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さて、いよいよ明日に迫りました。日田井上酒造の毎年春恒例の蔵開き、「春搾り」が開催されます。今日も福岡は青空のいいお天気ですが、明日もこれならまずまずのお天気でしょう。楽しみです。 そもそもなぜ。建築YAの私が、井上酒造の酒米の田植えや稲刈りに参加したり、HIGECAFEをやるようになったかといえば、17年前に、社長であり百合仕込みの当時である百合さんのお宅の建設に関わったことに始まります。当時は跡取りご夫妻としてこの新居にご入居の予定だったのですが、それが叶わず長年の東京のお暮らしから、一念発起...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.08 Sat 07:29
いよいよ明後日の日曜日となりました。例年、日田の井上酒造の蔵開き「春搾り」に参加していますが、今年もその季節となりました。裏メニューのノンアルコールコーナー「HIGECAFE」を27年前にお仕事として手がけた社長であり杜氏の百合さん宅で行います。不思議なご縁で百合さんがご実家に跡取りとして帰郷されて以来、互いのモノづくりに対する感覚が共通点も多く、この家守りと酒造りのヘルプで愉しい交流が続いています。お客様だった百合社長とも、今では親友のような感じで、酒米「雄町」の田植え、稲刈りなど行事には毎回出没...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.07 Fri 07:06
全く価値観の異なる新しい時代の幕開けを感じ始めている人はきっと少なくないと思います。私は進化したテクノロジーの中で、我が身の浮遊感を感じ、可変的に安定安心なポジションを未だ見出せないまま、不安を抱えて生きているというような感覚を覚えている人も多いのではないかと思うのです。その、不安定な浮遊感は、言い変えれば自由なのですが、まだまだ慣れるまではしばらく時間がかかるのかもしれません。 社会通念や、常識といったようなものがガラガラと変わって、盤石だった年インフラや制度も案外脆いと私たちはもう...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.06 Thu 07:39
場所や時間で場面を意識的に切り替えて、ある意味リズムを作ってきた私たちの暮らしは、どちらも一気に溶解して溶け合うようなテクノロジーの進化によって、自由と便利は確実に手にしたといって良いのかもしれませんが、それが逆にストレスフリーにはならずに、ストレスになることもあるのではないかなと思つたりします。人間は個々に弱いものですから、さまざまな約束事で自分を守る仕組みを作りながら、相互のコミュニケーションも間合いを都合よく設えて暮らしてきたところがあると思います。それが一気に、場面展開する必要がな...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.05 Wed 07:39
日本には、「晴れとけ」とか、「公私」という言葉がありますが、いわゆるパブリックとプライベートを意識的に使い分けていくという所作があります。さまざまに物事に応用して自らの立場をその場面に応じてスムーズにいくように境分けるのですが、場所によってであったり、例えば制服とかの見に纏うものであったりと切り替えのツールを駆使しながらこれまで上手く回してたというところがあるのだと思います。近年のコロナ禍と場所の使い方、人と人とのコミュケーションの使い方では、この部分が極めて曖昧になり、少なくとも、場所で...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.04 Tue 07:10
コロナになって、人と人とのコミュニケーションが突然寸断されて、カカゼンに社会がパニックで崩壊してしまうのではないかというくらいショックでしたが、この数年、確実にそれはSNSなどのコミュニケーションツールに置き換えられて、その分通勤通学が制限されて、人によっては学校や職場に場面を切り替えて行ってきたものが全て自宅に傾れ込んで入ってくるといった状態になりました。このところ、コロナ感染者の数も減少しながら、徐々にそれ以前の社会も戻りつつはありますが、やはり、コロナ前とは明らかに違う社会構成となってい...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.03 Mon 07:14
さて、暦は4月に入りました。世の中では、風の時代が到来だと言い、この春分を宇宙元旦だという表現もあって、ガラガラと既成概念が崩れて、新たな価値観の時代がいよいよ始まっていくと言われるのだそうです。長年住まいづくりをしている私としては、はてどんな未来が待ち受けているのだろうかという感慨に耽ります。これまでやってきたことの踏襲と、瓦解していく価値観と、新しい価値観の間にあって、私たちはどんな住まいを紡いでいけば良いのかを問われているような気がします。 例えば、簡単に日常の中で更新されてい...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.04.02 Sun 06:40
想いをかたちにしていくということは、まずかたちの前に大前提としての想いがなければなりません。私は深く住まい手を想いながら、かたちを紡いでいきますが、その前に住まい手の中に深い想いがなければなません。こんな暮らしがしたい、こんなシーンの連続で毎日を送りたいというような、無形の思いの方がより強く伝わってきます。昨今の風潮は、いきなり断熱性能と坪単価をメールで聞かれてくるような、少し殺伐とした住まいづくりもままある気がしますが、まあそれも一つのニーズなのでしょうが、残念ながら私には、心揺さぶられ...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.03.31 Fri 07:17
おそらくは、情緒的な不確かなことよりも、コスパとか実利的な事にフーカスした時代が近年長く続いた事による弊害かもしれません。漠然としていても、なんとなく脳内に浮かんだイメージを想像の赴くままに矛盾だらけでも辻褄が合っていなくても表現して頂いた方が私たちとしては仕事がしやすい(笑)よくみるカタログの数値化したスペックを追い求めれば、これからはAIだってあなたの理想的な住まいを作り上げる事ができるかも知れない。であれば、私たちのような職能はこの世からなくなってしまうのですが、果たしてリアルな暮らしが...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.03.30 Thu 07:15
実に40年近く住まいづくりをしていて、そうなのです。住まい手の息遣いを感じながら、その方の暮らしがどうなっていけば良いかとずっと考えて住まいづくりをしてきたというわけです。ですからある意味注文分譲や賃貸などの仕事はほとんどした事がないのです。若い創業当時はどうしても乞われて稀に請け他ことがなくはないのですが、自分としてはやはり得意ではないなと思ったりするのです。 かなり密にコミュニケーションをとらせて頂いて、その住まい手がどういう暮らしの現状があり、どういうこれからを望んでおられるのかを...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.03.29 Wed 07:18
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