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崩壊

JUGEMテーマ:progressive rock  アモン・デュール(Amon Düül)は、1967年に西ドイツのバイエルン州ミュンヘンで生まれた政治・芸術コミューン。三日間のセッションをまとめて1stアルバムとして発売し、今回の2nd原題「Collapsing/Singvögel Rückwärts & Co.」を’69年に発表しますが、同じセッションを編集したもの。結局5枚のアルバムを出してますが、3rd以外は全て同じ音源。 ジャケは真っ黒で、内側の絵と逆にすれば良かったと思うが。ギター、ベース、ドラム以外は...

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.21 Wed 19:11

サイクロン

JUGEMテーマ:progressive rock  タンジェリン・ドリームはシンセサイザーロックの最高峰、’60年代末にベルリンで結成され、親子バンドとして未だに活躍中。 サントラ(’77年映画『恐怖の報酬』)をのぞいて、前々作で親しみやすいメロディーを導入して、前作でライブ、そして本作’78年「Cyclone」ではとうとうボーカルまで導入してしまいました。最初の黄金期といわれる時期のメンバーであるPeter Baumannが抜けたこの頃は、一般的には低迷期といわれますが(次作まで)、TDを知らずに聞けば、傑作と言っても良いと私...

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.21 Wed 09:55

コズミック・ジョーカーズ

JUGEMテーマ:progressive rock   ジャーマン・ロックの立役者といわれるロルフ・ウルリッヒ・カイザー氏は’70年にドイツ国内のミュージシャンに作品発表の場を与えるべくオール・レーベルを設立。その他にもピルツ、コスミッシェ・ムジークというレーベルを作る。 最後のはカイザーの個人的レーベルという色彩が強い。運営期間は’73年からわずかに2年間。スペース・サイケデリック・ミュージックが中心です。LP時代もすぐ廃盤になり、集めるのに苦労しました。その中にもコズミック・セッション物というシリーズ5作...

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.21 Wed 07:15

缶詰開けると音楽が

JUGEMテーマ:progressive rock   の代表的プログレバンドのひとつが「カン」です。ロック、ジャズ、現代音楽を基礎としているメンバーで結成され、キーボードのイルミン・シュミットや、ベースのホルガー・シューカイのような30過ぎのおじさんもいました。当時のボーカルは日本人のダモ・鈴木。一見ただのフーテンにしか見えない男。今回は代表作で’72年作の4thアルバム「EGE BAMYASI 」。やっぱり普通じゃないです。視聴はこちらYouTubeは以下 2. Sing Swan Song: 4. Vitamin C:まさに日本人のボー...

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.20 Tue 23:59

イーノ

JUGEMテーマ:progressive rock  プログレの大御所Brian Enoは環境音楽の先駆者としての方が日本では有名でしょうか。Win.95起動時のメロディーも作曲。私はロキシー・ミュージックの元メンバーというイメージの方が強い。リーダーのブライアン・フェリーよりも派手で目立ったためか、バンドに二人のブライアンは要らないと難癖付けられて、脱退させられたと。この頃はずっとけなげにEnoと名乗ってた。まずは彼のファースト・ソロアルバム’73年「Here Come the Warm Jets 」をあげます。彼のアルバムの中ではかなり気に...

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.20 Tue 07:43

甘美な時間と爆弾

JUGEMテーマ:progressive rock  ニコニコ動画近年になってクラスターも日本で少しは知られるようになったようです。 イーノのおかげでしょうか。彼らの3rdアルバム「Zuckerzeit」は訳せば“甘美な時間”。初期クラフトワーク的実験電子音からイーノ風アンビニエントに移る過程の比較的聞きやすい’74年作。視聴有りYouTubeは以下1.Hollywood: 2.Caramel: 4.Rosa: 5.Caramba: 7.James: 10.Hei遵me Lippen: 今話題になっているクラスター爆弾とは関係ありません。 不発弾による事故...

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.20 Tue 07:22

浪漫

JUGEMテーマ:progressive rock  タンジェリン・ドリームは、’60年末から現在まで膨大な量のアルバムを発表していますが、ディスコグラフィーは最初に述べたように分類されており、一般的にはThe Virgin Yearsの今回の作品’76年発表「Stratosfear(浪漫)」から次の第三期The Blue Yearsの最後までをお薦めしています。TDはコアなファンが多いので、酷評され始めた時代です。リズム・メロディ・ハーモニーによる伝統的な音楽手法になってしまってます!さすがに一般的な視聴者はこのあたりから聞くようになった人は多い。これ...

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.19 Mon 20:13

ミサ ニ短調

JUGEMテーマ:progressive rock ワパスーの'76年発表2ndアルバム(メジャーでは1st)の「Le MESSE EN RÉ MINEUR」の邦題です。日本でも出てたんですね。中世ヨーロッパ暗黒時代的暗鬱さのかげりを伴う、浮遊感のある、審美的世界。通しで1曲です。特にバイオリンが良いですね。やはりフランスのバンド。テクはもう一つ。試聴はここYouTubeは以下 La Messe en ré mineur:

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.19 Mon 15:32

ヘビーなオルガンがたまらん!

JUGEMテーマ:progressive rock  ヒプノシス作の見開きジャケットが印象的なQuatermassの唯一の作品である’70年同名のアルバムは、サウンド的に、ハードロックとプログレの中間にある大傑作といえます。ギターレスのキーボード(ピーター・ロビンソンは王立音楽院卒後チャイコフスキー・コンクールへ招聘された超逸材と)、ベース、ドラムというのがプログレ・ファンにうける。それにしてもヒプノシスはプログレ系で良い仕事してますね。私がLPを初めて買ったのは少し遅れて再発盤でつまらない恐...

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.19 Mon 07:17

ホワイトノイズ

JUGEMテーマ:progressive rock  極めつけに好きなエレクトリック・ミュージック。これぞ知る人ぞ知る!一曲目から不思議な中性的ボーカルが不安感をかき立てます。それはWHITE NOISEのファーストアルバム「An Electric Storm」。コレが’69年発売だなんて信じられない。一曲作るのに数ヶ月かかったという、人力不気味電子ポップ。LP発売当初は日本に100枚ほどしか輸入されなかったそうだが、当然LP持ってました。現在CDもあります。メンバーは米国人デヴィッド・ヴォーハウス一人。アメリカもやれば出来るじゃ...

熱湯浴の右回りは続く | 2009.10.18 Sun 17:04

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