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JUGEMテーマ:progressive rock プログレの王者キング・クリムゾンのアルバムの中でも評価が分かれる今回の1枚は2ndと同じ’70年に発表された3rd「Lizard」です。前作から参加してるキース・ティペットの影響でジャズ色が強まっている。管楽器も大幅に導入。メル・コリンズのフルートも特徴的。ジャケは不思議な中性暗黒時代風。トカゲはどこに?やはりケチを付けるとボーカルのゴードン・ハスケルか。それまでのグレッグ・レイクが良すぎたというのもありますが。フリップの幼なじみと言うだけで参加し、クリムゾ...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.16 Fri 07:13
JUGEMテーマ:progressive rock HELDONは仏(ほとけではなく)プログレのトップでしょう。私も大変気に入ってるグループです。リーダーはRichard Pinhasで、彼の一人舞台ですが、キング・クリムゾンのフリップの信者であることは有名です。あの(後期クリムゾンの)フリッパートロニクスを一生懸命コピーしてるようです。音はシンセサイザー・バイオレンス・ミュージックといいましょうか結構刺激的です。インダストリアル・ノイズといってもよい。’77年の傑作「Interface」をあげます。はじめ...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.15 Thu 17:38
JUGEMテーマ:progressive rock 拳のレントゲン写真といえば日本のマスコミ(CDジャーナル)でさえ二度目の来日記事でドイツの至宝と讃えたバンドFAUSTの’71年作1stアルバムですよね。ドイツ語でバンド名は「」のこと。 LPが当時すごかった。透明のビニールジャケットに、透明のレコード。中に拳のレントゲン写真入りという凝ったもの。その頃のドイツ・ポリドールは彼らに高額の契約金を払い、廃校を使って自由に活動させたというのだから、豪気なもんです。当然この前衛音楽で奇怪な作品では商業的成功は得られなか...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.15 Thu 07:19
JUGEMテーマ:progressive rock カンチョーしてるわけではありません。Guru Guruの2ndアルバム’71年発表「HINTEN」のことです。’71年発表の2ndアルバム。ヒンテンはドイツ語で後ろのこと。近年来日もし、今回のも国内発売され、日本での人気もそこそこあります。このバンドを語る時に良く、ブラックユーモアという言葉が使われます。このジャケに由来するのか、悪趣味といった方がよいのでは。即行演奏が増した、ヘビー・サイケですが、アックス・ゲンリッヒの激しいギターは確かにユーモラスな音を出...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.14 Wed 20:23
JUGEMテーマ:progressive rock タイトルは 伝説的ロックグループであるノイ!の2ndアルバム「2」の邦題だったのですが、内容はかなり変わってます。もちろん日本でも人気ありますよ。1stの延長線上にありますが、制作中に資金が無くなってしまったと。そこで、出来た曲を早回ししたり、ゆっくりしたりで何とかアルバムを完成。それを知った日本の評論家が、「塩化ビニールの無駄使い」と酷評しました。LP時代、B面が異常に聞こえるプレーヤーは正常ですと解説されていた。しかし新しい手法とも言えますし、ずっと後に...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.14 Wed 06:54
JUGEMテーマ:progressive rock Klaus Schulzeといいますと若い頃は繊細そうなイケメンでしたが、今やエルトン・ジョンみたいになってしまいました。元アシュラテンペルのドラマー。彼は一挙に大量のCD作品(ボックス・セット)を発表することで有名。10・10・25・50・10・5と続きました。50枚組と25枚組を持ってますが、その大部分がダブってると知ってがっくり。彼は現在シンセサイザー奏者として一般にはプログレ・ファンにお馴染み。まず’72年作のファーストアルバム「IRRLICHT」(鬼火?)は正に鬼っ子的存在...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.13 Tue 22:37
JUGEMテーマ:progressive rock これまたヘビーでダークなドイツ魂炸裂のアルバム。タンジェリン・ドリームの1st’70年作「Electronic Meditation」。 アナログ盤時代日本でも出ました。Klaus Schulzeがまだドラムをたたいてました。瞑想と言うより悪夢ですね。間違っても入門用に聞いてはいけません。初期のアルバムにはリーダーのEdgar Froeseが子煩悩なのか、アルバムのどこかに自分の子供の写真が隠れてました。(彼のソロも良いが結構入手困難。)それが後のメンバーになる息子ジェローム・フローゼ。ロックで親子バン...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.13 Tue 07:42
JUGEMテーマ:progressive rock ARTHUR BROWN'S KINGDOM COMEの3rdアルバムが'73年発表「Journey」 なんですが、最終兵器として前面に押し出したのが、なんとリズムボックス!当時はまだ珍しかったのか?テクノ・ポップの時代までは結構流行ったが。Bryan Ferryがジョン・レノンの追悼のために「Jealous Guy」でリズムボックスを使ったのが'81年頃だから良いのかな。 テルミンまで使ってるそうで、彼の変幻自在さに結構整った曲もあり、名盤といえます。 試聴はここYouTubeは以下1.Time Captives: 3.Gypsy4.Supe...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.12 Mon 23:34
JUGEMテーマ:progressive rock ポップアート的なジャケに、延々と続くハンマービートとメロディー。ノイ!は元クラフトワークの初期のメンバー二人が結成。ギターのミヒャエル・ローターにドラムのクラウス・ディンガー(最近死去)。この同名のファーストアルバムは’72年発売され、当時は殆ど注目されなかったが、その後エレクトロ・ミュージック以外に、ニューウエイブ/パンクに大きな影響を与えたと。当時の邦題(LP)は「宇宙絵画」だったか。結構テイチクもいい加減。視聴はここ。YouTubeは以下1.Hallogallo:...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.12 Mon 14:28
JUGEMテーマ:progressive rock 彼らのことは以前にも紹介しましたが、私が学生時代に初めてArthur Brown's Kingdom Come のLPを聞いたのは編集盤で「The Lost Ears」というものでした。ジャケの写真では、いかにも変人風にいろんなメイクをして、おちゃらけたおじさんだなーという印象でしたが、サウンドは強烈。エレクトリックであったり、テープ編集などによる意表を突く変態的で不思議な音、ボーカルは結構な迫力で熱唱したり。未だに日本であまり注目されてないのが残念。欧米でも「Fire!」の大ヒット程度の一発...
熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.12 Mon 10:31
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