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JUGEMテーマ:ファンタジー恋愛もの 小さいかな? 話がもうストックないです。 熱田神宮の話をせねば。 どこかで書いた気がしないでもない。 ノート探そう。 小さすぎたらまたあとで変換して載せなおします。 あとは関口のイラストだけだな。 ウェンツの髪の毛描けたらいいけど無理だ。 でも頑張ろう。 スカイブルーの原画も探してこよう。 ではではバッテリーがないのでこの記事は終わりますね。
星空のスピカ | 2016.05.05 Thu 16:27
JUGEMテーマ:ファンタジー恋愛もの 文芸部に集まった部員たちを見て子松は満足げにうなずく。 「ほかでもない。君たちを読んだのは伊勢ツアーの話についてだ」 「伊勢?」 ゆいるはぽかんとしている。 「伊勢神宮に行くことになった」 「なったって・・・。私たちの許可なしに?」 しのぶ子が突っ込む 「神宮って神道ですよね? 民俗学にはあわないのでは」 控えめに丈が言う。 「何を言う。今年は出雲、伊勢ともに式年遷宮だぞ。これを見ないでどうする」 「はぁい。先生出雲は?」 田中が色っぽく問い返...
星空のスピカ | 2016.05.05 Thu 15:58
JUGEMテーマ:ファンタジー恋愛もの 神様ご光臨 「ゆいる!」 「ゆいるちゃん!!」 しのぶ子と丈がゆいるのあとを追いかけていく。 「放っておいて!!」 ゆいるは怒鳴って振り切ろうとした。その前に丈が回り込んだ。 ぱちん。 乾いた音が響いた。 「柳・・・」 しのぶ子が絶句する。つねにのび〜とした彼がそのような行動に出るとはしのぶ子は一回も思い描いたことはなかったからだ。 「ゆいる!」 丈のしっかりした声がゆいるをはっとさせた。 「僕たちを信じてここに戻ってきたんだよね? ゆいる。君は一...
星空のスピカ | 2016.05.04 Wed 14:46
JUGEMテーマ:ファンタジー恋愛もの 「えー!? 転校?!」 しのぶ子の声が教室に響いた。 うん・・・とゆいるはさびしげにうなずく。もうすぐ冬休みと言う頃になってゆいるの父の転勤がまた決まったのだ。 「せっかく依童もうまくなってきてるのに・・・」 「でも一人じゃ生活できないし・・・」 悲しそうにゆいるは言う。 「柳に話したの?」 しのぶ子が一番大事なことを切り出すとそのしのぶ子の手にぽとり、としずくが落ちた。ゆいるの涙であった。 「ゆ・・・ゆいる」 泣き出してしまったゆいるに...
星空のスピカ | 2016.05.02 Mon 07:14
「先生〜」 ひょろひょろと関口が手を上げた。今は表の部活動、文芸部である。 「今年の文化祭はどうするんですか〜?」 「そうだな。三島由紀夫でもしたまえ」 そこへしっかりとした松島の声の突込みが入った。 「三島は今、センシティブすぎます。今取り上げるのはいかがかと・・・」 そうか、と安易に子松は納得する。 「では無難なところで夏目漱石あたりでもしたまえ。では散会」 げーっとしのぶ子はゆいるにぼやく。 「知ってた? 吾輩は猫であるのネコ、最後は自殺するんだよ。酔っ払ってさ〜。あんなの研究...
星空のスピカ | 2016.05.01 Sun 13:33
JUGEMテーマ:ファンタジー恋愛もの しのぶ子はゆいるに顔を真っ赤にして謝った。 「ごめん。ゆいる。子松がゆいるのことばかり言うのが気に入らなかったの。なんでもゆいるが一番であたしは一番下だったから・・・」 「そんなことない。子松先生はいつだってしのぶ子を大事に思っていたよ。あんなにくだけて話すんだもの。きっと子松先生はしのぶ子が好きだってずっと思っていた」 その言葉を受けてしのぶ子は目を見張る。 「わかってなかったのはあたしだけ・・・ってこと?」 さぁ、とゆいるは答える。 「し...
星空のスピカ | 2016.04.27 Wed 01:02
JUGEMテーマ:ファンタジー恋愛もの 「さぁ。ラジオ体操だ!」 子松は殺生石飛び乗りパフォーマンスを負えた次の日、盆の日に各部屋を起こしにかかった。教師にかかれば男子も女子もない。容赦なく起こしにかかる。松島だけは身なりを整えすっと出てきた。丈は寝不足のようだ。悪夢にうなされたらしい。きっと田中の御先使いが行ったに違いないとゆいるは確信した。 「大丈夫? やなぎ君。顔色悪いよ」 「うん。なんだかあんまり眠ってないみたいだなぁ」 顔色を悪くしても丈はのほほんと答える。あくまでもマイペー...
星空のスピカ | 2016.04.25 Mon 20:10
JUGEMテーマ:ファンタジー恋愛もの 「先生〜。夏休みも部活あるんですかぁ?」 気弱な関口が珍しく口を開いた。 オフコース!と子松は答える。 「今年は特別サービスだ。ゆいる君歓迎セレモニーとして那須温泉に行くぞ!」 「おんせんー? またー?」 部員の全員の声がはもった。 「いいじゃないか。暑いときに熱い温泉。通の入り方ではないか」 「ってどこが通だか」 「何かいいたいかね。しのぶ「子」君」 「いえ。何も言ってません」 「では盆休みの14、15、16に行くぞー!」 気合入れての声...
星空のスピカ | 2016.04.24 Sun 20:17
JUGEMテーマ:ファンタジー恋愛もの 「すでに依童新聞はチェック済みだ」 そんなものがあるんだ、とゆいるは心の中で思う。 「彼らが我が校の依童をする生徒たちだ」 その言葉を受けて来客の三人は松島たちを見た。黒髪の少女が口を開く。 「あんたたちで役にたつん?」 出てきた言葉は関西なまりだった。意表をつくコントラストにゆいるとしのぶ子はあっけとられたが丈はともかく松島も冷静にその言葉を受け止めた。 「失礼ね。名前も名乗らないでその言い方はないのではないかしら?」 松島がちくり、と反...
星空のスピカ | 2016.04.23 Sat 19:07
JUGEMテーマ:ファンタジー恋愛もの 「先生〜。これ以外ほかにすることないんですかぁ〜」 飽き飽きとした声でゆいるは子松に訴えた。入部して早二週間。そろそろ学校にも慣れ、部活にも慣れてきた。だが、部活では相変わらず御先使いのタマをじゃらすことだけ。子松は自発的に動くのが我が部のモットーとか何とか言って指導には当たらなかった。ゆいるは持参のネコじゃらしで毎日タマを遊ばせていた。ゆいるだけでなくとも飽きるだろう。まぁ、それはそれで楽しいのだが・・・。 「ゆいる! 子松に先生なんて付けちゃだめよ!...
星空のスピカ | 2016.04.20 Wed 22:57
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