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60年代・70年代・80年代・90年代から現在に至るまでのロック全般。
CDレビュー、曲への思い、アーティストについての話題など。
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イーヴン・ヴァストを聴いてみる

HEAR ME OUT / EVEN VAST (1999) イタリアのゴシックメタルバンド、イーヴン・ヴァストの1stアルバム、この頃のイタリア出身のゴシックメタルバンドはほとんど聞かなかった気がしたのでけっこう珍しいと思う、初期ゴシックの持つドゥームっぽい演奏を演じていた、ヴォーカルは女性 このバックの演奏はめちゃくちゃ重いサウンドでドゥーム的だ、女性ヴォーカルは特に特徴がない歌声でいまいち個性に欠ける気がする、元はドゥームメタルをやっていたのかも知れないなぁ、この重さはまさにドゥームだ、メロディもほとんど感じな...

Rock Age ブログ | 2022.06.14 Tue 19:13

Love Me More / Mitski (Laurel Hell 収録)

 Mitski(ミツキ)の6作目のアルバム『Laurel Hell』(2022年2月4日リリース。全英6位・全米5位)収録曲\"Love Me More\"。 ・Mitski - Love Me More (Official Video)  シンセポップなサウンドに乗せて「私をもっと愛してほしい」と歌う曲。冒頭の\"If I keep myself at home\"(もし家にずっといたら)という歌詞からコロナのパンデミック中に書かれた曲かと思いきや、それより以前からあった曲らしい。だけど、自分のアイデンティティについてや孤独についての切実な思いを歌った曲だけに、より今の時代に一層マッチした...

K’s今日の1曲 | 2022.06.12 Sun 23:22

ウクライナ産メロパワ - BIG HISTORY/PERPETUUM MOBILE

  日本では無名のウクライナ産メロディック・パワーメタル・バンド、BIG HISTORYによる07年リリースの唯一のアルバム。バンドが存続しているかは不明。 シネマティックなイントロから辺境めいたクサクサの母国語で疾走する壮大な幕開け。他の王道メロパワ・バンドとちょいと違った独創的なアレンジで、ゴシック&デカダンなニューウェイヴ系のゴリゴリとしたサウンド。?なんかまるで80Sニューロマンティックです。 ??がメロディアスなギターが印象的なキャッチーなナンバーでアルバム中珍しく正統派路線。 ...

MELODIC LEDGE RECORDS ブログ | 2022.06.11 Sat 19:38

非メタルゴシック、ザ・ブレス・オブ・ライフを聴く

LOST CHILDREN / THE BREATH OF LIFE (1995) ベルギーの女性ヴォーカルを擁する非メタル的なエレクトリックゴシックサウンドを聞かせていたザ・ブレス・オブ・ライフの3枚目のアルバム、このバンドも凝って何枚かアルバムを買ってしまったバンド、ヴォーカルがとても印象的でつい聞きたくなってしまう ヴォーカルのISABELLA嬢の歌声がとてもキュートでケイト・ブッシュのような歌声、影響されているのかも知れない、外見もケイト・ブッシュを彷彿させる、サウンド自体もエレクトロニックさを感じさせ独特な演奏を繰り広げる...

Rock Age ブログ | 2022.06.09 Thu 18:55

スウェーデン産ネオ・クラシカル・メタル - ヴィンディクティヴ/VINDICTIV

シュテファン・リンドホルム(G)率いるネオクラシカル・メタル・バンド、ヴィンディクティヴによる08年リリースの1stアルバム国内廃盤帯付。 イングヴェイの影響下にある流麗な速弾きとプログレ/シンフォ風味をまぶしたドラマティックな楽曲が特徴的。爽快感さえ漂うリズミックなリードトラック『Fool\'s Paradise』だけでその何たるかが分かる仕上がり。 3rd『Cage of Infinity』(13)ではマルコ・サンドロン(PATHOSRAY, FAIRYLAND etc)、4th『World of Fear』(15)では大御所マーク・ボールズがヴォーカルで参加していまし...

