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潮引きて とろりと泡を吐く浅蜊しおひきてとろりとあわをはくあさり 鎌倉の海岸の、灰色がかった砂浜が、好きです。 波打ち際で靴を脱いで、裸足で踏むと 灰色の砂の中から、海水と混じった黒い砂が、 やわらかく浮かび上がって足の周りを包んでくれます。 南の島の、珊瑚が作り出す白い浜は、白がブルーを反射して、鮮やかで、キレイだと思うのですが、珊瑚の破片がちくちくと刺すので、裸足で歩けず... 鎌倉の海岸が懐かしくなります。 しゃがみこむと、いろんな色の小貝がたくさん住んでいます。潮が引...
FUKUUの写真&書芸俳句、または五七五&短歌 | 2012.05.08 Tue 22:43
ふらここの錆びの香りの 野原かな ふらここの さびのかおりの のはらかな ふらここ;ブランコのこと [FUKUU's calligraphy haiku] Here is a field with the scent of the rust on the swing. ふらここへクリックして乗りませんか→ どんな景色がみえますか...※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m 第五十二回 2012年4月 「湯島句会」作品集掲載 JUGEMテーマ:花の記憶
FUKUUの写真&書芸俳句、または五七五&短歌 | 2012.05.05 Sat 00:36
街灯に透く陰翳や 八重桜ぐわいとうにすくいんえいややへざくら都会の空は、黒くならない都会の空は、いつだってグレイ一晩中灯る街灯が、空を照らすからそして、街灯は、陰翳をも照らしだす。高層ビルと首都高速の谷間のような、公園の八重桜。幾重にも重なる花びらの、向こう側がほんとうは見えないはずの、奥のほうが街灯に透くような...[FUKUU's photo calligraphy haiku]Shades to be translucent to a streetlight, it is a double cherry blossom.グレイな階段をクリックして歩いてみませんか→都会の谷間にある、空も階段もグ...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.05.04 Fri 00:08
ひこばえの 精いつぱいの 花ひとつ ひこばえの せいいっぱいの はなひとつ ひこばえ;春、切り倒された木の根元や、切り株から萌え出る新芽。生命力の象徴。 ちらちらと桜の花びらが降る中、ほとんど葉桜で最後の花が降りしきる中、 カナルカフェを見下ろす飯田橋のほとりの桜の木の下で、 お花見しながら、書を書きました。 昨夜から仕込んでくれたという仲間の愛情のこもったおでんを食べながら お酒を飲んでのんびりしたら、お呼ばれされて行ってみたら、 もうすっかり雰囲気のある、かわいらしい書が待って...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.05.02 Wed 05:20
何処からか鳥の声して 四月尽どこからかとりのこえしてしがつじん何処からか 鳥の歌声が聴こえる。気温が上がったせいか、緊張がとけたような 柔らかい声。余韻が ゆっくり転がる。鳥の姿は見渡しても見えない。空を転がる歌を聴いて 四月が終わる。The birdsong comes from somewhere,and April is ending.四月の終わりに 陽が 空から射して...晩春を歌う♪朱色へ クリックしてみませんか→ ※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)mIn Japan, the new fiscal year and the academic year begin in April, with cherr...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.04.30 Mon 12:26
レコードの溝 滑りゆく 春の宵 れこーどの みぞすべりゆく はるのよい 初めて一人でクラブへ行きました。 夜の11時から朝の5時まで。 勇気を出した理由は... フジロックフェスティバル2011で観て好きになったバンド THE DEKITS の DJで、バンドのルーツとなるイベントだからです。 木曜日の夜なので、金曜日の仕事の休みをとって 仕事をいろいろ片付けて、行きました。 遊びに来ていたお客さんやTHE DEKITSのメンバーとおしゃべりできたのですが... 一人だから緊張するし、やっぱり寂しかったです。 THE DE...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.04.29 Sun 23:17
目借時 ただただ水の溢れゆくめかりどきただただみずのあふれゆくHere comes the season of frogs' borrowing human eyes,the water merely overflows.目借時;蛙の目借時〜晩春、蛙が人間の目を借りるので、眠くなる頃眠くてしかたがない時の、抗いがたい流れをクリックしませんか→※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m蛙の口から吐き出された水が、まるく溢れて、ただただ流れていきます...毎日新聞 ケータイ写真俳句[4月13日正午〜4月20日正午受付分]掲載俳誌「炎環」2014年7月 -炎環集- 掲載 JUGEMテーマ:花...
FUKUUの写真・書芸俳句、または五七五、または短歌 | 2012.04.28 Sat 20:32
エッセイを書きました★「速さの魅惑」 福田 泉私にとって俳句の魅力とは、「短さ」で、一読するのに、僅かな時間ですむところです。(味わうとなると、反芻したりしてじっくり時間がかかりますが、始めの一読は短いです。)作句には時間がかかることもありますが、読んでくださる方の時間を取らないところが魅惑的です。なぜなら、「今は短い文章の時代だ」と思っているからです。仕事上の知り合いや友人とコミュニケーションする手段として、インターネットで自分を表現しなければ取り残されてしまうかもし...
FUKUUの写真&書芸俳句、または五七五&短歌 | 2012.04.25 Wed 22:14
夢路かな 雨傘させば降る桜 ゆめじかな あまがささせば ふるさくら Here comes a dream lane, when an umbrella is put up, cherry petals are falling. 鏡の向こうへ、クリックしてみませんか→ 桜の花びらが、ずっとちらちらと、いのちの時と舞いながら、春雨へ散っていました...※クリックがランキングの順位に反映される仕組みですm(_ _)m 毎日新聞 ケータイ写真俳句[4月6日正午〜4月13日正午受付分]入選 俳人 大高翔先生より 「雨傘」に「降る桜」にリズムがあるようです。 その...
FUKUUの写真&書芸俳句、または五七五&短歌 | 2012.04.24 Tue 23:30
散り初むる桜の横に 可愛い葉 ちりそむる さくらのよこに かわいいは 花を支える茎の 産毛が、 愛らしく 可憐に、透けていました... 萌え出たばかりの若葉が、 初々しく 可憐なエメラルド色に、輝いていました... 可愛い葉と引き換えに、散りゆく桜の 可憐で薄いピンク... [FUKUU's photo haiku] Neighboring the cherry blossoms began to fall, leaves are lovely. 散らさぬよう、そっとクリック...→ やわらかくて、やさしい、花びらです... ※クリックがランキングの順位に反映される...
FUKUUの写真&書芸俳句、または五七五&短歌 | 2012.04.21 Sat 10:31
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