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このところの夏は、全国でも酷暑が続き、ゲリラ豪雨などの災害も起きやすく、なんだか人間の短い数十年単位の時間スパンで俯瞰しても急激に気候が変動しているのがわかりますね。まさに、地球温暖化という言葉を皮膚感覚で感じざるを得ない状況ですが、近年それが顕著で、私たちの暮らしそのものを脅かすまでになってきました。例年この年になると、宅内で老人が熱中症にかかり命を落とす痛ましい事故がニュースで報じられますが、家の中にして暑さで死んでしまうなどということが、身近で起きうる状況であることを私たちは真摯に受...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.08.04 Wed 07:10
三重苦のような現在の世の中の有様を見ていると、もっと革命的に物事が変化して然るべきだと思うような場面が多々あります。ただ、改善のための大きな変化も、既得権益を守ろうというパワーの大きな抵抗があって、現状維持を貫こうという大きなうねりの中で遅々として進まないという印象が否めないのだと思います。今回のウッドショックは、日本の住宅生産システムの歪みを大きくクローズアップしました。北米からの輸入木材がコロナやコンテナの動脈硬化で止まった瞬間に、量産システムで安価な住宅を大量に生産し続けてきた大手な...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.08.03 Tue 07:12
高騰している木材も高止まりしてやがて消費者に呆れられ、敬遠され始めれば、落ち着きます。残念ながら次の下げ止まりは元の値段よりは多少高いの常がですが、それでも今のようなパニックは論外として、通常に戻るのではないかと思います。今すぐ建てなければならない、建て続けなければならない市場原理としてのショックドリトリンであるならば、量産型のそう言う家を建て続けること自体を立ち止まり、じっくりと構えることに利があると私などは思います。もう、量産住宅を数だけ増やす時代はいい加減おしまいにしませんか?地の利を...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.08.02 Mon 07:17
ウッドショックの原因は、近年安価な外材に頼り切っていたこの国の住宅業界の弱点を、コロナに始まった劇的な社会変化が直撃している様相です。ただ、私に言わせればここにいう住宅業界というのは先ほど来お話ししている量産体制を戦後維持し続けてきた大手どころを中心とした住宅業界が重なるところのはずなのです。森林資源に恵まれたこの国にあって、価格にのみ注視して原価率を下げることのみに躍起になってきた業界が注目したのは、北米でダブついてた安価な輸入材だったのです。それで量産を維持してきた、それが北米の...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.08.01 Sun 07:30
例年の酷暑がもたらした暮らしの変化は、もはや住まいというものが、夏も冬も私たちの命を守るシェルターとして実力を持たなければならないということなのかも知れませんね。かつては「雨風凌ぐ」という言葉があるように、住まいは濡れなくて、寒さを和らげてくれるものであればよかったのです。特にこの国では、諸行無常という仏教哲学の発想が根底にあるためか、全てが「かりそめのもの」という思考があって、住宅建築においても庵を結ぶという言葉がありますが、身近な天然素材である草木を編むように作られる仮設的な空間に原点...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.31 Sat 07:25
「今年の夏も厳しい」という言葉が常套句になってしまっている近年の夏は、明らかに年々私たち人間にとっては厳しいものになりつつありますね。気象予報を見ても35℃を超える場所が増えて、昨日もラジオで比較的平静な声て「久留米などでは37℃」なんてことばがき超える始末、例えば20年前ではちょっと考えられなかった状況です。30℃を越えれば「いゃあ暑い」なんて話だったような気がしますが、異常では済まされないもはや危険な日常ではないかと思ったりするのです。それに加えて、コロナの感染がとどまりません。東京ではついに1日...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.30 Fri 07:45
これまで気密や断熱に全く配慮していなかった日本の住まいが、急速に性能アップに向かっていくことは大変に良いことです。 ただ、兼好法師の一文の引用で気密・断熱が非難されいた時代はすでに遠い昔のこと。これからを思えば、私達はこの兼好法師の同じ一文をこちら側からもお借りして(笑)更なる高性能化を進めたいのです。「冬目線」の断熱基準は日本列島をエリアで分けて西南に下がるほどに断熱性能が甘くなる基準です。従来、私が言い続けているように、夏冬同じ断熱性能で(基本的に一軒の住まいで断熱材の衣替えはしません...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.29 Thu 07:45
地球温暖化、CO2排出による気候変動がすでに限界を超えていることは、最近の多発する災害などを見ても誰にも皮膚感覚でお分かりだと思います。ただ、それを踏まえてもっともらしく省エネやエコを語るときに、「快適空間の構築」という住まいの根本的な部分を我慢で押し切るのには無理がありますし、センチメンタルに徒然草を引用して古来伝統のライフスタイルを復古調に語るのもナンセンスだと思います。かつての気候はおそらくここまで悪烈ではなかったし、社会ももっと緩やかな速度で日常が過ぎていったはずです。日の出と共に起き...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.28 Wed 07:17
では、リアルな私たちの今現在の夏はどうか。考えたらわかるのですが、窓を開けて通風を即し、いわゆる打ち水、風鈴の類で夏を演出し、裸になり団扇、扇子で凌ぐということが日常で現実的でしょうか。山間の山荘や社寺仏閣のような建物であればまだ分かりますが、現代風の住宅に住むこの感覚を引きずっているお年寄りほど、宅内熱中症で命を落としている現実があるのです。 特にこの数年は35℃を超えるという酷暑が続いていて、命に関わる状況悪化が散見しています。私たちが普段使用している「エアコン」は、ヒートポンプという...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.27 Tue 06:43
いわゆる、徒然草の55段、吉田兼好が徒然なるままに綴った「住まいは夏を旨とすべし」の一文は、私たち住宅の高気密高断熱化を推し進めてきた者にとっては、それを快く思わなかった方達が我々の手法を否定するために引用してきたものでした。寒い冬はともかく、日本には夏の暑さもあるんだから、そんなに密閉して断熱してどうなるんだ。夏暑いだろうというお話しなのです。多くの建築教育においても、この言葉は「従来のあるべき日本の住まいの姿」という扱いで取り上げられてきましたから、真面目に教育を受けてきたプロほど強烈に...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.26 Mon 07:25
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