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きょうの江戸小話 「おじいさんはくさかった」 むかしむかし、ある村に、おじいさんとおばあさんが住んでいました。 おじいさんはいつもの様に山へしばかりに出かけ、おばあさんもいつもの様に川へせんたくに出かけました。 すると川上から大きなイモが、ドンブラコ、ドンブラコと流れてきました。 「こりゃあ、うまそうなイモだこと...
まつもとJIN | 2015.02.21 Sat 17:33
きょうの江戸小話 「あんどん」 ある日、店の旦那が小僧に、お客に品物を売りつける時のコツを教えてやりました。 「いいか、お前は品物を売る時、かけ値をつけずに売ろうとするだろう。 だからなかなか、商売がうまくいかないんだ。 品物と言うのはな、一文で売ろうと思う時には、二文と高く値をつけておく。 五文で売ろうと思う時には、十文と高く値をつけておくがいい。 そしてお客がまけろと言ったら、少しずつ値段を下げていくんだ。 これを...
まつもとJIN | 2015.02.07 Sat 17:31
日が暮れて、薄暗くなってきました。 すると奥の間から旦那が、 「これこれ、長吉どん。用があるから早く来ておくれ」 と、よぶ声がします。 「はーい」 長吉は、あわてて走り出したひょうしに、そばにあったあんどんにぶつかり、 あんどんの火を消してしまったから、あたりはまっ暗です。 それを見ただんなが、 「まったく、いつもいつも。どうしてそう注意が足りないのだ。 お前の様な慌て者は、めったやたらにはおらんぞ!」 と、叱りつけると、...
まつもとJIN | 2015.01.31 Sat 05:10
JUGEMテーマ:昔話 どうすれば人生が楽しくなるかボーっと考えていて 職場の支店長にタメグチきいてしまい怒られたTOYです。 本日も昔懐かしの話題について書いていきたいと思います。 タイトルにもある通り今回は縄跳びです。 小学生の頃は冬になると先生が「縄跳びをしなさい」と言ってきます。 その頃は特に逆らうことはありませんでしたが、 「なんで冬には縄跳びをさせられるんだろう?」 という疑問が常にありました。 しかし、意味を追求するよりも技を追及したほうが面白かったため、 有耶無耶な...
私の個人的な日記公開所 | 2015.01.28 Wed 22:16
きょうの江戸小話 むかし、あるところに大きな店がありました。 商売をしていれば誰でも少しは縁起をかつぐものですが、 この店の旦那ときたら大の縁起かつぎです。 特に、『し』や『四』の付く言葉は、縁起が悪いといって絶対に使いません。 たとえば、お尻の事は、おけつと言うくらいです。 新しい小僧さんをやとう時には、必ずその事を言って、 「うっかりでも、『し』や『四』の付く言葉を口にしたら罰金を取る。 その代わり、わしがもしも口にしたら罰金を払おう。 わかったら、...
まつもとJIN | 2015.01.24 Sat 17:37
JUGEMテーマ:昔話 こんにちは。 子供のころを振り返り、「昔は良かったなぁ」と思いつつ、 「正直お金がある程度自由に使える今も素晴らしい」 と、だんだん心が大人の階段上ってるTOYです。 前回は竹馬についての日記を書きましたが、 今回は「缶蹴り」について昔を振り返ってみます。 あなたも小さい頃に缶蹴りは経験されたかと思います。 経験してなかったら経験していた程で読んでください(笑) 缶蹴りのルールとして、まず、ジュースの空缶を1つ用意します。 そして、鬼一人(又は2人)と隠れる人(その...
私の個人的な日記公開所 | 2015.01.24 Sat 00:29
JUGEMテーマ:昔話 こんにちは。 晴れの国の岡山で土砂降りの雨に打たれたTOYです。 今日は、先日の日記で書いた 「竹馬」 について書いていきたいと思います。 あなたは竹馬と聞くと何を思い浮かべますか? ・小学校の頃にあった遊具 ・地味な遊び道具 ・今となっては何が面白かったか分らないもの どれも私の思っている竹馬です。 正直、竹馬というのは実際に手に取って遊んでみないと 何が楽しいのかわからないものです。 それはすべてのことに精通しているかもしれませんが、 竹馬については ...
私の個人的な日記公開所 | 2015.01.22 Thu 23:15
きょうの江戸小話 「金のとりい」 金蔵さんのところのおかみさんが、大変な難産でした。 そこで近所の人たちが、医者よ産婆よと、大騒ぎをしていると、 たまりかねた金蔵さんがいきなり井戸ばたへ飛び出すと、 頭から水をかぶり始めました。 「神さま。どうか安産する様にお願いします。 お礼に、きっときっと、金の大とりいを差し上げますので」 それを聞いたおかみさんは、慌てて金蔵さんに言いました。 「お前さん、そんな馬鹿な事を言うもんじゃないよ。わたしが安...
まつもとJIN | 2015.01.18 Sun 17:37
きょうの江戸小話 「なぞなぞ」 なぞなぞの大好きな、旦那がおりました。 小僧を捕まえては、 「おい、なぞなぞをしよう。目が二つあって、足が四本、鼻はずっと長く、 毛の生えた物で、白い物は、なあーんだ」 「へえ、それは象でしょう」 「おお、よく解いた、よく解いた」 いつもこんな具合で、相手にされる小僧さんも、たまったものではありません。 たまにはこちらからなぞなぞを出して、旦那をへこましてやろうと思いました。 そこで、ある日。 「それでは旦那さま。...
まつもとJIN | 2015.01.10 Sat 18:11
きょうの江戸小話 「親の恩」 大みそかの晩の事。 橋の下で、こじきの親子が寝ていました。 ドタドタ、バタバタ。 橋の上では急がしそうな足音が、行ったり来たりしています。 あんまりさわがしいので、子どもが目を覚まして言いました。 「かあちゃん。あれは、何のさわぎなの?」 「ああ、あれかい。あれは借金取りといってね、 人に貸したお金を集めて歩いているんだよ」 ...
まつもとJIN | 2014.12.27 Sat 17:53
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