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JUGEMテーマ:歴史 個人的に太平洋戦争の道筋は明治から(というか幕末から)始まると思っています。歴史は連続しているので、当然といえば当然ですが。今日は東アジアに対する考えにおける勝先生のポジションはこっちですという話。たぶん、当時はかなりの少数派では?やっぱり、勝お爺ちゃんは世界情勢が見えてないねえと思うもよし、さすが理解していらっしゃると思うもよし。私は根拠となる資料を持っていないので、どちらとも言えません。海舟座談 巌本善治編 明治29年10月21日・大隈重信 大隈さんのことを勝さんの...
食べるように読む | 2011.01.18 Tue 02:20
JUGEMテーマ:歴史昨日は土佐のお話でしたが、今日は薩摩のお話です。海舟座談 巌本善治編 明治29年10月21日・順聖公(島津斉彬)と勝 勝先生によれば、先生と斉彬公は親しかったご様子。「俺は軍艦に乗って、薩摩海より琉球の辺りを巡察するから、色々の事を見つけ出さるると思って」、斉彬公は全部、勝さんに打ち明けたよって書いてあるのですが…「色々の事」って何の事なんでしょう。薩摩が殖産興業に力を入れていることとか?当時すでに西陣より立派な織物やビイドロなどを製造していたそうです。・西郷と順聖公 若き日...
食べるように読む | 2011.01.16 Sun 20:10
JUGEMテーマ:歴史一回書いたのに消してしまった…とにかく勝先生は坂本さんについてはあんまり語ってないような気がするってことを書いてました。語っていない訳ではないのですが、思ったよりは語っていないというか…志半ばで殺されて可哀想にとか、普通、師匠が非業の死を遂げた愛弟子を邂逅して言うようなセリフは見つけられない。まあ、そんな女々しいことは言いたくない師匠なのかもしれませんけどね。晩年の勝先生にとっては幕末に死んだ愛弟子は遠い思い出で、近年次々と死んでいく同志たちの方が鮮烈なのかもしれません。そんな...
食べるように読む | 2011.01.15 Sat 00:03
JUGEMテーマ:歴史いや、同じ時代の本を読んでいるのだからリンクするのは当然ですが。しかも、当時の著名人はそれほど人数が多くなく、互いにお知り合いなので。ただ今の関心事はイザベラさんを京都で案内しているノグチ氏はかつてアーネスト・サトウさんの護衛をしていた会津藩のノグチさんと同じ人なのか、違うのか。まあ、たぶん違うでしょうけど。「日本紀行」のことは後でまた書くとして、気になったところをメモ。・ 日本人の貞操観念 以前、勝先生はアメリカ人より日本人の方が貞操観念が上みたいな話をしていましたが、イザ...
食べるように読む | 2011.01.12 Wed 00:58
JUGEMテーマ:歴史海舟座談 巌本善治編 明治30年3月10日〜<明治30年3月10日>・また金貨本位のお話。いろいろ聞いてくるので「己は金貨の顔も見たことがないから、どうしたら善いのか分からない。」と答えたそうな。 <明治29年2月7日>・旗本の生活 旗本とは、儀式などで将軍にお目見得ができる一万石未満の幕府直属の家臣。…のはず何ですけど、幕末にはなかなか経済的に困窮して、いろいろアルバイトをしているようです。・旗本のバイト 旗本が茶屋などで遊ぶと直ぐに罰を受けるので、芸者などの代わりにお給...
食べるように読む | 2011.01.10 Mon 20:07
JUGEMテーマ:歴史今日は時間がないので短めに。海舟座談 巌本善治編 明治30年3月16日・維新の偉業は二人で 何回も西郷さんを褒めまくっている勝先生。話を聞いている人たちもその辺は分かっているので、「維新の大業は西郷さんと先生と二人で決行なさった後に大勢が付随したものだと思うのですが」などと言っています。・維新後の西郷 西郷は自らが引っ込むことで、世の不平士族を抑えているのだと思っていたのですが、と問われて。「そうだが、不平党のために死んだ。」と、勝さん。西郷は実直で、策を弄す人間ではないと勝...
食べるように読む | 2011.01.08 Sat 17:37
JUGEMテーマ:歴史この座談は当然ながら、全て勝先生視点。『あの時』、幕府が徹底抗戦したら勝ったかも…という説もありますが、もちろん、開城派(というか、当事者)だった勝先生はそんな説は華麗に無視です。海舟座談 巌本善治編 明治30年3月27日〜<明治30年3月27日>・江戸開城の裏側 この部分は前回の「西郷は無邪気だった」の流れです。? 京都で対幕府戦についていろいろともめている中、西郷、一人でふらっと伏見へ行ってしまう。? 先生が行くならと、その舎弟(?)がゾロゾロと500人くらいついてくる。→そ...
食べるように読む | 2011.01.07 Fri 06:22
JUGEMテーマ:歴史 正直“面白かった”かというと、なんというか価値観の違う古代か中世でも見せられているみたいだなぁ、という感覚に至ってしまったんですが、れっきとした現代の話であって、最後の章で扱われているベルルスコーニ氏に至っては現役首相さん(2010年)。ただ、なんというか、最悪の事態には関わってはいないのかなぁ、という気もしないでもなく、さすがにあれなんですよ、殺人現場に当時の首相が強制的(だと思うんですが)に立ち会わされるほど言いなりってのが過去に前例あるとなぁ。。。脱税や、自分に都合のい...
なんにしようかな。 | 2011.01.06 Thu 16:22
JUGEMテーマ:歴史 なんというのかな、前にイタリア人の方が書いたちくま新書の『イタリア・マフィア』を読んだ時は確かに地に密着して離れない風情ではあるものの、どことなく外来のものであってなんとなく異質な雰囲気というものを感じてないでもなかったんですが。(例えて言えば日常生活に潜むモンスターのような?)この『シチリア・マフィアの世界』では歴史的な誕生の経緯、要するにかつて異民族の支配の下で自然発生的に出現したレジスタンスに端を発するのだよ、ということと、マフィアが必ずしもまともとは言わないけれど、...
なんにしようかな。 | 2011.01.05 Wed 17:15
JUGEMテーマ:歴史海舟座談 巌本善治編 明治30年3月27日・足尾鉱毒事件について 足尾鉱毒事件の解決に尽力した田中正造さんと勝先生。日本史の教科書を見る限りは何の接点もない二人ですが、お知り合いです。お知り合いというか…人脈を持つ勝に田中が近づいてきたというのか、とにかく政治に関わる者は勝さんに挨拶をしておくというか。そんなところでしょうか。 足尾鉱毒事件の勝流解決法。→解決方法を議論する前に、まず操業を停止。議論はそれから。 どんな解決法があったとしても、人心は落ち着かない。たとえ鉱毒のせい...
食べるように読む | 2011.01.05 Wed 16:52
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