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息子の「おかあさん、雪だよ!」という大きな声で起床。清々しい休日のはじまりだ。 四季の内でどの季節が好きかと問われると、冬と即答する。 とくに雪が好きだ。私の育った兵庫県の日本海側にある香住(かすみ)は、かつて冬は1メートル以上の積雪があった。 深秋から冬に移り変わると、陰気で薄ぼんやりとした湿った光線が町並みを暗くする。日本海側特有のどんよりとしたとした天気に気持ちが操られ、どこかしらふさぎ気味になるのだ。けれども雪が降ると、街が白く光り、人びとが明るくなるように感じる。それが雪好きにな...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:50
晩ごしらえの食材を物色しているとき、焼き豆腐が目に留まった。 冬はとくに豆腐の出番が多いが、木綿か絹豆腐を買うのが常で、焼き豆腐はほとんど使わない。久しぶりによかろうと思って、家路に着いた。 さて、焼き豆腐といえば、すき焼きぐらいしか思いつかない。すき焼き以外に何かと思い、豆腐ならば、江戸料理の専門家、なべ家の福田浩さんの『豆腐百珍』(新潮社のとんぼの本)を当たってみるしかない、と本棚をあれこれ探すが肝心の著書が出てこない。代わりに見つかったのが、『料理いろは庖丁』(柴田書店)だ。 これ...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:50
去年から予定していた金沢・輪島旅行の日が迫ってきた。今週末の3連休は蔵王へスキー、来週末が金沢である。会社を辞めて、まったく気楽な身分となった。行きたいところへ好きなときに行けるのは、後ろめたい気持ちもするが、なんと晴れ晴れするのだろう。 金沢へ一緒に行くのは、お茶のお稽古でご一緒の方々。30から60代の女性5人である。いずれも、日常とは対照的な「茶の湯」の場に惹かれて、お稽古を続けている人間だ。 平日は深夜まで仕事があって身動きできない人が、土曜日のお稽古にやってくることが多い。おそらくその...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:49
平日のお茶のお稽古は、お弁当持参である。 昨日も少し雪が舞っていた。 先生宅の庭の雪景色を見つつ、箒とぞうきんでお稽古場を清める。 開け放した窓から寒気が入るが、光線がおだやかだ。春のやわらかな日差しである。そういえば、2月4日が立春だった。春はそこまで近づいてきていた。 M上先生から、「今日は何のお点前にする?」と尋ねられるが、とくに希望はない。そうすると、「希望がないなら……貴人清次(きにんきよつぐ)の濃茶でもしましょうか。久しぶりだしね」と言い渡される。 貴人清次! 苦手なお点前であ...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:49
「灰形(はいがた)」教室の第一回目。淡交社の文化講座へ出かける。 長年学びたいと思っていたひとつに灰形があった。 茶の湯は、炉(11月〜4月)と風炉(5月〜10月)の季節に大きく分けられる。 畳の一部分を四角く切り取ったスペースに灰と炭を入れて、茶の湯釜で湯を沸かすのが「炉」。これは、もともと囲炉裏(いろり)にアイデアを得たものと伝えられている。利休の目指した草庵の茶の湯には、侘びた風情の炉がよく似合った。 それより前は、「風炉(ふろ)」を使って湯を沸かしていた。利休以前の書院様式の茶湯が台頭...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:48
今日の夕方から金沢に遊びに行く。 明日のお茶のお稽古は、私たち土曜日組の主力メンバーが金沢旅行とあって、先生が「もうお休みにしましょうね」と言ってくださった。 先生へのお土産選びに、きっと力が入るだろう。 お茶の人たちへのお土産を考えるのは楽しい。京都へ出張に行っていたときは、東京では手に入らない菓子を探したものだ。嘯月(しょうげつ)さんの「きんとん」は、その筆頭か。繊細すぎて、数時間京都市内を持ち歩くのさえ、むずかしい。 亀屋伊織(かめやいおり)さんの干菓子も同様に地方発送不可。他にもい...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:38
念願の金沢旅行では、雪の兼六園をはじめ、金沢21世紀美術館、輪島の朝市、と、てんこもり状態だった。あまりにハードな旅程すぎたのか、それとも身を切るような寒さが堪えたのか、ノドを腫らしてしまった。帰京した昨晩は、這うようにして布団へと直行した。 あれもこれもと事の顛末を話したいのは山々ながら、もっとも集中して作品を見ていた大樋(おおひ)美術館について記すことにする。 カラリと晴れた東京とはうって変わって、到着した金沢は雪。土曜の朝一番、皆でタクシーに分乗して、大樋美術館へ向かう。ここは、...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:38
金沢以降やや風邪気味だったが、ようやく調子が上向きになる。 お茶の若先生が、先週、男児を出産されたので、マスクをしてお見舞いに伺う。小さな小さな命が愛おしい。自身の出産以来、誰の赤ちゃんを見ても「産まれてきてくれて、ありがとう」という気持ちを持つ。我が家の息子もあんな時代があった。もちろん一丁前の口をきくようになった今も、当然かわいい。小学生の毎日は、ことのほか忙しい。母も、塾の夜のお弁当づくりが最近やっと軌道にのりはじめた。 さて、この前の灰形教室で、小澤先生が灰形をつくるのに必要な持...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:37
淡交社の灰形教室に行く。今日は第二回目で、初回は火入の灰だったが、今回より風炉の灰形を勉強する。 まず基本の灰形として「二文字押切(にもんじおしきり)」を数回にわたって学んでゆく。 これは茶席でもっともよく見る形である。ほとんどの風炉に使われるため、二文字がきれいにできるようになれば、かなり安心という気がする。 「押切」というのは、灰匙でうつくしく押さえただけ、という意味だという。前後の山で漢数字の「二」を表していることが、この名の由来。 手始めの今日は、前部分の山づくりの手順を教わる...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:36
二週間ぶりのお茶のお稽古である。 大炉のお稽古も最後とあって、昨日は大炉の後炭の予習をしたが、お稽古場に行ってみると、焙烙(ほうろく。後炭の道具を入れる容れ物で炭斗[すみとり]代わりのもの)が欠けたとのことで、後炭はできずじまいである。残念。 大炉の薄茶をサラリとさらったあと、若い人のお稽古を見てちょうだいと、先生からリクエストがある。どれほど指導できるのかわからないが、自身の勉強にもなるので見せてもらうことにする。 いつもながら細く注意する。教える立場にはとても至らないのだが、皆、熱心...
一より習ひ | 2008.02.29 Fri 09:36
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