[pear_error: message="Success" code=0 mode=return level=notice prefix="" info=""]
小さき木の育つ古屋根 苔の花 ちさききのそだつふるやねこけのはな 根津美術館の庭にある、東屋の屋根に、 ふわふわとした苔と 育ちはじめた小さな木がありました。 [FUKUU's photo haiku] A little tree grows on an old roof, with flowers of moss. 昔住んでいた家の勝手口へ向かう、池の横の小路に、 苔の生える場所があって、 小路の始まりと終わりは、十歩ぐらいの距離で 一歩あるくごとに苔の種類が変わっていきました。 苔のかたちは、それぞれデコラティブで、 緑のグラデーションが入...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.06.23 Sat 05:14
薪能 光と闇を分かつ笛たきぎのうひかりとやみをわかつふえ日本古来の笛の音が好きです。まず息がもれていくような、風が吹いていくような音がして、追ってピーッと高い音が鳴ります。まるで、風に舞っている鳶が鳴いているような...会社の先輩に、能のチケットを譲っていただいたことがきっかけとなり、能が好きになりました。舞台に描かれた老松、色彩あざやかな衣装、幻想的な舞。そして、切り裂くような笛と鼓と、震えるような地謡...夜桜能を観に行きました。照明が桜を浮かび上がらせて、桜へ篝火が映えて、幻想的な舞台。照明が...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.06.19 Tue 05:54
夜の虹 すこし酸っぱい珈琲を よるのにじすこしすっぱいこーひーを いろいろな人がいろんなことを言います。 善意であれ、悪意であれ、 雨嵐… 家に帰り着く前に 真夜中まで開いているカフェに寄りました。 優しくて、すこし酸っぱい珈琲を。 白い店内、シャンデリア。 天井から下がるガラス飾りが、電灯を屈折させて、 壁に虹がかかりました。 白のなかへ、七色のスペクトル。 雨があがる。夜の虹。 窓枠に息づく、七色の虹へクリックしませんか→ 幸せへの架け橋をつなぐように、優しく...※ク...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.06.13 Wed 21:56
香の失せて 朽ちゆく薔薇の 美しき かのうせてくちゆくばらのうつくしき 中川幸夫さんという花人がいて、 咲ききって朽ちていく花を活け、 時には花をつぶして紅い固まりを活け、 花を搾った液で書を書いていたことを、知りました。 残された写真の数々は美しく、うっとりとしました。 朽ちゆく過程の萎び方や造形の美しい瞬間を、ご自分で撮影されていて その見極めの鮮やかさ... 書道を本格的に始めるきっかけをくれた 書家 七澤菜波先生も、朽ちゆく美を表現していて 散って地面に横たわる花や、路地裏で...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.06.10 Sun 23:45
金網へ 黄薔薇の円舞 続きたりかなあみへきばらのえんぶつづきたり 黄薔薇のワルツ きいろいワルツ くるくる廻って はみ出した 金網のそとへ そとには光が... ありそうだったから (顔をのぞかせたのは、小さな薔薇の円舞) [FUKUU's photo calligraphy haiku]To the wire net, the waltz of yellow roses continue. 金網ごしにクリックして黄薔薇と円舞しませんか→ ※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m 昨日、入社してからずっと使っていたホチキスが壊れまし...
FUKUUの写真&書芸俳句、または五七五&短歌 | 2012.06.09 Sat 01:14
春空の ほどけ初む先 つかみたしはるぞらのほどけそむさきつかみたし冬の間、きっちりと空を編み上げていた糸が春になって、ゆるんで、ほどけてきているようですああ、ピンク色の糸が、ほどけながら落ちてきました・・・やわらかく、たなびいています新しいところへ、つながる糸その先をつかみたいです・・・[FUKUU's photo haiku]I want to catch the destination of the spring sky begins to unravel.クリックして、春空の糸をつかんでみませんか^^→※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m平野 壮弦先生のSOGE...
FUKUUの写真&書芸俳句、または五七五&短歌 | 2012.06.07 Thu 23:08
葉桜の育ちて 雨の降り始む はざくらのそだちて あめのふりはじむ 空がみえないほどめいっぱい咲いた 花が散って 空へ 小さな点を打つような 若葉が芽吹き 日に日に大きくなって 重たくなって 空がみえないほど茂って 雨を受け止めているので 葉桜のトンネルで あまり濡れずに歩けました もうすこし葉が育ったら 入梅なのでしょう... [FUKUU's photo haiku] A cherry tree with early leaves grows up, and it begins to rain. 葉桜が受け止め、滴る雨雫へクリックしませんか→ ※クリックがラン...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.06.07 Thu 03:12
紫陽花の固き蕾や 明日は雨あじさいのかたきつぼみやあすはあめ紫陽花のつぼみも また 美しき...The buds of the hydrangea are firmly, and it will be rainy tomorrow.小さな緑色のつぼみへクリックしませんか→これから広がって色づいていく...そして、梅雨がやってきます...※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m第五十三回 2012年5月 「湯島句会」作品集掲載俳誌「銀漢」2012年9月号 -星雲集 伊藤伊那男選- 掲載 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.06.06 Wed 00:28
ティーカップ 鳥がハミングする 皐月 てぃーかっぷとりがはみんぐするさつき ハートを抱えて 飛ぶ 心優しき仲間との おしゃべり 未来への不安はあれど、 分かち合える仲間と ティーカップで ハミングしよう... [FUKUU's photo calligraphy haiku] In a teacup, birds hum in May. クリックして一緒に、お茶をしませんか→生ラスクと味噌チーズをつまみながら☆ ※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m 神保町の古書街を歩いてカフェテラス古瀬戸でひとやすみ☆ 毎日新聞 ...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.06.05 Tue 08:20
吹けば飛ぶ 紙の軽さよ 薔薇の園 ふけばとぶ かみのかるさよ ばらのその やはらかき風 吹けば飛ぶ 紙の軽さよ 薔薇の園 薔薇三本 SOGEN書芸塾ARC(主宰;平野壮弦先生)の五月のお教室は、 新宿御苑の 葉桜の木漏れ日が、気持ちよくこぼれていく一角でした。 紙は軽く、そよ風でも飛んでいってしまい、 建物の中とは違い、常に紙を押さえていなければならないので、 そのことに気がいってしまい、物事はゆっくりになってしまいました。 しかも、五月の公園は気持ちよく、 どちらにして...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.06.03 Sun 19:35
全455件中 401 - 410 件表示 (41/46 ページ)