自分 というものを表している。 本当の自分、本書では真我と呼ばれているが、それは「宇宙からの最大の贈り物」 であり、宝石のダイヤモンドのように光輝く存在なのだということである。 この光輝く本当の自分というものを全身で体感すると、自分の現実が一瞬で変化 するのだそうだ。 たとえば、 ...
今日も本日和 | 2008.05.02 Fri 23:55
量子力学やボームの「量子ポテンシャル」理論などに触れながら、脳科学の最先端でどのようなことが問題にされているかを対話のなかで明らかにしていく。ニュートン以来の物質的な世界観では、心はあくまでも余計なものであり、脳科学者も物質としての脳を記述することに精一杯で、心と脳の関係を実証的に研究する科学者は少ないというのが現状だという。脳と現代物理学、脳と心の問題など、脳にまつわるさまざまな問題を知ることが出来て有益だった。天外伺朗の柔軟な発想がこの対話を面白くしている。 JUGEMテーマ:精神世界の本
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.05.01 Thu 23:40
これまでばらばらに進んでいた科学上の研究を、整合性のある全体にまとめることで、神秘主義、代替医療、ニューエイジなどで語られてきた世界観に科学的な妥当性を与える試み。この本の価値は、「ゼロ・ポイント・フィールドZPF」という量子物理学のキー・ワードを縦糸にして様々な分野での業績が結び付けられ、解明されていくことにある。もし「ゼロ・ポイント・フィールド」の考え方によって意識の非局在性や、空間を超えた相互作用や、癒しの能力などが説明できるとすれば、これほど魅力的な新理論はない。私にとってとくに興味...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.30 Wed 21:33
いろいろな本にこの本のなかのいくつかのエピソードが紹介されていたが、それらの引用を読んだだけでは、けしてわからないだろう価値が、この本にはあった。 「真実の人」族と呼ばれるオーストラリアのアボリジニ。彼らの英知は、近代文明を知らず、自然の中に生るがゆえに失わずにすんだ知恵というような生易しいものではなかった。 どんな文明な中にもブッダやイエスの高みに達するひ人々はごく少数ならいるのだろう。しかし「真実の人」族は、部族全体の文化として、部族の生き方として、かくも高度な英知を体現してい...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.27 Sun 17:25
フィンドホーンは、スコットランド北端にあるスピリチュアルなコミュニティである。1962年にアイリーン&ピーター・キャディ夫妻と友人のドロシー・マクリーンとが勤めていたホテルを解雇されて、フィンドホーンの海に面した荒地にトレーラーハウスを置いて住み始めたのが最初だという。 ポール・キャディ、アイリーン・キャディ、ドロシー・マクリーンがどのようにして出会い、フィンドホーンに導かれていったかが、小説的な手法を織り交ぜて記され、興味深い。アイリーンが受け取ったガイダンスによれば、そこはやがて人間性と美...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.27 Sun 17:14
フィンドホーンが「ニューエイジ」の拠点として世界的な注目を集めていく経緯を、その中心人物アイリーン・キャディの視点から詳しく読める。 何よりもすでに結婚し5人の子供までもって平凡に暮らしていたアイリーンが、ピーター・キャディと出会い、家族捨ててまでフィンドホーン共同体の実現に突き進んでいく過程に「神」の意志と計画があまりにも明確だ。(その「神」を一神教的な唯一の神とは思はないが) 二人の人生の軌跡から鮮やかに「高次の存在」からの働きかけと意志とが浮かび上がる。フィンドホーンという不毛の砂...
精神世界・瞑想・気功〜読書の旅 | 2008.04.27 Sun 17:05
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