[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]

このところ、世の高性能住宅ブームに水を差すようなタイトルの原稿ばかりを上げていますが、私が一番危惧するのは、「高性能といいながら、それほど高性能でなかった」という結末や、世の流れに沿って高性能にしたけれども、「満足が得られない」というようなケースが増えなければ良いがということなのです。最近の流れからすれば、たくさんの住宅業界の方が商機を感じてこの流れに合流してきて様々なことを言うようになりましたから、本来絞られるはずの基準がバラバラに存在してしまっているし、状況がちょっとしたカオスが続いて...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.15 Thu 07:23
「断熱」は、防寒着を着るが如く冬のための設えという発想はそろそろ変えていかなければなりません。 前述のように、室温を1℃上げ下げするための負担としては、全てが暖房で1℃上げるよりも夏の方が厳しいのです。しかも、これはエアコンの特性ですが、同じエアコンの場合、暖房と冷房の能力は異なり、通常同じ機械でも冷房能力の方が低いのが常なのです。つまり、負荷は夏の方が大きいのに、能力も夏の方が苦手、となれば、エアコンのスペックも上げざるを得ないことになります。そうしていくと、自ずとして、設えとして夏の防...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.14 Wed 07:06
少し夏と冬で比較してみましょう。冬は外気温が下がり寒いから、室内を暖かいままの室温にキープしたいそのための気密断熱を施します。できれば昼間は太陽光をたっぷり室内に取り込んで、その熱もいただきたい。私たち一人一人からも発熱していますし、生活家電からも熱を発します。つまり、外気温にプラスする要素がいくつかあり、この足りない部分を暖房機で補います。その上で、これらの熱が外部に逃げてしまわないように守りの砦として気密断熱するのです。福岡は、そもそも外気温が氷点下になる真冬日もそれほどないので、北海...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.13 Tue 07:09
最近はようやく、全館空調という言葉も見られるようになってきました。住まいの室内空気全体を管理して、隅々まで同じ温度で整えようというお話ですが、このレベルに入ってくると、実は冬のことを意識して始められた「断熱」が夏に足りないという現象が起きてくるのです。冒頭から、日本の断熱は冬目線で始まったというお話をしてきました。この「冬目線」がちょっとまずいのです。 話はかなり昔のことになりますが、「高性能」などと評価されずにコアな「高気密高断熱」という言葉が主流だった20年ほど前に、同じような工法が...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.12 Mon 07:15
冬に関しては、昔に比べれば今の家の方が随分寒さ対策ができているようにも見えます。ただ、その対策も冬のことを考えているから、南に降ってくるほどに軽微で良いということになってしまう。本当にそうでしょうか。全てにおいて「断熱」の基準がほとんど冬目線であったことは否めないと思います。ただ、このところの「酷暑」は、夏にエアコンが効かない空間を浮き彫りにしてきていると言えないでしょうか。福岡は、真冬日こそそうはないのですが、+5℃くらいの気温で湿った北風が吹くエリアですから、「冬は寒い」エリアだと知られ...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.11 Sun 07:09
蒸し蒸しも不快指数の高い梅雨空が続いています。最近は線状降雨帯などいう言葉が頻繁に使われ、大雨て被害を及ぼしているエリアも沢山発生しているようです。やはり気候変動による災害多発でしょうか。皆さんどうぞお気をつけくださいね。 さて、にわかに大流行の「高性能住宅」という言葉ですが、日本の住まいもようやく断熱をし、気密性を保ち、室内環境をコントロール可能な性能レベルにしなければならないという気運が高まりつつあります。30年余りもこんなことをやっている私からすれば、大変喜ばしいことで、年間の交通...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.10 Sat 07:04
例えば、お客様が「G2」を超えているか?とUa値を問われて、弊社はその外皮性能を「下限」としてお仕事をしているので答えはYESなのですが、このやりとりだけでは本来は比較など何もできません。単なる外皮の断熱性能の平均値のみで比較しても意味がないとは言わないが端的に言えば、業者の方がこの設問に応えることを目的として仕様を決めればギリギリこの数値を超えているものも含まれてしまう。むしろ業者はそれを狙っているわけですから、果たして皆さんがネットから得た情報でその意味を理解できているかという問題が起きるので...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.09 Fri 07:08
述べてきているような感覚で、喧伝されている評価数値からリサーチをして、それに当てはまる少しでもコスパが良い住まい作りの代行業務のお相手をどんな業態も混ぜこぜにして探されているとしたら、多分そのお相手は弊社のような設計事務所ではないような気がしてしまいます。私たちのような設計事務所の立場としては、住まい手の土地、予算、暮らしの信条などに合わせて、さまざまな要因で最大限の費用対効果を生み出せるように個々にヒアリングを重ね、積み上げていくような個々に違う仕事の進め方をするので、きっと手間隙がかか...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.08 Thu 07:17
最近は、大真面目にその質問に矢継ぎ早にお答えすることはしなくなりました。もちろんそこで振り落とされるような性能の住まいを創っているわけではありませんが、その価値観のまま突き進む事に一抹の不安があるからです。やんわりと、どんなことで弊社をお知りになったかということをお伺いする事にして、どんな知識を得られたかとをお伺いし、一旦リセットしてお話を聞いてくださるのであればとお会いする事にしています。そういうやりとりに消極的な方はそのうち返信がなくなります。きっと知り得たい数値のみで終始取捨選択して...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.07 Wed 07:26
最近のお客様とのコンタクトはネットを通じてのメールから始まることが多くなりました。かつてはすでに建てられたお客様のご紹介がほとんどで、弊社がどんな住まいづくりをしているか十分ご存知のお客様からのご依頼でしたから、ますそこのステップはクリアしたところから始まっていたと言っても良いかもしれません。ネットからのスタートは、ある意味いきなり出会い頭のコンタクトですので、メールは結構単刀直入な部分から入ります。「御社はUa値どのくらいですか? C値どうですか?坪単価いくらくらいですか?」という矢継ぎ早な質問...
建築YA「髭」のCOLUMN | 2021.07.06 Tue 07:08
全1000件中 911 - 920 件表示 (92/100 ページ)