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JUGEMテーマ:詩 JUGEMテーマ:恋愛詩+゚* JUGEMテーマ:ショート・ショート この都会にも 雪が降り積もった日 僕とすずちゃんは 二人きりで並んで座り 校庭を眺めている クラスメイト達は皆 笑い叫びながら 合戦をして はしゃいでいて 先生は体のいい的だ 積雪に浮かれた僕は 下駄箱を出た先で 滑ってしまい軽く捻挫 「足まだ傷む?」 うん…と嘘をついた もう少しだけ こうして二人で いたいから
しょだまさしのレビューしまっせ! | 2018.01.29 Mon 20:13
JUGEMテーマ:詩 JUGEMテーマ:創作日記 JUGEMテーマ:ショート・ショート 時々通りがかる人が 私の“方”を見てくる お店で選んでる時 改札口で待っている時 年配の方々や 逆に若い学生さんが 私から視線を外して 話しかけてくれる 私は二人分の 笑顔で答えるのだ 改札を抜けて来た 我が夫までも 向けてくれた 笑顔を下げて 私より先に お腹の中の子に ただいまと言った
しょだまさしのレビューしまっせ! | 2018.01.23 Tue 14:25
・誠実な悪魔 「お前が我を呼び出した人間か。魂と引き換えに願いを1つ叶えてやろう」 「えっ、1つだけ!?」 さんざん苦心して召喚した悪魔の発言に、男は耳を疑った。 言い伝えによれば、叶えてもらえる願いの数は3つだったはずだ。面倒くさがりな男にしては、珍しく頑張ったのだ。これでは割に合わない。 願いを3つに増やしてほしいと頼む男に、悪魔は言う。 「お前は魂を3つ持っているのか...
ノアゲハの創作ブログ | 2018.01.12 Fri 15:01
・加害者 私には、不思議に思っていることがある。 つい3日前のことだ。彼女は、恋人に振られたらしく、泣きながら私に、 「死にたい」 と言った。 返す言葉が見つからず、困惑したが、 「人生の選択は自分がするもの」 と返したら彼女は、 「そうだよね」 そう言って、13階の窓から飛び降りた。私は、何もできずフレームアウトしていく彼女を眺めていた。 ...
ノアゲハの創作ブログ | 2018.01.09 Tue 16:19
・後悔先に立たず 「俺、魔王を倒しに行こうと思う」 「へえ〜、そうかい」 横に座るジュンの言葉に、アレクは何でもない事のように答えた。 ジュンとアレクは兵士を育成するための学校「マナト国兵士学校」の同期で、共に将来の兵士を目指す親友同士でもあった。二人は辛い兵士までの道のりを、国の隅にある小さな広場のベンチに座って他愛もない話をする事で、励まし支えあっていた。 「何だよ、その返事は」 「い...
ノアゲハの創作ブログ | 2018.01.03 Wed 15:31
・大人になるということ 大人っていうのはすてきだと、ぼくは思う。 お金もたくさん使えるし、重たいものだって軽々と持ち上げられる。 どこにだって行けるし、なんてったって何をしても叱られないのがいい。 「ねぇ、おじさん。大人になるってどんな気持ちだった?」 以前、ぼくはおじさんに聞いたことがある。 おじさんは父さんの弟で、なんでも知っているのだ。 「うーん、そうだね...
ノアゲハの創作ブログ | 2017.12.29 Fri 14:39
・大人になるということ 大人っていうのはすてきだと、ぼくは思う。 お金もたくさん使えるし、重たいものだって軽々と持ち上げられる。 どこにだって行けるし、なんてったって何をしても叱られないのがいい。 「ねぇ、おじさん。大人になるってどんな気持ちだった?」 以前、ぼくはおじさんに聞いたことがある。 おじさんは父さんの弟で、なんでも知っているのだ。 「うーん、そうだね...
ノアゲハの創作ブログ | 2017.12.29 Fri 14:39
・セカイノオワリ 視界一杯に広がる、青い空。風はいつもと変わらない速度で雲を運び、鳥は優雅に滑翔している。 あと少しでこの世界が終わるとは思えないほどの、穏やかな風景。 俺はビルの屋上で仰向けに寝そべりながら、耳に入ってくる人間たちの最後の声に耳を傾ける。狂ったように叫び声を上げる者、神に祈りを捧げる者、愛を歌う者――。 そんな人間たちの最期を嘲笑うかのように、北東の空は薄らと赤く染まっている。あと数分も...
ノアゲハの創作ブログ | 2017.12.27 Wed 13:08
・曼珠沙華、悲願花 もう一度、この場所に踏み入ることはないと思っていた。 街道脇の細道を入り少し行くとそこには、一面の紅が拡がる。昔と変わらぬその光景に息を飲む。あの頃に戻ったかのように、彼の姿を探す。 何故忘れてしまったのだろう。幼い頃の記憶には私の隣にはいつも彼がいたのに。 ある日を境に彼は、私の記憶からいなくなった彼……。 病院のベッドで目覚めた私は自分の姿を鏡に写し、自分が大...
ノアゲハの創作ブログ | 2017.12.24 Sun 14:30
・割引弁当 Yさんは、地方の商社に勤める、独身の女性である。 毎日のように残業があり、仕事が終わるとコンビニに寄って弁当を買い、部屋でひとり、食べる。 数年前、悪い男にひっかかって、借金を背負った。それに懲りて、今は特定の交際相手はおらず、借金を返すために、質素に生活している。 さて、Yさんが立ち寄るコンビニでは、夜の九時をすぎると、売れ残りの弁当やおにぎりに2割引きのシールが貼られる。 たいていは人気のない商品し...
ノアゲハの創作ブログ | 2017.12.22 Fri 13:48
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