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歴史

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歴史
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歴史に関するノンフィクション本・フィクション本/小説・人物伝などなど、歴史という分類に該当すると思われる書籍・雑誌について
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「スペイン巡礼史」関哲行

JUGEMテーマ:歴史 まあ一言で言ってしまえば清々しいまでの捏造っぷりというか、少なくともキリストの直弟子である聖ヤコブに、いくらなんでも“アラビア殺し”の異名を奉ることはないんじゃないでしょうとか(今は表立って書いてないかもしれませんが、読むとこ見ればかなり長い時期だったんで載ってますぜ)(当時の王族だったか地方豪族の夢の中に出てきたとか、突然出現して敵を蹴散らしたとかの逸話はあるんですけどね、イエス・キリストの弟子がなんで軍事行動を先導しなきゃならんのか、と傍から見てると実に思います)。このサ...

なんにしようかな。 | 2010.10.01 Fri 22:52

「百年戦争のフランス軍1337−1453」デヴィッド・ニコル

JUGEMテーマ:歴史 同じオスプレイ社(イギリスの出版社みたいですね)から出ている『イングランドの中世騎士』という本が資料が少ないながら非常に良質な内容だったので、それなりに史料も資料も残っているらしいフランス側の同時期の本ならさぞかし、と思って期待して頼んで正直すっかり落胆させられてしまったんですが。まあ結局のところ、中世を通して争っていたのがイギリスだから、それはそれで仕方ないのかなぁ、と思わないでもなく。あと、『中世フランスの軍隊』というやはり同じ出版社の本と合わせて読むといいですよ、とい...

なんにしようかな。 | 2010.09.30 Thu 03:04

「十二世紀ルネサンス」伊東俊太郎

JUGEMテーマ:歴史 私が読んだ講談社学術文庫版が2006年の発行で、そもそも元になっているのが1984年の講義なんだよ、ということになると、むしろ私たちが聞いたことのある“12世紀ルネサンス”という言葉自体、この方が輸入したのが最初なのではないかな? ということも思わないでもないのですが(んで、客観的に見てみよう、というのがこの本の主題)。まあ、大雑把に言うとちょうどその頃「再征服運動」ということを遂行中だった現在のスペイン(この再征服と国家統一がほぼ同時、という国でます)の地で、比較的外界に寛...

なんにしようかな。 | 2010.09.28 Tue 14:35

「フランス人とイギリス人−人と文化の交流」叢書ウニベルシタス、リチャード・フェイバー

JUGEMテーマ:歴史 かつてお互いの国に侵略されたこともあればしたこともある、現在でも仲の悪いことでちょっと有名なこの2国の、大雑把に見積もっておよそ千年ほどの本で、まあ一言で言ってしまうと「やってろ」といったところでしょうか。この本自体はイギリス人の手によって書かれ、どうもあれですね、彼にとってはフランス人というのはウィスキーを抱えて人のこと訪ねて来ておいて自分は実はイギリス人が嫌いだと言い出し(なにしに来た)、しかし酔いが回ってくると実は嫌いでもないというか、わりと好きなんだとか言い出す存在...

なんにしようかな。 | 2010.09.26 Sun 18:59

「スロヴェニア」ジョルジュ・カステラン/アントニア・ベルナール

JUGEMテーマ:歴史 旧ユーゴスラヴィアを構成していた地域というか現在の独立国で、いわゆる旧ユーゴからの“独立運動”に関してもトップバッター、かつてオーストリア・ハプスブルク帝国(という広大な支配圏があったんですよ)の構成地域で、んー、どっちかというと、かつての支配がどうこうというより、ユーゴスラヴィアで唯一のヨーロッパ寄り地域としてユーゴ成立後に西洋資本が集中したことで後の発展の基盤になったという気もしないでもなく。(他の地域はほぼ全て、旧オスマン帝国支配地域なんですね。)ヨーロッパの国が旧ユー...

