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整体師 諸星玄丈 第213話

JUGEMテーマ:連載  第五章 玄丈先生と如雪の対決4 大気活伝協会の本部(5)  しばらくして、ぼくたちは、滝行に参加する人たちとともに滝に向けて出発した。 この秋川一帯にはいくつもの滝があるが、今回滝行に選ばれたのは「九頭龍の滝」であった。一向はしばらく川沿いの道を静々と歩いていたが、やがて川床に降り、そこから滝に通じる階段を上っていった。 滝口に出ると、行者たちは滑り止めのワラ草履に履きかえ、先達に従って般若心経を一心不乱に唱えた。 真言を唱え終えると、先達が滝に向かって印を結び、エイー...

ブログ小説 整体師 諸星玄丈 | 2009.09.27 Sun 10:54

アースルーリンドの騎士外伝。『幼い頃』冒険の旅 25

登場人物紹介  ローフィスは川を抜けた草原に馬を進めると、その先にやっぱり本道が見えて来るのを、目にする。 そちらに進もうとするゼイブンの背に、声を掛る。 「最短の近道が、ある」 ゼイブンが、月に照らされたなだらかな傾斜の草原の、その奥の黒々とした森へと促すローフィスに振り向くと、直ぐ後ろに続くオーガスタスも同様、ローフィスを見つめた。 ローフィスは二人の視線を受けて口を開く。 「だが、とっても足場が、悪い」 ギュンターもディンダーデンもそれを耳に思い切り、俯いたし、ゼイブン迄もが眉間を...

アースルーリンドの騎士 | 2009.09.26 Sat 09:55

整体師 諸星玄丈 第212話

JUGEMテーマ:連載  第五章 玄丈先生と如雪の対決4 大気活伝協会の本部(4) 「晴美さん、見るだけでなく、いっそやってみたらいかが? このあたりは、気温が都心より数度は低いですけれど、今日は小春日和のように暖かですもの。滝行日和かもしれませんわよ」 麻美は眼を細めるようにして笑顔をつくりながら晴美に勧めた。「でも、準備もしていないし、やり方も知りませんので」「あら、道具でしたらお貸ししますわ。もっとも、道具といっても、白いシャツ、白いズボン、あとは白足袋とワラ草履くらいのものですから。それ...

ブログ小説 整体師 諸星玄丈 | 2009.09.26 Sat 08:49

整体師 諸星玄丈 第211話

JUGEMテーマ:連載 第五章 玄丈先生と如雪の対決4 大気活伝協会の本部(3)  本部近くにやって来ると、赤い大きな鳥居が立っていて、一目でここからが本部だとわかった。意外なことに、そのあたりは平坦な土地が広がっていた。 車を停めて事務所に挨拶に行くと、如雪と秘書の黒田麻美が待ちかねたように近寄ってきた。「お世話になります」 スシボンが愛想を振りまくように挨拶をした。くさい芝居だ。「三人ともよく来てくれた」 如雪が嬉しそうな顔で言った。「私は忙しくて、君たちの面倒をあまり見ることはできんが、細かい...

ブログ小説 整体師 諸星玄丈 | 2009.09.25 Fri 08:56

整体師 諸星玄丈 第210話

JUGEMテーマ:連載 第五章 玄丈先生と如雪の対決4 大気活伝協会の本部(2) 「敦子さんの言うとおりなんだが……」 加藤さんはうつむいたまま呟いた。「……ダイヤモンドホープの悪事が露見すれば、勝利の女神がこっちに微笑むのは間違いない。ただ、その時間が問題なんだ。相手がつぶれるまで、こっちがもちこたえられるかどうかわからない。そこが苦しいところだ」 加藤さんの眼は珍しく血走っている。「あのう」 それまで黙っていた晴美が、ややためらいながら顔をあげた。「話は変わるんだけど、実はきのう如雪から私宛てに...

