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スピリチュアル関係の小説。ハイヤーセルフの「今」や「過去」を詩篇や小説風に書いたもの。
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【カスタリアのほとり】17 《美星》〜求愛〜

リミッターが外れた、と、オペの責任者は言った。心臓と、目を治す際に脳をいじり、リミッターが外れやすくなったのかもしれない、と。佐守は、自分がしてきた事の本当の意味を、知ることになった。今回の件で、彼女の心は闇に落ちた。だが、戦場から帰ってくれば、いつも通り過ごすことはできた。ただ、人と会う機会を極力少なくしているのが分かった。その平常心も、もはや限界へと近づいていた。彼女の心が崩壊寸前であることを察知したとき、彼もまた、闇へと落ちていった。彼は、彼女を守ることだけを、考えるようになった。極力...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:57

【カスタリアのほとり】16 《美星》〜女豹〜

15、6歳になる頃、氣が付いたら、精鋭部隊にいた。壊れるまで戦った。壊れたところを、何度も手術で補った。失ったものは、能力に見合う臓器や、無ければ機械で補った。自分の体が、どんどん自分のものでなくなっていった。彼女の部隊を指揮統括していたのが、佐守だった。彼女が壊れるたび、オペをするよう命じていたのも彼だった。彼が、オペ自体をしていたのかは分からない。だが、命じたのは彼だ。彼女がどれだけ瀕死の状態であろうと、もう使えないだろうと言われようと、彼はオペを続けさせた。彼女が必ず再生することを、知...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:56

【カスタリアのほとり】15 《美星》〜誘拐〜

(※メイシンの視点で書いているので、時代や場所、組織に関しては確証がありません。そんな感じなのか〜程度に読んでください)その過去の舞台が、シリウスだったのか、それとも他の星だったのか、正確なところは分からない。だが恐らくは、地球がシリウスの存在を鬱陶しく思い始めたとき。彼女の住む星を統括していた政府の上層部も、少し狂っていた。戦局が膠着状態に陥ったとき、彼らは強靭な戦士を求めた。彼女の両親は、政府の管理する研究所の関係者だったのかもしれない。上層部から、自分の娘を差し出せと言われて断った。どん...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:55

【カスタリアのほとり】14〜消失〜

「。。。だめだ! 思い出しちゃだめだ!」彼が望んだのは、こんな事ではなかった。ただ彼女が幸せであれば、それで良かったのに!琥珀の瞳は焦点が合わず、青ざめた肌は小刻みに震えている。その震えが大きくなるにつれ、彼女の体が発光し始めたのに、彼は気付いた。彼は必死で、彼女を抱きかかえた。抱えても抱えても、彼女の存在は光と共に薄らいでいく。「だめだ! 消えちゃだめだ! メイ!!」死に物狂いで抱きしめても、彼女の体の重みを、すでに感じられなくなっていた。「メイ!! 愛してるよ!! 信じてくれ! 愛してるか...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:55

【カスタリアのほとり】13〜焦燥〜

過去とのギャップが気に入らない。メイシンの、彼を見る目は何故か厳しかった。「。。。なんか、怒ってる。。?」その視線を感じるたびに、ジェレミーは居心地悪そうに尻込みする。だって。こんな奴じゃなかった。あたしが知っている佐守は。何度かの転生で性格が変わっているとしても、あまりにも別人じゃないか?性格どころか、面影すらない。。彼女が知っている佐守は、こんな髪ではなかったし、こんな色の目ではなかった。上から下まで、優しげな白い青年の姿をまじまじと見回しながら、メイシンは言った。「あんた、ホントに佐守...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:54

【カスタリアのほとり】12〜回魂〜

   メイ、俺たちはもう、夢を叶えてる。   俺はもう二度と、お前の意思をないがしろにはしない。   お前の望みが、俺の全てだ。   お前を守る者でありたかった。   持てる能力の全てをもって、お前を守りたかった。朝食を済ませ、細い肩に剣を携えて、メイシンは玄関の戸を開けた。が、勢いよく飛び出そうとして、壁にぶつかるように足を止める。驚いた琥珀の瞳に飛び込んできたのは、決まり悪そうにたたずむ、ジェレミーの姿だった。「。。。入っても、いいかな。。?」おずおずと尋ねるアクアマリンの瞳を、呆れ顔で...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:53

【カスタリアのほとり】11〜忠告〜

大天使に突然言い渡された言葉が理解できず、メイシンは目を瞬いた。「戦闘教官?」そう。と、ミカエルが頷く。「お前、三次元に迷惑かけてるのが分かるか?」。。。かけたっけ?頭をかいて目を逸らす少女を見て、大天使の不敵な笑みが閃いた。「証拠ならあるぞ」言いながら、びらっと目の前に広げたのは、最近メイシンが手に入れた、真新しい黄色のチュニックだった。バッと、勢いよく腕を伸ばして、少女は服を奪い返す。「。。。いいじゃん! ひつきだって喜んで着てるじゃないか!」「ま、これくらいなら害はないけどな」三次元の...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:52

【カスタリアのほとり】10〜母性〜

泉の傍で、木々が優しくざわめいた。白いローブをまとい、癒しの大天使は泉のほとりを歩く。その胸に、小さな赤子を抱いて。ラファエルのエメラルドの瞳が、柔らかい赤子の小さな瞳を覗き込んで微笑んだ。見上げる赤子の瞳は、空の色を映している。天を写す水の色。「マーシア、もっと瞳を輝かせてごらん」君の瞳はもっと輝くはずだよ。青い宝石のように。赤子は、白いローブに顔をうずめてしまった。ラファエルは微笑んで、また歩き始めた。新緑の桜の木を見つけ、赤くなった実をひとつ取って、赤子の前に差し出す。赤子は、少し微笑...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:51

【カスタリアのほとり】9〜受容〜

涙の波紋が広がり続ける泉のほとりに、白い足音が近づいた。暖かい金茶色がけぶる髪に、エメラルドの瞳。やがて彼は、泣き伏せる少女の傍に、長身を折り曲げた。優しい気配に、マーシアは涙で腫れた目を上げた。。。。ラファエル様。エメラルドの瞳が、優しく頷いた。「彼が来たでしょう?」大天使の言葉を、少女はすぐに理解できなかった。「ずっとあなたに呼びかけていますよ」呼びかける声など聞こえてこない。。涙を流すことばかりに心奪われ、気付かなかったのか。しゃくり上げそうになるのをこらえ、胸を押さえてそっと目を閉じ...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:50

【カスタリアのほとり】8〜記憶〜

そこは、果てしなく闇の広がる世界。光るものは何一つなく、ただ、もしあるのならば「無」だけが存在するかのような場所。マーシアは、ゆっくりと下へ降りていった。闇が、体にまとわり付く。底なし沼に沈んでいくように、飲み込まれ、消えてしまいそうな感覚が心を襲う。自分の指先すら見えない闇の中で、彼女の心は震えた。「私は。。。誰ですか?」ねっとりと湿った風で、闇は答えた。光を、全て出しつくす少女の姿。水の中に沈む感覚。望郷の思い。彼女の脳裏に閃いたのは、忘れていた魂の記憶だった。じっと白い壁を見つめ、立ち...

星紡夜話 | 2009.07.08 Wed 21:48

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