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髭のしごと。考えるということ。 1

 気がつけば、開所以来35年もこんなことをしています。その大半が人様の住まい創りであり、実際に作る大工さんではなくて、住まい手とともに、どんな住まいにするかを一緒に「考える」ことが私たちの生業ということになります。この、考えるということが実は住まい創りの全ての肝なのですが、この国の住まいづくりの場合、かつての請負制度という生産体制の名残りで「作る」ことは理解されているのですが、考える部分はちょっとしたサービスくらいにしか思ってない方も未だ少なくないのかもしれないなぁとたまに思います。流石に強面...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.28 Sat 07:22

「寒くない」のために…。5

 理想的な床・壁・天井の性能になれば、状況的には大きく変わってきます。つまり外気の温度やほう射の影響を受けずに、室内空気温度にちゃんとついてくる状況が実現してきますので、快適な温度を感じることが容易になってきます。個人の感覚の差がありますから一概には言えませんが一般的な感覚よりも、夏はより高い温度でも、冬はより低い温度でも快適感を感じることができるのです。北部九州のフィールドでのお客様の感覚を伺っていると、夏は28〜29℃の気温でも湿気がなければそれほど暑くない環境ですし、冬は22〜23℃くらいでも寒...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.27 Fri 07:17

「寒くない」のために…。4

 このブログでも採算ご紹介していますが、この室温と実際に感じる体感温度とのギャップは、まさに床・壁・天井の面温度と湿度と空気の動き(かぜ)の要素から決まってくるので、現実的には外皮性能が悪いと、この内面の温度が適正な室温についてくることができずに常にマイナス要因として悪さをするので不快な室内を作ってしまうと言うことがあるのです。  例えば冬にエアコンで25℃の空気を作ったとしても、床・壁・天井が外気温の影響を与えてしまうと極端に低いままで、例えば15℃だとすると感じ方は相殺してしまって20℃あたりまで...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.26 Thu 06:36

「寒くない」のために…。3

 空気の温度を上昇させるということはルームエアコンに象徴されますが、現在の技術では比較的容易にできることとなりました。強力なパワーで空気の温度を整えることはできるのですが、その割にはみなさん暑い寒いで一喜一憂していますよね。この温められた空気を逃がさないという意味においては、気密・断熱性能は大切ですし、開口部はトリプルガラス樹脂枠の窓になり、換気による負荷の軽減には熱交換換気システムが重要な役割を果たし始めました。  それらの仕様で外皮の性能を高性能化し、換気による負荷も軽減させ、一度作っ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.25 Wed 07:26

「寒くない」のために…。2

 暖房を力任せにすれば、どんな空間でもT シャツ短パンの常夏にすることは技術的には可能です。ただ、それでは化石燃料を莫大に使うので、オイルショックの頃から断熱が国内でも北海道から普及し始めました。少しでも消費エネルギーを減らすためです。私の当時の先生も、北海道でした。その後、様々な経験値を経て気密と断熱が必須条件であることが分かり始め、換気システムも充実してきました。最近の高性能住宅ブームは、当時完全にマイノリティーで戦っていた私たちからすれば、夢のような時代に突入していると言って良いかもしれ...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.24 Tue 06:56

「寒くない」のために…。1

 暦は大寒を迎え、気象予報は福岡でも明日あたりから雪の警報が出ています。一年を通して、最も寒い季節が通り抜けようとしています。みなさん暖かく過ごしてくださいと何気に使っているのですが、私たちが住まいづくりにおいてやろうとしている到達点は、実はそこではないというお話です。暖かい家というと、ポカポカで外は雪が舞っていても、室内はTシャツ短パンみたいな空間が、まことしやかに快適空間として語られている場合もなくはないのですが、私的に言わせるとそれもちょっと古いというか、本来の快適はそうだろうかと思うと...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.23 Mon 07:23

暮らしとしての、体温。 5

 少し乱暴ですが、ごく理想的なお話をすれば、性能のことなど一般の方には関係なく、プロに任せておけば安心で、もっと暮らしの微に入り細に入りの夢を住まい手は集中して考えていられる環境が整うほうが、フィット感のある良い住まいが増えるのではないかなといつも思うことがあります。業界全体にもっと高性能化への認識が進みそれが当たり前になれば、特化した変な数値競争も終わり、現実的な質の時代に入っていくでしょうから、そういう意味では今がとても大切な過渡期と考えるのが良いのかもしれませんね。  昨今の状況から...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.22 Sun 07:21

暮らしとしての、体温。 4

 今でも、20年以上前の私の仕事を見てくださって、そもそもあまり宣伝などしない無精な体制で仕事をしている私をわざわざ訪ねてくださって、あなたに住まいを創ってほしいと言ってくださる方がおられるということは、すなわち現時点での性能差だけを論じている昨今の選択眼とは明らかに違う、互いに通じるシンパシーのようなものから始まる住まいづくりが、いよいよ健全に感んじるようになってきました。昔はネット情報も今のようにカオスではなくて、ありきたりに自分仕事を紹介しているようなデータばかりでしたから、基本は仕事を...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.21 Sat 07:14

暮らしとしての、体温。 3

 さて、私は住まいについて、よく「単なる箱ではないんです」という言い方をします。外皮がとても優れている単なる箱であれば、それで良いのかという問題はあると思いますし、これから高性能化が進んでいき、普及した後に出てくるものかもしれません。過度に期待しすぎると、「高性能だと住まい手はみな幸福になる」というようなキャッチも出てきそうで、少し躊躇いがあります。まあ、それくらいこの国の住環境はこれまで箸にも棒にもかからないくらい酷かったという事ですが、少々その部分が改善したからといって、万能特効薬のよう...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.20 Fri 07:18

暮らしとしての、体温。 2

 住まいというものは、連綿とつづく住まい手ご家族の「暮らし」の舞台装置であり、住まい手にとっては生涯の大半の時を送る場所になります。それだけ住まい手の暮らしに与える影響は大きく、トイレもお風呂も隅々まで夏も冬も一定の温度で満たされているなどということは、実は住まいの前提条件としてクリアしておきたいお話なのです。40年近く前から同じ事を言い続けている私にしてみれば、このところ急に来ているブームのような現象には戸惑いこそ感じても、「ハイハイ!それ以前から言ってましたぁ」ともならずに、気分としては、も...

建築YA「髭」のCOLUMN | 2023.01.19 Thu 07:24

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