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淡交会四谷青年部のお茶会「一二三会」のために、世田谷区北烏山の寺町通りにある妙壽寺へ出向く。世界文化社の編集者、松本詩郎さんが誘ってくださった。 松本さんは、四谷の秋山宗和社中のひとりである。偶然、門前で、その秋山先生にばったりと出会った。 私が秋山先生と仕事でつきあったのは数度しかないが、東京美術倶楽部などのいろんな場所でしばしばお目にかかっていた。 淡交社を退社した旨の電話を差し上げて以来はじめてだったので、しばし近況を報告する。「元気そうじゃないの」と、いつも声をかけてくださるやさし...
一より習ひ | 2008.05.18 Sun 12:17
以前、友人からすすめられて、「そのうちに」と思っていたけど、 今は、大学の課題で苦しんでいるところを助けてもらっている本。 美意識のとビジネスがせめぎあう中で、 自分の才覚で生きることができた戦国時代。 日本の中世、そして安土桃山時代の面白さを存分に味わえる佳品です。 しかし、お茶で政治をするなんて、すごいね、まったく・・・
Pippiチャンネル | 2008.05.16 Fri 16:29
日本橋にある三井記念美術館の「−数寄の玉手箱− 三井家の茶箱と茶籠」に 行ってきました。 茶箱と茶籠がしこたま展示されていて、三井家の財力に圧倒されるとともに、 数々の名品を堪能しました。 ところで、ここは茶室「如庵」のレプリカがあるんですね。 なんと、歴史遺産学研究1のテキスト「生活文化史 ー町家の茶室ー」の著者、 京都造形芸術大学教授・中村利則先生の監修。 可能な限り忠実に再現したものだそうです。 原寸大なので、かなりイメージがつかめます。 キャプションの意味もだいたい理解できるし、...
Pippiチャンネル | 2008.05.15 Thu 20:07
午前中、シミのついたきものが数枚たまったので、悉皆屋さんに来てもらい引き取ってもらう。シミをつけないように気をつけていても、雨の日などはどうしてもハネがあがったりする。 けれど、私は羽織りもの以外、ガードをほとんど掛けていない。呼吸をしている絹をガードでふさぎたくないからである。 私みたいに粗相な人間は、撥水加工のきものだと洋服と同じ感覚で動くに違いない。常に気遣いを必要とするきものならではの立ち居振る舞いを大切にしたいと思う。 午後、出版社から依頼の原稿を書いたのち、お茶の先生宅へ灰形を...
一より習ひ | 2008.05.15 Thu 19:32
歴史遺産学研究1(生活文化史)のレポートを書くのに、 まずこの本から読み始めました。 「二畳大目・本勝手・下座床・大目切り」と書いてあっても、 今までは「はぁ?」という感じで全くピンときていませんでしたが、 この本を読み終えるとだいぶ慣れてきます。 まず、「茶室」という空間を説明する切り口が分かりやすいです。 平面構成を冷静に観察し、その『しくみ』を理解するため、 ●形態のしくみ・・・畳、柱、壁、天井、床の間、炉、窓、露地など ●平面のしくみ・・・茶席の広さ、客付きの方向、床の間や炉の位置 ...
Pippiチャンネル | 2008.05.14 Wed 22:21
淡交社の灰形教室の講座で隣の人が、火床を仕上げるのに便利そうな灰押さえを使っていた。 先日、新宿にある茶道具店の「青松園(せいしょうえん)」をたまたまのぞいていて、「こういう灰押さえを扱っていますか」と尋ねたところ、注文で取り寄せることができるという。 灰形教室講師の小澤宗誠先生からは、「余計なものは買わないでよろしい」と注意を受けそうだが、どんな具合か試してみたくて注文した。 (小澤先生は、灰形をつくるのに定番の灰匙だけを使うのを推奨されている。便利グッズ的な灰匙を使っている人には渋い...
一より習ひ | 2008.05.13 Tue 19:54
茶道の点前の基本は、「清めて」使うことだろう。 抹茶を入れるうつわ(棗[なつめ]や茶入[ちゃいれ])、茶をすくう竹の匙(茶杓[ちゃしゃく])、茶碗など、いずれも持ち出す前にきれいにしているにもかかわらず、お客さまの前でもう一度器物を拭く所作が、どの点前にも組み込まれている。 清浄を尊ぶ茶の湯の特性のひとつである。 今日は、手を清める仕種について書こう。 今日は、奥伝の「行之行台子(ぎょうのぎょうだいす)」の免状をはじめて取得した人たちのために、若先生が見本点前をされる日。はじめての方々に...
一より習ひ | 2008.05.11 Sun 12:07
ゴールデンウィークに一家で実家に帰省をしていた。 兵庫県の日本海に面した香住(かすみ)というところである。この時期は、山に行けばタケノコ掘りや山菜採り、海に行けばアジ釣りや新ワカメ採りなど、山海の恵みをおおいに味わうことができる。 私は5人兄弟の長女で、実家を継いだ長男以外は、故郷を離れているけれど、連休中に入れ替わり立ち替わり兄弟が家族を連れてやってきて、それはにぎやかなことであった。 兄弟姉妹の姪や甥が全員そろうと10人にもなる。 子どもの日には、女衆が総出でよもぎの新芽を摘んできて、草餅...
一より習ひ | 2008.05.09 Fri 23:10
編集という仕事を続けていると、自分の引き出しを常に豊かにするために、フットワーク軽く、ほうぼうの展覧会、美術展、展示会に足を運ぶクセがついた。 若い時分は企画の種を探すためだったが、次第に仕事のためだけではなく、自分自身、楽しくなったのである。それは淡交社を辞めても格別変化はない。 こうしてブログを書くようになってから、今まで以上に各方面から多くの展覧会情報を教えていただくようになった。 こまめに見ているのを知った人が「こんなおもしろい展覧会をやっていますよ」「感想をブログに書いて」と知ら...
一より習ひ | 2008.05.01 Thu 10:00
淡交社の灰形教室へ行く。今日は「遠山」という灰形づくりの2回目の講義。 昨日、お稽古場の若先生から「今年から灰形の勉強を始めたわよね。来月以降は、自主練習の一環として、お稽古場の風炉の灰形をつくりに来たらどう?」と言われた。 ヘタなのは先刻承知。とても人さまの前に出せるレベルではない、とは思うけれど……先生のおっしゃるように、できるだけそうさせてもらおう。幸いなことに、わが家から先生宅は、自転車で10分ほどの距離である。 私が灰形の勉強をはじめたと聞いて、デザイナーの林道子さんが、アドバイスし...
一より習ひ | 2008.04.25 Fri 22:52
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