MELODIC LEDGE RECORDS ブログ | 2022.06.09 Thu 10:04

非メタルゴシック、ポール・フォレストを聴いてみる

AHOHYMOUS CAESAR / PALE FOREST (2003) ノルウェーの非メタル系ゴシックポップなサウンドを持つポール・フォレストの2003年リリースの5曲入りミニアルバム、これ以前にミニアルバム2枚と1stフルアルバムをリリースしている、なんか非常にポール・フォレストを聴きたくなったので取り上げてみる 非常にキュートな女性ヴォーカルの歌声、このバンドの魅力がこの歌声に帰結していると言っても良いだろう、まさに癒されるヴォーカル、サウンドもポップスをヘヴィにしたような楽曲、ピンク・フロイドの「Welcom To The Machine...

Rock Age ブログ | 2022.06.04 Sat 19:03

バッジーを聴いてみた

NIGHTFLIGHT / BUDGIE (1981) 今年の1月10日に唯一のオリジナル・メンバーでありバンドを引っ張って来た、ベース兼ヴォーカルのバーク・シェリーが亡くなって完全にバンド活動の復帰は無くなった、ずっとバークがバンドを存続させて来ただけに非常に残念でならない、そんな彼等の9枚目のアルバムである この時点ですでにバーク・シェリー以外オリジナル・メンバーは居ない、バッジーとしての9枚目のアルバムとなる作品は昔のバッジーを若干取り戻したような憂いのあるドラマチックなナンバーが聴ける、そしてバラエティに富...

Rock Age ブログ | 2022.05.30 Mon 20:06

ステイタス・クォーを聴いてみる

ROCKN` ALLOVER THE WORLD... / STATUS QUO (1977) イギリスのハードブギーバンド、ステイタス・クォーの10枚目のアルバム、前作のライブで一区切り付けたのか今作はこれまでのセルフ・プロデュースから外部の人間をプロデューサーに迎えている、ライブで必ず演奏する彼等の代表曲とも言えるジョン・フォガティ(元CCR)作のカバー「Rockn\' All Over The World」を収録 これまでの作品より荒々しさを抑え若干ポップよりに振れたような印象を持つ、そしてやたらに凝った作りのナンバーを聴かせる、ジョン・フォガティのカバー...

Rock Age ブログ | 2022.05.25 Wed 21:54

フォガットを聴いてみた

TIGHT SHOES / FOGHAT (1980) ハードブギーロックンロールバンド、フォガットの通算10枚目の「タイトシューズ」と題されたアルバム、で前作「ライブ」から1年も経たず同じ年にリリースされた、フォガットもナザレス同様イギリスのバンドながらアメリカに拠点を移して活動していたバンドでナザレス同様に頑張ってそこそこの人気を博していた存在だった 前作の野心的なサウンドから一転してそれまでのサウンドに返り咲いたかのようなブギーを土台としたロックンロールに回帰したと思わせる演奏だ、なので前作よりもロック色が...

Rock Age ブログ | 2022.05.19 Thu 21:52

ナザレスを聴いてみる

MALICE IN WONDERLAND / NAZARETH (1980) イギリスのハードロックバンド、ナザレスの通算11枚目日本タイトル「不思議な国のマリス」と題されたアルバム、ナザレスはデビュー後比較的早い段階でアメリカに拠点を移して活動していたのでアメリカのバンドと言っても良いくらいだ、今もメンバーを替えて活動中で50年以上の活動歴を持つ 1曲目を聴いて驚く、ナザレスがブギーを演じるのは記憶に残って無いな、正確に言えばブギー調のリフをちょいと聴かせる程度だが、あとレゲ風ナンバーも、全体的にはアメリカンナイズされて来た...

Rock Age ブログ | 2022.05.14 Sat 17:13

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