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きょうの日本昔話むかしむかし、善六(ぜんろく)という木びき(→木を切り倒す仕事)がいました。大男のくせに怠け者でしたから、一日かかっても仲間の半分ほどしか仕事がはかどりません。「善六かよ、あいつはとてもものになるめえ」みんなは善六を、『木びき』でなく『小びき』だと馬鹿にしていました。それを聞いて、善六は面白くありません。そこで近くの神社にお参りをして、日本一の大びきになれる様に願をかけるとにしたのです。「何とぞ神さま、神社の前に寝そベっている大きな石のウシをひける程の力を授け...
まつもとJIN | 2014.01.30 Thu 17:30
むかしむかし、吉四六さんと言う、とてもゆかいな人がいました。 その吉四六さんが、まだ子どもの頃のお話です。 ある秋の事。 家の人はみんな仕事に出かけるので、吉四六さんが一人で留守番をする事になりました。 出かける前に、お父さんが言いました。 「吉四六や、カキがもう食べられる。明日木から落とすから、今日は気をつけて見ていてくれ」 「はい。ちゃんと見ています」 ...
まつもとJIN | 2014.01.06 Mon 05:43
JUGEMテーマ:昔話 JUGEMテーマ:つぶやき。 少女時代の私のイメージイラスト 私は子どもの頃、母からよく、 「あんたはつかみどころのない性格やねぇ」 と言われていました。 つかみどころがないと言われた私は心の中で ニヤリとしていたようなところがありました。 そういうところがつかみどころがない と言われる要素なのかもしれません。 父からは、「お前は、何でも自分で決めて しもうて、全然相談しやせん! 何でも事後承諾で、失敗ばっかりして、 いつも俺が尻拭いせない...
整体師、母親、主婦、時どき妻@ふぃーりんぐ | 2013.12.28 Sat 18:35
きょうの江戸小話 親の恩大みそかの晩の事。橋の下で、こじきの親子が寝ていました。ドタドタ、バタバタ。橋の上では急がしそうな足音が、行ったり来たりしています。あんまりさわがしいので、子どもが目を覚まして言いました。「かあちゃん。あれは、何のさわぎなの?」「ああ、あれかい。あれは借金取りといってね、人に貸したお金を集めて歩いているんだよ」「ふーん。こんな寒い晩に、楽じゃないねえ」「そうよ。それよりこうして、あったかく寝ているほうが楽さ」二人の声に目を覚ました父親が、...
まつもとJIN | 2013.12.27 Fri 05:40
むかしむかし、深沢山(ふかざわやま)と呼ばれるあたりを、どこかの国の殿さまの行列が通りました。ちょうど秋晴れの気持ちの良い日だったので、殿さまは馬の背中であたりの景色を楽しんでいました。殿さまがふと上を見上げると、そばの崖っぷちの上の方に大きな岩があります。それを見て、殿さまが言いました。「だれか、あの岩を登れる者はおらんか?」「・・・・・・」「うん? だれか、おらんか?」「・・・・・・」家来たちはだまったまま下を向いているばかりで、誰一人名乗り出る者はいません。そ...
まつもとJIN | 2013.12.18 Wed 16:50
今日の江戸小話 おやじを焼いたせがれ父親が四、五日家をあける事になったので、留守番をする息子に言いました。 「いいか。客が来たら、どこのどなたかを聞いてお茶を差し上げ、また今度来てくださいと出直してもらうんだぞ」 「はいよ」 息子は引き受けましたが、物覚えが悪いので頼りになりません。 「お前は物覚えが悪いから、紙に書いておいたぞ。もし忘れたら、この紙を見るのだ。わかったな」 「はいよ」 父親が出て行くと、息子は一日に何回も紙を取り出しては読み返しました。 「...
まつもとJIN | 2013.12.11 Wed 17:03
今日の日本の昔話 「大きな運と小さな運」 むかしむかし、ある山奥のほら穴に、ぐひんさんが住んでいました。 ぐひんさんとは、テングの事です。 このぐひんさんの占いはとても良く当たると評判なので、もうすぐ子どもが生まれる木兵衛(もくべえ)と賢二郎(けんじろう)が生まれる子どもの運を占ってもらいました。 「オン! オン! 山の神、地の神、天の神、木兵衛と賢二郎の子のぶにをお教えたまえー!」 ぐひんさんは大声で呪文(じゅもん)を唱えると、まずは木兵衛に言いました。&nb...
まつもとJIN | 2013.12.07 Sat 18:18
激動の一週間が落ち着いてきてようやく一息ついた。 まだまだこれから年末に向けてあるけれども。 さて、 ある日本屋さんで目についた本で「大人が読みたい昔話」という本を読んだのですが、 改めて大人になってから絵本を読むとまた違った観点からの発見があることがよくあります。 本の中では時代背景やその土地の風習、教えなどを踏まえて昔話を考察していますが、口伝えでの話だと伝言ゲーム方式で話が変形して伝わっていくというのはよく聞きます。その結果、パターン違いの話も多々あり、「この話は小さい時に聞い...
ニヤコウサク | 2013.11.08 Fri 17:37
JUGEMテーマ:昔話 とある絵本と出会いました。内容は「猿蟹合戦」です。 私の中での「猿蟹合戦」は、カニを丸めこんだサルは、おにぎりをもらって、カニは柿の種をもらう。 カニは、柿の種を植えて、柿ができたところにサルが来て、青い柿をぶつけられる。カニは、大けが。 その話を聞いたウス、ハチ、クリがかたき討ち。という話です。 しかし、その絵本では、初めの1ページ目から衝撃的でした。 花見に行った先で、カニはおにぎりを、サルは柿の種を拾います。 サルは、「おにぎりはこの時だけ。柿の種を植えれば、その...
いつかこの空の下で | 2013.10.11 Fri 19:14
JUGEMテーマ:昔話 こんな昔話を弟と作ってみました。 昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがすんでいました。 ある日、おじいさんは川へ芝刈りに、おばあさんは山へ洗濯に行きました。 おじいさんが川で芝刈りをしていると、川下から大きな桃が“どんぶらこ どんぶらこ”とさかのぼってきました。 そこで、おじいさんは、鎖鎌を桃に向かって投げました。 すると鎌は桃に刺さり、中からおいしそうな、真っ赤な、果汁と思われるものが出てきました。 おじいさんは、鎖鎌ををひっぱり、桃を回収しました。 「鎖鎌がさび...
いつかこの空の下で | 2013.09.18 Wed 19:20
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