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JUNE/BL/ML

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JUNE/BL/MLなど言われる、男×男などの同性愛要素を含む創作小説テーマです。
※ R-18作品には必ず分かるように明記しましょう。
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赤く光る海 17

「……お前が我慢してここにいてくれてることは分かってるけど、でもお前が啓介に嫌味ばっかり言ったら、お前の評価が下がるだけだぞ」 「それは……分かってはいるんだけど……」  でも、頭で分かっていることと、心で分かることは別だ。  設楽のぐっと噛みしめた口元を見て、大竹は大きく溜息をついた。 「……分かってるんなら良い」  そう言って大竹が設楽の髪をくしゃりとかき混ぜる。設楽はまだ唇を尖らせたまま、テントの中に座り込んでいた。  今何か言っ...

真昼の月 | 2019.04.26 Fri 08:24

赤く光る海 17

「……お前が我慢してここにいてくれてることは分かってるけど、でもお前が啓介に嫌味ばっかり言ったら、お前の評価が下がるだけだぞ」 「それは……分かってはいるんだけど……」  でも、頭で分かっていることと、心で分かることは別だ。  設楽のぐっと噛みしめた口元を見て、大竹は大きく溜息をついた。 「……分かってるんなら良い」  そう言って大竹が設楽の髪をくしゃりとかき混ぜる。設楽はまだ唇を尖らせたまま、テントの中に座り込んでいた。  今何か言っ...

真昼の月 | 2019.04.26 Fri 08:05

赤く光る海 15

「ああ、良い匂いだ。ありがとう、慎也くん」 「いえ。ほら、啓介。さっさと席に着け」 「……分かってるよ……」  大竹の呆れきった声に、ようやく宮嶋が席に着く。大竹は宮嶋のそんな態度など全く気にしていないように、カフェオレをカップに注いでいった。 「お前、どうせ朝はあんまり入らないんだろ。カフェオレ多めに淹れたから、適当に飲めよ」 「ありがとう……」  すっかりいじけている宮嶋は、椅子に斜めに座っている。そんな宮嶋の前に、大竹は砂糖のポットをドンと置...

真昼の月 | 2019.04.25 Thu 08:06

赤く光る海 16

「でもさ、慎也、いつもスイミングのコーチ達と潜りに行くじゃん?」 「だから、もうおなかおっぱいだよ。お前も忙しいんだから、無理して俺に合わせることはない。俺も海より山の方が落ち着くしな」  スイミングのコーチ達に誘われると断れない大竹は、ダイビングは楽しいけれど、ちょっと気疲れもするらしい。 「……慎也がそう言うなら良いんだけど……」  設楽は申し訳なさそうな顔をするが、そんな顔をする必要は全くないのに。そう言って、設楽の頭を軽く小突いてやると、設楽は少しだけ困っ...

真昼の月 | 2019.04.25 Thu 08:01

赤く光る海 14

 ◇◇◇ ◇◇◇  大竹のいるダイニングキッチンから逃げ出した宮嶋は、庭に駆け下りてきて、いきなり庭の隅にしゃがみ込んだ。ピルピルと震える様は子ウサギのようで、いつもの王子様感は全く無い。 「啓介?どうしたんだい?」 「何でもないです!俺のことは気にしないで下さい!!」  昨日、「がっつり聞いて、引導でも渡らされたらどうだい?」などと言われた時には、大竹のことをもう何とも思っていないなどと言ったが、それでもなんかものすごい衝撃だった。  大竹とは、今まで一度もエロ関係の話をしたことが無い。...

真昼の月 | 2019.04.24 Wed 08:47

赤く光る海 15

「ああ、良い匂いだ。ありがとう、慎也くん」 「いえ。ほら、啓介。さっさと席に着け」 「……分かってるよ……」  大竹の呆れきった声に、ようやく宮嶋が席に着く。大竹は宮嶋のそんな態度など全く気にしていないように、カフェオレをカップに注いでいった。 「お前、どうせ朝はあんまり入らないんだろ。カフェオレ多めに淹れたから、適当に飲めよ」 「ありがとう……」  すっかりいじけている宮嶋は、椅子に斜めに座っている。そんな宮嶋の前に、大竹は砂糖のポットをドンと置...

真昼の月 | 2019.04.24 Wed 08:10

コメントありがとうございます!!

皆様、コメントありがとうございます。 お返事はコメントをいただいた順に書いております。 先に書いていただいた方のリコメが下になっておりますので、もし自分へのレスがないな、と思われたら、下の方をググッとスクロールしていただけると嬉しいです。     イヌ吉拝   コメントの御礼が遅くれがちです💦大変申し訳ありません!!     04:27(💦💦):K様 コメントありがとうございます!! すいません、じい様の田舎に来ておりまして、メールが巧...

真昼の月 | 2019.04.23 Tue 14:57

赤く光る海 13

「失礼な。宮嶋さん、プレイでしょ、プレイ。俺、意地悪な慎也も大好きだし、俺も慎也に意地悪とかするよ?人んちの生活に口挟まないでくれます?」 「いや……いや、ごめん……」  言われてみると、その通りだ。自分は何を言っているのだ。この子相手に。  でも……。 「……いつも、あんな……?」 「まさか」  設楽は楽しそうに笑って見せた。 「意地悪した次の時はね、慎也、めっちゃ甘やかしモードだよ?どっちの慎也も最高に良いから、俺は翻弄...

真昼の月 | 2019.04.23 Tue 08:07

赤く光る海 14

 ◇◇◇ ◇◇◇  大竹のいるダイニングキッチンから逃げ出した宮嶋は、庭に駆け下りてきて、いきなり庭の隅にしゃがみ込んだ。ピルピルと震える様は子ウサギのようで、いつもの王子様感は全く無い。 「啓介?どうしたんだい?」 「何でもないです!俺のことは気にしないで下さい!!」  昨日、「がっつり聞いて、引導でも渡らされたらどうだい?」などと言われた時には、大竹のことをもう何とも思っていないなどと言ったが、それでもなんかものすごい衝撃だった。  大竹とは、今まで一度もエロ関係の話をしたことが無い。...

真昼の月 | 2019.04.23 Tue 08:06

赤く光る海 13

「失礼な。宮嶋さん、プレイでしょ、プレイ。俺、意地悪な慎也も大好きだし、俺も慎也に意地悪とかするよ?人んちの生活に口挟まないでくれます?」 「いや……いや、ごめん……」  言われてみると、その通りだ。自分は何を言っているのだ。この子相手に。  でも……。 「……いつも、あんな……?」 「まさか」  設楽は楽しそうに笑って見せた。 「意地悪した次の時はね、慎也、めっちゃ甘やかしモードだよ?どっちの慎也も最高に良いから、俺は翻弄...

真昼の月 | 2019.04.22 Mon 08:04

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