なんにしようかな。 | 2010.09.26 Sun 01:58

「浴場から見たイスラーム文化」世界史リブレット18、杉田英明

JUGEMテーマ:歴史 そもそもローマ帝国では基本無料のリクリエーション&公衆浴場があったんだよね、ということが言われているわりに、キリスト教(カソリック)のせい、ということで良かったんだっけ? 中世ヨーロッパでは入浴の習慣がなく。あとから生まれた厳格な印象のあるイスラム教地域のほうがむしろ盛んだったんだよ、というようなところから話は始まるのですが。まあ正直、イスラムとか漠然と言ったところでわりと広大ですし多彩ですし、実際結構内部で細かい習慣も違う。とはいえ、ことこういうテーマに関してはそうやって...

なんにしようかな。 | 2010.09.24 Fri 00:59

「中世の異端者たち」世界史リブレット20、甚野尚志

JUGEMテーマ:歴史 まあ一言で言うとキリスト教異端の本なんですが、なんでまた“異端者たち”というタイトルでそれだけに特化してしまうのかなとか、まあ、言いたいことがないでもないような気もしないでもないのですが(しかし異端ってそもそもなんじゃいな)、中世のヨーロッパでは事実上、宗教関係者が唯一無二の知識人だったというので、無理もないことなのか。キリスト教施設以外の学校ってものが登場するのがそもそも結構時代が後。で、さらにキリスト教異端というものがどんなものか、というと、これはもう「ローマ教会にそう決...

なんにしようかな。 | 2010.09.23 Thu 17:12

「図説 プロイセンの歴史−伝説からの解放」セバスチァン・ハフナー(後半)

JUGEMテーマ:歴史 中で扱われていたのはそもそもこの“プロイセン”が国になった時代、ちょっと傍から見てよくわからない国王位の手の入れ方(なんでもヨーロッパ系の土地では新しく王国を作ることは不可能、ということで、プルーセン人という民族のいた地域を取得、なのでそもそもの国名がプロイセン)をした初代国王。その次のひたすら軍隊を整えていたという二代目国王。んでもって、その次のフリードリヒ大王はほとんどヨーロッパ中を敵に回し。なにがどうなったのかその後生き残り、生き残るたびに領土を増し、存在感を増し、彼の...

なんにしようかな。 | 2010.09.17 Fri 16:54

「図説 プロイセンの歴史−伝説からの解放」セバスチァン・ハフナー(前半)

JUGEMテーマ:歴史 プロイセンてのはむしろ少し年齢が上だと(とはいえ、年配だと、というほど昔でもないんですよね)、プロシャとかプロシアなんて表記でなんとなく聞き覚えがあるのではないかと思うのですが、しかしあれなんですよね、国名は聞いたことがあるけど実態がよくわからないというか「今どうなりました」などと聞くと下手するとロシアに脳内で合流してしまいかねないというか、どんな歴史だったのかがさっぱりわからないw大雑把に現代のドイツと呼ばれる地の一区画をなし。ドイツの国家統一の主導的役割を、と言われたと...

なんにしようかな。 | 2010.09.13 Mon 21:20

「南蛮のみち(1」街道をゆく22、司馬遼太郎

JUGEMテーマ:歴史 パリからまず始まり、フランスとスペインの自然国境であるピレネー山脈、その地にはるか昔、少なくともローマ人のやって来た頃にはこの地にいたのだと記録にも残っているバスク人に関わるところを巡り、彼らがいつの間にかその一員にされていたものの、良好な関係を保ったナヴァール(ナバル)王国とその興亡を巡る旅の本で。そもそもなんでまた、この地域を指す言葉とはいえ“南蛮”の名前が冠されているのかなぁ、ということがちょっと不思議だったんですが。あれか、日本に来たキリスト教伝道師フランシスコ・ザビ...

なんにしようかな。 | 2010.09.11 Sat 12:17

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