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JUGEMテーマ:歴史 もともとヨーロッパの戦場で各家の紋章を読み上げ、その細かい情報にまで通じていたのだという役目から発祥した紋章学の専門家の方らしいのですが、他の日本人の方いるのかな? ということを考えてしまわないでもないんですが、どうなんだろうw(いや、偏見かもしれませんが、近い国だと違和感ないんですけども。)で、まあ、正直に言ってしまうとイギリス、というかイングランド王室(ウェールズはプランタジネットの頃に平定、エリザベス女王以降はスコットランドとも同君連合)の内側としての物の見方から微妙...
なんにしようかな。 | 2010.10.20 Wed 01:09
JUGEMテーマ:歴史 個人的にはストーンヘンジというと古代の魔術めいた印象があって、また、この本が所蔵されているアルケミスト双書というのが神秘的な題材ばかりを扱っている関係もあって、そちらの興味で手を伸ばす方が多いのではないかな、とも思うのですがwこれはこう、、、むしろ古代史とか考古学の人をターゲットにしたほうが正しいような。むしろそっちの方たちが敬遠しそうな軽い体裁でいいのかなぁ。大雑把に言ってしまえばかつてドゥルイド教に関係した遺跡だ、オリエント起源なのだ、と堂々と言われていたところから年代...
なんにしようかな。 | 2010.10.18 Mon 19:36
JUGEMテーマ:歴史 同じく世界史リブレットの23がちょうど『中世ヨーロッパの都市世界』なので、対になる本なのかな? ということを漠然と考えていたんですが、多分発注の時点では実際そのつもりだったんでしょうが、『都市』のほうはいきなり「商人て必要以外の記録残さねぇ」という愚痴から始まり。こちらの『農村』のほうはヨーロッパの気候、先史時代というか、この地にまだヨーロッパという概念そのものがさっぱりない時代から語られる辺り、どっちもなかなかの内容だったんですがフリーダムだよなぁw と正直。この本に限ら...
なんにしようかな。 | 2010.10.17 Sun 23:07
JUGEMテーマ:歴史 アルフレッド大王というのはそもそも、イングランドの統一時代(それ以前がアングロ・サクソン諸民族の七王国時代ですね)の人で、イングランド統一の王、というには一応父王の時点で始まっていますし、彼で完遂したというわけでもない。むしろ、デーン系ヴァイキングの侵攻を食い止めた、ということで意義があるのかな。イングランドの王の中で、唯一の“大王”の尊称がある人だそうですよ。(大王というのは本当に自然発生的にそう呼ばれるみたいですね、特に基準があるわけでもないみたいですし。)とはいえ、この...
なんにしようかな。 | 2010.10.14 Thu 16:40
JUGEMテーマ:歴史 私はこの2巻の『南蛮のみち』を手に取るまではスペインで1冊、ポルトガルで1冊といったところかな?(そしてポルトガルで1冊分になるのかな、ということも少しw) ということを漠然と予想していたのですが、その予想に反して前巻で語られていたのが主にスペイン統一前のアラゴンの一地域であるナヴァールの一部のバスク人と、スペイン側との関係も書かれていたものの、どういうわけかフランス人の気質で。まあ、一つの文化圏と考えればイベリア半島とフランスってそんな厳密に別れているものでもないのかもし...
なんにしようかな。 | 2010.10.13 Wed 23:51
JUGEMテーマ:歴史 そもそもヴァイキングとはなにか、と言われた時にゲルマン民族の侵攻だ、と表現してしまったところで特に間違いということもないのだけれども、そもそもこのゲルマン民族は、実際に「ヴァイキング」と呼ばれていた時代にはすでに全ヨーロッパにあまねく広がり、あっちもゲルマン民族こっちもゲルマン民族、ややこしいことに、ローマ帝国の威光を最後に抱えて滅びたゲルマン民族も。滅ぼしたのがそもそもローマ教会の意向を受けたゲルマン民族って。。。(ちなみに前者が南フランスのブルグンディア、後者がフランク...
なんにしようかな。 | 2010.10.09 Sat 00:19
JUGEMテーマ:歴史 タイトルからフランス語そのものの、どちらかというと言語に特化した話が語られるのではないか、ということを期待するのももっともな話なのだけれども。時代はフランスの王朝ヴァロアからじきにブルボン朝になるくらい。背景の説明の中にぽちぽちと「アンリ」という名前が出てくるのでああ、いわゆる三アンリ時代か、と思っていたら三人じゃ済まない辺りww 歴史記述者が号泣しても無理ないよなこれ、とかちょっと苦笑いしていないでもなかったのだが。話はパリから少し離れた地の、女主人が仕切る“サロン”から始...
なんにしようかな。 | 2010.10.07 Thu 17:18
JUGEMテーマ:歴史 そういや、上巻の時点でフランスって別にワインの起源でもなんでもないけども(そもそもワインの起源自体不明のようですが、ガリアに葡萄が来た時点で結構後だしね)、なんかワインのイメージが、みたいなことを言っていたのがそもそもイギリス人で。なぜか中巻はイングランド(当時)のワインを求める歴史、みたいな体裁に。そもそもイギリスではどうも葡萄を植えたところでろくな品質にならず、島国であるという関係上ワインは嗜好品というより長いこと生活必需品であったようで、しかもそもそも、ワインを飲むこ...
なんにしようかな。 | 2010.10.06 Wed 10:12
JUGEMテーマ:歴史 メロヴィング朝というのは現在のフランスの前身であるフランク王国の最初の王朝で(たまに言われる現在のフランス/ドイツ/イタリアの原型と言われているのはどっちかというと次のカロリング朝時代の勢力版図ですね)、なにが有名って『歴史十書』『フランク史』などと呼ばれるトゥールの司教さんの書いた本と彼と同時代のイタリア出身の詩人くらいしか歴史文献がない、という極端に限定された状態で。なんでまたそんなことになったのかというと、、、まあ多分、この国の祖となったフランク族が文字文化と微妙に相容...
なんにしようかな。 | 2010.10.03 Sun 20:46
JUGEMテーマ:歴史 地中海地域というと、半島イタリアの先端、というか長靴の先から始まってフランスの南部を経て、スペインのイベリア半島、ギリシャ、トルコ、エジプト含めた西アフリカの地と中東の一部、という具合にぐるっと一周してもいいとは思うのですが。(実際にはギリシャとかトルコくらいが多いですよね。)この本で扱われていたのは主にスペインの都市と南イタリアの地がほとんどで。なにに関しての言及か、というと現在の生活や街並みに如実に残るかつての建築のままの中からひどく無造作に「アラビア起源」のものを取り...
なんにしようかな。 | 2010.10.02 Sat 19:36
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