[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""] 心理学のブログ記事をまとめ読み! 全1,517件の3ページ目 | JUGEMブログ

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A Whole New World

  特異発達の人の疲れやすさについては良く知られている。   それに加えて、特異発達者は、ある種の非常に不定形で複雑な仕事に対しては、定型発達者のように高い適応力を示すことがある、というのも良く聞く言説である。   このことは脳の自動処理仮説とはちょうど良く符号する。   そもそも、毎回条件や解法が異なるようなワンタイムの不定形な仕事に対しては、定型発達者であっても「過去のパターン」を使用することができず、自動処理による適応ができない。   自動処理が通...

夜沌舎 雑記 | 2022.10.20 Thu 19:26

In Search of Lost Time

  ある人が何に気付き、何を思うか。それを決める選択は、消去法なのかもしれない。   最近の記事で、脳には自動処理のモードがあるという仮説について書いた。   定型発達の人間は、知覚した情報のうち自動処理できない部分だけを集中処理するが、特異発達の人は自動処理が上手く働かず、より多くの情報を集中処理することになってしまう、という仮説。   この場合、脳は自動処理できない情報、過去のパターンに一致しない「特異情報」だけを『強化』して我々に知らせるのだろうか。 &nb...

夜沌舎 雑記 | 2022.10.12 Wed 17:52

ときおすもの、ふるいのみや

  脳の中に時間を食べる化け物が居て、それは日々成長を続けている。   私たちの主観的な体感時間が減少していくのはこれのせいだ。   恐らく前頭前野とか、視床のあたりで担っている機能だろう。   俗説だが、「発達障害者の精神年齢は七がけ」というのがある。例えば肉体の年齢が20歳なら、それに0.7をかけて精神年齢は14歳ぐらい、というやつだ。   精神年齢が低いというのは、脳の中の化け物が育っていない証拠かもしれない。特異発達者は定型発達者より、主観的な魂の領域に...

夜沌舎 雑記 | 2022.10.05 Wed 20:33

簡単にまとめてあって読みやすい!『図解 眠れなくなるほど面白い ヤバい心理学』

JUGEMテーマ:心理学 ▲図解なので、とても見やすく面白い1冊です!     第1章から4章までもりだくさんな内容になっています。 きっと、「これ知りたかった!」というのが見つかるはずです。   こんなふうに見開きで1つの内容になっています。   さ〜っと目を通して見たところ、有名どころが網羅されているなという印象です。 図が付いていると、「こういうことだったのか」と一層理解が深まります。 読みながら、「あの人のあの仕草にはこういう意味があったの...

Make my day〜家事、子育て、お仕事に大奮闘!!〜 | 2022.09.12 Mon 08:49

電車の神

  秩序への執着は、秩序の不足から生じる。       発達障害を持つ人の中には、電車や路線図を好む人が少なくないという。   その理由として、電車の持つ規則性や予測可能性が、彼らを魅了するからだという意見もある。   一方で私は、以前の記事でこう書いている。『発達障害者は反復や再現を好まず、その時々の状況から考え、毎回違う対応をする傾向がある。』   発達障害を持つ人が「規則性を好む」ということと「反復や再現を好まない」ということは一見矛盾...

夜沌舎 雑記 | 2022.09.06 Tue 20:46

図の更新 [ 精神処理過程 ]

  掲題の通り。   このあたりのものも、そのうちPDFか何かにまとめよう。     [ 図:精神処理過程 ]       JUGEMテーマ:心理学

夜沌舎 雑記 | 2022.08.29 Mon 17:31

You should feel what I feel

  異常とは過去との不一致である。   特異発達者は、定型発達者と比べて『自動処理』できる部分が少ない、と書いた。   この自動処理とはどういうことか。       言い換えれば、精神が「受動的」であるかどうか。   私たち人間は、目の前のある状況を処理しようとする時にそのひとつひとつ全部を考えて処理しているのではなく、むしろほとんどの部分については、ただ単に目の前の状況と「記憶の中の、過去の状況との一致率」を確認しているだけなのだ。  ...

夜沌舎 雑記 | 2022.08.26 Fri 11:52

定めなく時雨るる空の村雲に

  例えばある情報に触れたとき、私たちはそれに対して自分がどう行動すべきかを選択しようとする。   この「行動の選択」において、脳内で長期記憶がどの程度呼び起こされるかということは、私たちの「行動選択」の「悟性」そのものに影響を及ぼす。   ここで言う「悟性」とは、あるものが「そうである」と感じる感性のことだ。   1+1が2になることを「そうだ」「正しい」と思う、その「そうだ」「正しい」という感覚そのもの。   この悟性によって私たちは、今何をすべきか...

夜沌舎 雑記 | 2022.08.16 Tue 21:34

クラウド・アトラス

[ 図:精神処理過程 ]       この図は以前にも何度か。   心の一連の処理を表したもので、ユングのタイプ論とシュタイナーの一元論が土台。   そこへ、最近考えている「反復」の構造を仮説として付置した。図の右側の「分析的処理」と「経験的処理」の部分。   反復を好む人は「経験的処理」の側(連想、欲求)が強く働いており、   その場での逐次の判断を好む人は「分析的処理」の側(知覚、認識)が強く働いていることを表す。     ...

夜沌舎 雑記 | 2022.08.11 Thu 12:39

発達障害者の行動はなぜ不快なのか

  発達障害者の――”行動”は――なぜ不快なのか。   まず結論を言うと、それは「普通の人間」の「普通の行動の原理」というものが、私たちの社会では実は良く理解されていないからである。       私たちはそもそも「自分自身の」行動原理を理解していない。   自分が”なぜ”それを選ぶのか。”なぜ”それが正解だと思い、”なぜ”美しいと感じ、”なぜ”手に取りたいと思うのか。   その”なぜ”の...

夜沌舎 雑記 | 2022.08.01 Mon 20:54

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