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主を待ち望む

“あなたは知らなかったか、あなたは聞かなかったか。主はとこしえの神、地の果の創造者であって、弱ることなく、また疲れることなく、その知恵ははかりがたい。” (イザヤ40:28)   バビロン捕囚で、イスラエルの民は国を追われ、バビロンに囚われ、異国の地で苦難の中にいました。自分たちの道は、神に隠され、自分たちの訴えは、神に見過ごされ、本当に自分たちの事を思ってくれているのかと、不満に思っていました。しかし、主は永遠の神、地の果てまで創造された方、疲れる事もたゆむ事も無い、疲れた者に力...

ぶどうの木 | 2019.07.24 Wed 07:51

人の道は主の目の前にある

“人の道は主の目の前にあり、主はすべて、その行いを見守られる。” (箴言5:21)   人は誰しも自分の道を思い巡らし、先の事を考え、予測し計画を立て、段取りをします。雨の日のための備えは大切で、何の考えもなく、行き当たりばったり、無計画は良くありません。しかし一応の予測をし計画は立てますが、その通りにならないのが人生で、突如、病気になり、事故に会い、倒産、リストラ等は、私たちの計画の内にありません。私たちの人生は、何が起こるかわからず、思い通りには決してなりません。   ...

ぶどうの木 | 2019.07.23 Tue 08:02

主の御顔を避けて

“「立って、あの大きな町ニネベに行き、これに向かって呼ばわれ。彼らの悪がわたしの前に上ってきたからである」。” (ヨナ1:2)   ヨナは、敵であるニネベへ行けとの主の命令が、気に入りませんでした。それで「主の御顔を避けて」反対方向タルシシへ向かいました。すると主は大嵐を起こされ、船が難破しそうになりました。くじを引いて災いの原因を知る事になり、ヨナに当たりました。ヨナは自分のせいなので、嵐を静めるために、自分を海に投げ入れるようにと言いました。   海に放り出されたヨナ...

ぶどうの木 | 2019.07.22 Mon 07:51

苦い妬みと敵対心

“ねたみと党派心とのあるところには、混乱とあらゆる忌むべき行為とがある。” (ヤコブ3:16)   知恵と思いには、「上から来たもの」と「地・肉・悪霊に属するもの」があります。神からの思いと、生まれつきの肉から湧く思い、悪霊からの思いがあります。心に浮かぶ思いが、神からのものもありますが、全部が神からの思いではなく、気をつける必要があります。   特に「苦い妬みと敵対心」が心にあるなら、それは、生まれつきの古い性質から出た思いです。背後でサタンが、たきつけているので、心の内...

ぶどうの木 | 2019.07.20 Sat 09:14

価値観が新しくされる

“どうか、わたしの思いが主に喜ばれるように。わたしは主によって喜ぶ。” (詩篇104:34)   ある人が、順風満帆であった歩みが、突然、様々な危急の事態が起きました。仕事で大きなミスをし、その上、過労で自分自身も体調を壊し、そのような中、家族が急な病気で入院、突如の家庭の経済的苦境にも見舞われました。自分は思い通りに動けず、状況も全く思い通りにならない、何もどうにも出来ない、この先どうなるのかと大きな不安に襲われました。   そのままをことごとく祈りに持っていきました。その...

ぶどうの木 | 2019.07.20 Sat 08:27

思いわずらうな

“だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。” (マタイ6:31)   私たちは、心配事が来ると、不安や恐れに飲み込まれてしまい、不安は不安を呼び、幾ら大丈夫だと思うとしても、不安が泉のごとく湧き上がり、襲ってきます。周囲から、いくら大丈夫だからと励まされても、どうしてもだめなのです。「何も思いわずらうな」と言われている事は、頭ではよくわかっていても、不安がどうにもならないということがないでしょうか。   “だから、あすのこと...

ぶどうの木 | 2019.07.18 Thu 08:00

苦しみを解決なさろうとする神

“みずから彼らの前に進み、七たび身を地にかがめて、兄に近づいた。” (創世記33:3)   ヤコブは、主から帰郷を命じられ、とうとう兄との対面の時が来ました。激怒の兄に殺されそうになり家を出たので、恐怖しかなく、祈りましたが、主を信頼しきれなかったのです。兄が恐いので、考えられる限りの方策を用い、なだめの贈り物を先頭に送り、次にしもべたち、その後に家族を送り、自分は一人残りました。もう少しで故郷で、どうすればよいのか悶々状態でした。   家族皆殺しにされるのでは、恐怖は恐怖...

ぶどうの木 | 2019.07.16 Tue 08:18

砕きと訓練の期間

“天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。” (伝道3:1)   ヤコブは、父とエサウを騙して、兄は激怒し、身の危険に、逃げるように遠方の伯父ラバンのもとへ行き、そこで20年の歳月、神の御手により苦しく厳しい訓練を受けました。ラケルをめとるために7年の労働を課せられ、成し遂げた時に与えられたのは、姉のレアでした。ラケルをめとるためには、伯父に騙されて、もう7年の労働を要求されました。   父と兄を騙したヤコブは、伯父に騙され、苦しい刈り取りをしました。結果...

ぶどうの木 | 2019.07.15 Mon 10:16

主はここにおられる

“ヤコブは眠りからさめて言った、「まことに主がこの所におられるのに、わたしは知らなかった」。” (創世記28:16)   父と兄を欺いたヤコブは、激怒した兄エサウの殺意に、家におれず、遠く伯父のもとへ、一人で家を出て野山を旅しました。歩き続けて日が沈み、野宿する事になり、冷たい石を枕にし横になりました。惨めさ、親を離れた孤独感、寂しさ、兄が追って来るのではとの恐れ、これから先の大きな不安にさいなまれた事でしょう。   ヤコブは、ヘトヘトに疲れて、うとうとし夢を見ました。はし...

ぶどうの木 | 2019.07.14 Sun 16:41

一方的な神の選び

“主は彼女に言われた、「二つの国民があなたの胎内にあり、二つの民があなたの腹から別れて出る。一つの民は他の民よりも強く、兄は弟に仕えるであろう」。” (創世記25:23)   エサウとヤコブの双子の兄弟が、リベカのお腹の中にいた時に、主は御心を示されました。「兄が弟に仕える」アブラハムに約束された祝福は、弟ヤコブにより成し遂げられると言われました。しかし父イサクはエサウを、母はヤコブを愛し、兄弟も霊的な事柄に対する心が違っていました。   兄エサウは、長子の権利よりも、肉の...

ぶどうの木 | 2019.07.13 Sat 19:56

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