ブログ小説 整体師 諸星玄丈 | 2009.09.24 Thu 08:30

アースルーリンドの騎士外伝。『幼い頃』冒険の旅 21

登場人物紹介 「そんなに怖く、無かったろう?」 降り立った後アイリスにそう言われ、ディンダーデンは思い切り彼を、睨み付けた。 「怖かったのか?」 ギュンターとオーガスタス、そしてシェイルの声が揃い、皆が顔を見合わせる。 ローフィスが、ふっ。と吐息を吐く。 「この先の道は飛ばせない。 足下が、かなり悪いからな」 ローフィスの言葉に思わずギュンターは周囲を見回す。 だが月明かりに影を作る、岩場の平な場所が広がるばかりで再び崖がある様子でもなく、ほっと安堵した。 ローフィスは察してギュンターに告げ...

アースルーリンドの騎士 | 2009.09.22 Tue 11:08

整体師 諸星玄丈 第209話

JUGEMテーマ:連載 第五章 玄丈先生と如雪の対決4 大気活伝協会の本部(1) 笹木と会った次の日、さっそく戦略チームの会議が開かれた。「笹木の狙いをどう思う?」 加藤さんがメンバーの顔を見ながら言った。「くせえなあ」 スシボンが最初に感情的な声をあげた。「私もそう思うわ。冗談じゃないわよ。要するに如雪の傘下に入れということでしょう」 敦子も強く反発した。声に怒りがこもっている。「足もとを見ているんすよ。こっちの経営状況が苦しいのを見越して」 スシボンは腹だたしげだ。「いよいよ牙を剥いてきました...

ブログ小説 整体師 諸星玄丈 | 2009.09.22 Tue 09:57

整体師 諸星玄丈 第208話

JUGEMテーマ:連載  第五章 玄丈先生と如雪の対決3 笹木誠一との会談(10) これでそろそろ時間だなと思っていたら、デザートのフルーツゼリーがやってきた。ぼくは、用意していたことをいよいよ聞くときがやってきたと思った。「ひと月ほど前のことですが、笹木さんをお見かけしたような気がしたのですが?」「ほう、どこで?」「虎ノ門の近くです」 笹木は一瞬眼つきが変わったように見えたが、すぐ元に戻った。「いや、私はそのあたりに行く用事はございませんので、おそらく人違いでしょう」「そうですか。他人の空似で...

ブログ小説 整体師 諸星玄丈 | 2009.09.21 Mon 08:41

整体師 諸星玄丈 第214話

JUGEMテーマ:連載  第五章 玄丈先生と如雪の対決3 笹木誠一との会談(9)「笹木さん。まったくもってありがたいお言葉です」 加藤さんは感動したような声をあげ、笹木の手を握りしめた。笹木は顔を崩して喜んだ。 このとき、お焦げご飯の入った土鍋、それにおしんこと味噌汁がきた。ここのお焦げご飯は絶品であった。 こういうときは、笹木のまずい顔なんか見たくもないが、仕事だから仕方ない。気になっていたことをきいた。「ところで、大気活伝協会さんのグループに加盟した場合、物部湛山先生の後継者として免許皆伝...

ブログ小説 整体師 諸星玄丈 | 2009.09.20 Sun 09:25

(14)その横に漫画を切り抜いたような娘がくっついていた。

JUGEMテーマ:連載 【二】  空港の喫茶店の隣の席で、二人の男がしゃべっていた。「ほら、ここの空港でだってさ」「ああ、何億にもなるんだってな。そっちのほうが驚くよ」 男たちはどうやら、昨日、この空港で大量の麻薬が押収されたことを話しているらしかった。 この会話を聞くとはなしに聞きながら、おれは別のことを考えていた。夕方には現地を見ておこう。静かな住宅地らしいから計画を狂わすような突発的な何かなどまず起きないだろうが、しかし万全を期すに越したことはない。そうだ、念には念をいれて今夜八時頃、再度現...

天使のヒットマン。(小説ブログ) | 2009.09.19 Sat 21:52

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