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要するに、周りを見渡して、年齢もそろそろだし、周囲も建て始めているし、CMや、ネット情報も言ってるし、そろそろこのくらいの家を建てよう、という価値観で企画が始まる時代は完全に終焉を迎えたといって良いのかもしれません。本当に、オリジナルな発想で、固有の企画を練り上げていくように土地、予算、規模、そして何よりどんな住まいにするのかをしっかり考えていくような時代が来るような気がします。 これからは、結果として10坪以下の小さなミニマル生活がその方のベストだつたりするかもしれないし、愛車と添い寝す...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.02.28 Tue 07:22
・眺望のよい吹抜け上のホール リビング吹抜けの上のホールスペースには書庫を設置しました。 大通り越しに視線が抜けた先には比叡山の眺望が広がり、贅沢で心地の良い場所になりました。 ・軽い印象の階段と浮遊感のある丸スチールの手摺り 1階玄関から2階へは、白い丸スチールで浮遊感のある手摺を。 ・白とチャコールグレイのアイアン手摺 2階から3階へはチャコールグレイのアイアン手摺を設置。片持ち階段、稲妻階段と共に職人さんの手作りで製作しています ...
サンキ建設のこだわり注文住宅 | 2023.02.27 Mon 14:21
スタグフレーションという状況下で、皆さんが住まいを建てたいエリアの土地価格が高騰しているというのも困った状況です。一律に高騰しているというよりは、都心部の利便の良い土地は高騰して、不景気にもかかわらず下がらないという状態が続いています。ただ、過疎化した少し利便の悪い場所はこの傾向にあらず、むしろ下落傾向と言えるかもしれません。要するに格差が広がっているのです。需要と供給のバランスの上での自由競争ですから、こうならざるを得ないのですが、近年顕著です。不景気だから土地が売れない、だから価格が下...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.02.26 Sun 07:41
建築地は京都市内の街中にある狭小地。 敷地面積24坪の中に店舗、ビルトインガレージ、インナーテラス、吹抜など多彩な空間を持った住宅です。 ・南側に高い建物が迫る敷地でも、設計の工夫で明るいリビングに 敷地周囲は高層のマンションに囲われていますが、インナーテラスや吹抜を通して採光を得ることでプライバシーを確保しながら明るい空間をつくる事が出来ました。 大通りに面しており、立地条件も良いので将来的には店舗を賃貸にすることも可能です。 ライフプランの様々な変化に...
サンキ建設のこだわり注文住宅 | 2023.02.25 Sat 09:51
建設単価の急激な高騰も、みなさんの目に、衝撃的に見えていることに違いないと思います。ただ、業界を40年近く俯瞰してきた私に言わせれば、少しだけ視点が違います。色々と便乗値上げも起きていて、坪単価も爆上がりしているという印象は間違ってはいないのですが、前提として、この20年建設単価は一般的な物価上昇と連動して上がってきていないという印象が否めないのです。コロナ禍や戦争で、日々確かに材料は高騰していますが、臆面もなく価格改定を繰り返しているのは大手企業だけです。中小や地元の家族経営的な工務店やビル...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.02.25 Sat 07:37
この、コロナ禍と戦争の煽りを受けて、この国は、20年以上続く景気低迷のまま、物価上昇といういわゆるスタグフレーションという現象が起きている状況下では、高価な買い物である住まい創りはまさに三重苦の様相と言っても良いかもしれません。収入は一向に上がらない、むしろ実質賃金は下がり続けている上で物の値段が上がり続けるのですからたまりません。そして、住宅ローンを組もうとしてもじわじわと上がり迫ってくる金利上昇はみなさんの住まいづくりへの意欲の腰を砕いてしまうのにあまりあるものだと思います。おそらくは、...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.02.24 Fri 07:12
コロナや戦争というネガティブな出来事によって、世界は一変して目まぐるしく蠢いている感があります。これからの時代をどのように生き抜いていくかということが、日々の日常の中でもリアルに問われていて、今私たちはそのうねりの中で、準備しているとかしていないとかに関わらずに、少しばかり緊張した面持ちで時間を過ごしていると言っても良いのかもしれません。まだ来ぬ未来を憂いても仕方ないことは明白で、少しでも明るい要素を見出しながら、好転していくことを信じて疑わないことが大切なのですが、一個人など簡単に飲み込...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.02.23 Thu 07:26
「高性能」というギリギリ性能というようなものが、もしかしたら出てきそうな気配なので、自分なりに今の状況を語ってみました。おそらくは、これからは本来の目的で、より高性能を求めていく方向が基軸であることは間違いないとは思いますが、裏腹に、時に乗じてブームにあやかろうと、ギリギリを攻めてくるそういうものとの二極化が進むのではないかなと思われます。どちらも「高性能」と言い始めてはもはや手がつけられません。高性能の中の高性能とか、高性能の範疇だけどギリギリなどというのは本当にややこしい。いっそ今回の...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.02.22 Wed 07:09
住まいの高性能化の概念が普及し始めて、それまで結構マイノリティーとして扱われてきた分野が、いきなりマジョリティー側にシフトしたことはこの国にとっても、みなさんにとっても喜ばしてものだと思います。ただ、注意深く見ていかなければならないのは、初動時はむしろ、その分野の濃縮したエッセンスのようなもので、他者の意見に左右されない強者たちのみが牽引した流れから、すでに潮目が変わっているということだと思います。むしろ国の動きと牽引する大企業の利害が一致し、そこに利権もさまざまに絡み合い、色々な要素が混...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.02.21 Tue 07:45
例えば外皮性能を上げるために、断熱材をただ厚くしても、開口部が脆弱であればそれはかえって弱点が結露の温床になります。開口部も、ガラスの性能ばかりを上げても、フレームの性能がなければそういうリスクも大きいのです。この辺りのバランスは大変重要ですが、数値を追いかけるだけの風潮ではしばしば見受けられるアンバランスなのです。 例えば熱交換換気システムが近年性能値を格段に良くしてくれるアイテムとして出てきていますが、弊社はその採用はかなり後発だったかもしれません。現実的な使用感と、取り付けた後の...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.02.20 Mon 07:27
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