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月光に種をさらせり明日は晴げつくわうにたねをさらせりあすははれ行きつけの蕎麦屋さんで晩ご飯を食べていたら蕎麦の種をいただきました。一ヶ月ぐらいで花が咲きますよ、とのこと。Exposed the seeds to moonlightWill be fine tomorrow蕎麦の種を机の上で並べたらカリカリと硬くて、月が綺麗な夜でした。炎環阿佐ヶ谷ナイト句会2013年10月 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.11.01 Fri 00:11
目凝らせば袋小路に扉あり めこらせば ふくろこうぢに とびらあり これから夏が来る時に、作った句です。 緑が茂ってきていて眩しい日。 でも、自分は袋小路の中にいて。 うっかり人の部屋に入った虫が、 めったに開かない窓や扉から外へもう一度出るのは厳しい... 季語のない句なのですが 句会に出したら選が入って、力づけられた気持ちになりました。 そうして厳しい夏が過ぎて、晩秋になって When one door is closed, many more is open. (Bob Marley/1945-1981) ひとつのドアが閉まっている時、もっと...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.10.20 Sun 17:33
エチュードへ針をおとせり百合の夜えちゅーどへはりをおとせりゆりのよる練習曲へ、針を落とすのはなぜ?むせかえる百合のかおりDrop the needle to etudeNight of lily新黄金俳句会 松川洋酔句座 2013年7月句会にて『針をおとせり』だからレコードのことであろう。そう言えば、蓄音機のラッパは百合の花にも似ている。という評をいただき、少ない言葉で情景に気分を盛り込むのは難しいのですが読んでくださる方の想像力を信じていきたいと思いました。写真は、時々ランチを食べに行くお店の入り口です。いつも白い百合が飾ってあって...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.10.16 Wed 23:45
安曇野の空気を啜る走り蕎麦あずみののくうきをすするはしりそばまつげぱっちり もみじのめふっくらほおは こおりかなおちょぼぐちは どこかしらするするすると いただきますSuck in just-harvested soba with the air of Azumino毎日新聞 ケータイ写真俳句[9月6日正午〜13日正午受付分]入選選者:大高翔先生「安曇野の空気」だけでも美味しそうですが、「走り蕎麦」と共にであれば、さらに美味でしょう。軽やかで洒脱な、挨拶句がいいですね。俳誌「銀漢」2013年10月号 -金星句会- 掲載俳誌「銀漢」2013年12月号 -星雲集 伊藤伊那...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.09.29 Sun 17:18
日なたにもひとすぢの風 涼新たひなたにもひとすぢのかぜりやうあらたA breeze into a sunny placeBrand new coolness毎日新聞 ケータイ写真俳句[8月30日正午〜9月6日正午受付分] JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.09.18 Wed 00:24
夏風邪の喉をいつたりきたりかななつかぜののどをいつたりきたりかな寝ることと、病院へ通うことに終始した8月でしたが、それはそれで良かったのかなぁ、と思いました。病院の待合室で、ボーとしながらいろいろ考えたり。毎日だるくて、眠気と微熱との合間でいろんなことをおざなりにしましたが、それでも仲良くしてくれる人達がいたり。それでも人生は進むのだなぁと。内省的に過ごしました。Summer cold goes back and forth between a throat病院の帰りに寄ったカフェの写真を添えて。信濃毎日新聞「信濃紀行 第4回全国フォト×俳...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.09.11 Wed 01:29
白芙蓉繰りかへし云ふさやうならしろふようくりかへしいふさやうならWhite cotton roseGood-bye to say repeatedly繰りかえし云う グッバイ長すぎる夏休みに暑すぎる太陽に今朝の白い花に繰りかえし云う さようなら毎朝笑いかける花は繰りかへし云ふ さやうなら夜には閉ぢて...毎日新聞 ケータイ写真俳句[8月23日正午〜8月30日正午受付分]金賞選者:大高翔先生「白芙蓉」が情感を秘めた美しさを感じさせます。「繰りかへし云ふさやうなら」には、別れを言い聞かせているような、別れ難いような場面を想像しました。またいつか白い芙...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.09.07 Sat 10:24
横を向く四角い眼鏡 秋の昼 よこをむくしかくいめがねあきのひる ボーと待っている時間も、良いものだなぁと思いました。 日頃はなにかと追われがちですしね。 Square glasses are facing sidewaysat autumn noon 四角い眼鏡は、横を向くと...一直線になりました。 仮名句会8月 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.09.01 Sun 12:25
百日紅 燃え尽きかけて いよよ濃しさるすべりもえつきかけていよよこしさるすべり〜百日紅〜が好きです。夏の暑い盛り、ずっと花をつけていて、まぶしい。今年の暑さにも負けずに、会社へ行く途中や、寄り道した先に。ふと見たら、花びらの先がチリッと灼けていて、灼熱の太陽の下で、咲き続けていたんだなぁ、と。青空は濃くて、紅色が、ますます濃くなっていくような気がしました。Crape myrtle is about to burn out and deeper and deeper六本木ヒルズの百日紅です...仮名句会8月俳誌「銀漢」2013年12月号 -星雲集 伊藤伊那男選- ...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.08.31 Sat 18:25
窯の火は神の領域 夏銀河かまのひはかみのりやうゐきなつぎんが妹の結婚式が沖縄で行われて、その次の日に、家族で読谷村の焼き物の里へ行きました。登り窯は、まるで龍のように、しっぽを空に向けていて、口には火を咥えていました。沖縄の夜の空は、さとうきびのざわざわした音と漆黒。焼き物といえば、20世紀を代表するイギリスの女性陶芸家ルーシー・リー。ショッキングピンク、ブルー。哲学的なフォルム。電気釜で、電気によってできるだけ火をコントロールする、都会の中の窯。それでも、焼き上がってみないと、分からない。長良...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2013.08.13 Tue 22:54
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