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第一話 白シヴァと黒シヴァ

JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー   ※グロテスクな描写があります       銀色の月が、煌々と街を照らしていた。シヴァの足元には、月明かりをうけた水色鼠の石畳がとろりと光る。静まりかえった夜の街で、石畳を踏む足音は彼のものだけだった。凛とした、少し冷たい空気の漂う街を一人きりで歩くのは、3年間繰り返した今もどこか寂しい。彼の両脇に立ち並んだ、夜空と同じ群青色の建物の中に、灯りが灯っているものは一軒として存在しなかった。眩しいほどの月明りを反射する窓の奥は、...

JACK | 2017.07.01 Sat 14:42

用語

JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー ※8/31、『パーティ』の名称を『チーム』に修正しました。     <ハンター> 魔物の討伐を専門とする職業のこと。専門教育を受け免許を取得することで、初めて討伐許可が得られる。大国・ミサを拠点に各地に支部が置かれ、ハンターは配属された地域で業務に従事する。免許は一種、二種、三種の三種類に分けられる。   一種は、武器や魔法など身体を行使した討伐のみを業務とするものであり、ハンター全員が取得しているものである。二種は討伐だけで...

JACK | 2017.07.01 Sat 14:42

人物

JUGEMテーマ:オリジナルファンタジー       随時更新予定   <シヴァ・セブン> 性別 男性 出身国 ミサ(イースター) 種族 亜人 誕生日 2月14日 年齢 23歳 血液型O型 身長 180センチ ハンター一種 魔法は使えない   <マチルダ・マギル> 性別 女性 出身国 フロール 種族 人間 誕生日 7月7日 年齢 25歳 血液型A型 身長 159センチ ハンター三種 ランプ支部長   <トルエノ・マリアヌ> ...

JACK | 2017.07.01 Sat 14:41

Ouverture(3)

 この惑星スネイパシアは、世界が二分されている。  地図で言えば、この星で最も巨大なひし形の大陸を中心に囲むように、四つの比較的小さな大陸が北東・北西・南東・南西に存在している。巨大なひし形の大陸は、セントラテール大陸と言う。別名、S(スネイパス)地区。周囲の四つの大陸は、レッセルトロフ大陸系と言う。別名、R(レグナート)地区。  これら二つの地区は、それぞれが完全に閉鎖・遮断されており、行き来は出来ないようになっている。  こうして世界が二分されている理由は、大きく分けて二つの人種が存在す...

白亜同盟 BLOG版 | 2012.12.02 Sun 10:27

Ouverture(2)

 激しい連射音が、通路にまで響き渡った。  ドアの側で待機するアカリの足元から、ルーモもまた室内を覗き見る。  中では、グランツが部屋の中央に至る少し手前で、右手の半球体の方へ、体をひねりながら飛び上がったところだった。後方転回(バック転)するように、空を舞う。グランツの足からわずかに解けた部分が、地面から彼の体を上方に押し上げる。ゆえに、普通に人間が飛んだ場合よりも遥かに高く、飛距離もぐんと伸びた。  左右の半球体から出た無数の砲身は、一斉にグランツに向かって銃弾を発射する。だが、その動き...

白亜同盟 BLOG版 | 2012.12.02 Sun 10:26

Ouverture(1)

 ざわざわとした感覚が、脳内に充満している。  質の悪い望遠鏡を覗いているかのように、視界は回りが黒く欠け、ぼやけて安定しない。  気を抜いたら、何も見えなくなってしまうだろう。集中が途切れないよう、頭全体が熱くなるくらい脳みそをフル稼働させて、意識を張り詰めた。 「ルーモ」  ふと隣から、聞きなれた声が、自分の名を呼んだ。それが本当に隣から聞こえたのか、それとも現場で発せられた情報が、接続を通じ、脳に直接送られてきたのかは、判然としない。 「おい、大丈夫か?」  目の前に映し出されたのは、...

白亜同盟 BLOG版 | 2012.11.30 Fri 23:29

オランピアが見たユメ(5)

「……結局、当時政府のトップに多く存在していたスロールが、五十年前、この星を間違った戦争に導いた。少なくとも、その原因の一端は確実にそこにあった。当時は誰も、そういうスロールに対して、何も言えなかったからな。だから身分の差や区別は無くそうって話になった。自然な流れだ」 「身分の差、というのがまず、間違っている。スロールとレグナートは違う。確かに身体的にはレグナートより劣るかもしれないが、それ以外に関しては、レグナートがスロールに勝る点がどれだけある? そもそも、当時の政府にはレグナートもいたは...

白亜同盟 BLOG版 | 2012.11.26 Mon 00:09

オランピアが見たユメ(4)

 気付けば太陽は、完全に夜の闇に落ち、辺りは暗い青に染まっていた。  動物の気配もなく、ただしっとりとした静寂が、崖壁の狭間に満ちている。  ケヴィットの炊いた小型ストーブの火が広場の中央でちりちりと燃え、その火を挟むように距離を置いて地面に座るケヴィットとフィニィを、夜と光の境に照らし出していた。 「――生まれは?」  ふいに発せられたケヴィットの問いに、フィニィは訝しげに眉を顰める。 「お前さんの、出身地」  そう補足すると、いよいよその眉間に、深く皺が刻まれる。 「そんなこと、訊いてどう...

白亜同盟 BLOG版 | 2012.11.26 Mon 00:07

オランピアが見たユメ(3)

 ミクローシュ・フィニィ。  その名を知らない者は、この星にはもう存在しないだろう。  この星では、三年前にスロールの集団が決起し、自分たちの人種の復権を求め、主にレグナートが主権を握る政府に対しての、反抗運動を開始した。  彼らは一般のレグナート市民も巻き込んだ大規模なテロ、通称グレンツェンド・ナハトを引き起こし、以降スロール対レグナートという図式で、内戦状態が続いている。  スロール集団は、自らをエティール解放軍と称し、その数は数千に及ぶものであった。  だが、はるか昔より戦いの使命を持...

白亜同盟 BLOG版 | 2012.11.26 Mon 00:05

オランピアが見たユメ(2)

 リヴレフの配達は、空を飛んで行われることがままある。ハングライド・モビールと呼ばれる、巨大な双翼を背負うような形の飛行用機体を用いて、だ。ケヴィットも実際、さっきまではそれを使ってこの上空を飛んでいた。  飛行中、その下(現在地から見れば上だが)の地上では、戦闘が起きていた。  数百体の遠隔操縦型(モード・ギニョル)のオランピアと、近接操縦型(モード・アルム)オランピアを操る一人の操縦士(コッペリウス)の戦いだった。  数だけを見れば、前者の圧倒的優位を想像するだろうが、実際にはその逆で、...

白亜同盟 BLOG版 | 2012.11.25 Sun 23:38

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